小学生の夏休みの宿題考
夏休みというものは、小学生の親たちにとってとってもたかーいハードルが待ち構えているようなそんな感覚に襲われるとても大変なイベント、という家庭も少なくないのではないでしょうか。
私自身、子育て歴10年目にしてようやく「夏休み楽しい〜!」と思えるようになった気がした今年の夏休みでした。
そして、難しい顔をしてしまうご家庭の懸念材料の一つは、きっと、夏休みの数々の宿題!
“それをしないと誰に、どんな結末が降りかかるかな?”
と考えることで〈課題の分離〉をする課題を整理する作業をしてみると、宿題をしないことでふりかかる結末は、例えば、‘先生に怒られる’とか、‘成績が下がる’とか、はたまた‘何も起こらない’とかもあるかもで、それはやっぱり親ではなくて子どもに降りかかってくる結末ですよね、ってことで宿題は子どもの課題と私は捉えています。
今年の夏休み、我が子は自分ができることを自分の範疇にあるもので選択し、自分たちなりに終わらせていました。
それはそれでとっても素敵だなあと思ってはいるのですが、でもでも…と、先日あったグループの集まりでメンバーさんと話していて気づいたことがありました。
とにもかくにも一番大切なことは、「勉強って楽しい!」「知ることって嬉しい!」と思ってもらえることなんじゃないかな〜ということ。
はいっ、当たり前のことですよね汗
その方がおっしゃっていたのは自由研究の宿題に対する見解で、
「配偶者が研究職で実験がお仕事。一回で答えが出るとは思っていないんです。実験では失敗も当たり前で『正解』というものはないから、むしろたくさん回数を重ねて実験をすることって楽しいって思って欲しいんです。あとは、親子の楽しいコミュニケーションツールになってます。」
ということ。
(わーその視点今までどっかに置いて忘れてきちゃっていたかもー。そうそう本来そうだったんだよね!わー!!)
と身体中に、その瞬間あったかい空気が流れ込んできました。
人が何かを吸収するときって、そういう楽しいとか感じるときだなあって。+プラスの楽しいっていう気持ちこそが初めの第一歩で大事なんだよね、なあんて。
そのために「協力」して暮らしていく。
初心忘るべからず。
ですね。
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