老人ホームの看護師 スローグッバイ
老人ホームの看護師として働く傍ら、写真・映像のお仕事、架空の酒屋「あおにさい酒店」としてイベント開催、老舗の地ビール会社「横浜ビール」と共に新成人、大学生へエールを贈る「カンパイ・ニュー・ワタシ」プロジェクトの進行、来春自費出版する「雑誌あおにさい(テーマはビールのある場所、振り返ればハレの日)」の制作などをしてきた2019年の私。
精神的な意味で「結局何がしたいのか?」を考えた1年だった。感情に訴えるような話ではなく「結局何で生きているのか?」って話だし、私のポップな「死生観」って感じだ。
総合病院の内科急性期病棟に勤めて、看護師偏差値20みたいな私は見事にポンコツまっしぐら。他人に自分が看護師だと名乗れる自信すらなかった。そんなこんなで転職した老人ホームをきっかけに、私は生活を取り戻した。看護師という仕事が本当に苦手だ。でもおじい&おばあさまとの関わりが生むエピソードはナナメ上が常なのでそれが本当に好きだったし、そのお陰で看護師でいることを嫌いになれなかった。厳しく育ててくれた上司、パワフル主婦の介護士さん達、海外へ旅立った底抜けに明るい純粋なギャルも出会えて良かった。老人ホームで経験した多くの看取りも「生きる眩しさ」を学ばせて頂いた大切な記憶だ。老いることも、病気を患うことも、死ぬことも生きることじゃん?死に様は生き様で、全てはどう受け入れるかだ。
私は「生きる眩しさ」を表現したい。写真・映像を撮る、文章を書く、イベントを開催する。色々な人や企業と関わり形に昇華する事で、私一人じゃ生まれない考えや楽しみを味わえるはずだ。だから、来年はこれらをライフワークにするよ私は。てな訳で、老人ホームの看護師にスローグッバイ!!
▽2019の記録あれこれ
①イベント(企画)
②撮影(一部ディレクション含む)
③ミュージックビデオ(撮影・監督)
▽2020個人的にしたいこと
短編映画の監督・撮影
ミュージックビデオの撮影
ポートレート撮影と文章の記録を年間通して続ける
舞台のビジュアル撮影
アイドル(いわゆるアイドルから概念のアイドルまで)のポートレート撮影
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