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番外編:夫婦実例vol.1【わさび夫とその姑の話①】

こんにちは。


私は、今は婚活トレーナーをやっていますが、昔から色んな方のお話を聞く機会が多く、よくお話を伺っていました。ですので、既婚の方からも、悩みや話を聞いてほしいと言っていただく機会が多々ありました。


その中で、ここでは、実際に聞いた夫婦実例をもとに、「婚活において注視するポイント」を交えて、お伝えしていきたいと思います。

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《夫婦実例vol.1 わさび夫とその姑の話》 


◆基本情報◆

A子さん   33歳女性  年収700~800万円想定
有名企業に務める可愛い雰囲気のキャリアウーマン。
家事は不得意。堅実な性格。

A子さんの夫 45歳男性 年収1,500万~2,000万円想定
広告代理店の子会社に勤める役員。
一人息子のため、両親に溺愛されている。

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お仕事を通じて知り合ったお二人。
当時、A子さんにはお付き合いしている彼がいました。A子さんの夫は、その時からずっとA子さんに好意を抱いていたようです。A子さんが、彼と別れてすぐにアタックし、1年間の交際の末、お二人は結婚しました。

夫婦ともに、年収も高く、一般的にハイレベルといわれる夫婦同士です。
お互いに仕事も忙しいですが、旦那様の年齢も高めということで、
A子さんは、早くお子さんを望んでいらっしゃいます。

※ 相談者はA子さん(女性)です
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▶違和感1
夫は実家が大好きで、月1回は実家に泊まり、A子さんにも強要


長男で一人息子のA子さんの夫は、とても家族想い。A子さんの夫は、義理のご両親が年をとってから生まれた子供で、45歳になった今でもご両親から溺愛されています。


すでに80歳近い義理のご両親が心配で、しょっちゅう様子を見に帰る夫に、初めの頃もA子さんは、家族想いで、優しい人だと好感を抱いていたようです。


ところが、毎月毎月実家にいっては、必ず宿泊する。しかも、夫だけならまだしも、A子さんも一緒に泊まるように強要してくるようになりました。


さすがにA子さんも毎月では、気疲れするし、仕事も忙しい、他人の家に泊まると休めないため、「一人で行ってほしい」「せめて日帰りにしてほしい」と頼むものの、聞き入れてもらえないといいます。


ご両親も45歳の夫を溺愛しているため、帰ってくると大喜びで、豪華な食事でもてなされます。実家に帰った夫は、自分の家だからか、すぐに1人で風呂に入り、寝転がってTVを見始めます。そして、妻のA子さんを平気で1人にします。そうして、A子さんはその間、年老いた義理の両親を相手に、毎回気疲れしてしまうのです。


▶違和感2
夫の母親の料理を持ち出し、同じように作るよう強要


夫の母親は専業主婦でした。80歳近いことを考えても、その時代は専業主婦の方は多かったでしょう。夫の父親は、大学の教授で厳格な家庭。だから、常に母親は家にいて、家事は完璧、家はいつ行っても綺麗で、味噌汁は出汁からとって、毎回米を炊く、漬物は手作り、そんな家庭だったといいます。


一方のA子さんのご家庭は、両親共働きで、ご飯を家族一緒に食べる時間も少なく、A子さんは姉と一緒にご飯を食べることが多かったと言います。それでも、家族みんなが理解があり、家族仲はとても良好でした。


そんなある時、A子さんは仕事で遅くなり、疲れたために、今日は手抜きをしようと思って、スーパーで寿司を買って、帰宅。夫と家で食べようとしました。


食事の準備をしていたときに、夫が寄ってきて


「わさび、擦って。これは食べれない」


A子さんは、はじめ何のことかわからなかったと言います。


話を聞くと、夫は、市販のわさびチューブやコンビニやスーパーの惣菜に付いているパッケージわさびは、味がおかしいから、食べられないというのです。


挙げ句の果てには、夫の実家では毎回、生のわさびが擦られた状態で出てくるから、同じようにして欲しい、と要求してきたのです。


A子さんは、唖然としました。


A子さんの実家ではチューブわさびが普通で、生のわさびなんて、スーパーで探したこともなかった。生のわさびって、そもそもどこで売ってるのか?


高級な料亭や和食の店ならまだしも、日々の生活の忙しい合間をぬっての食事でも、わさびを擦らないといけないのか?理解のない夫にA子さんは、イライラが募りました。


私も思わず、「えっ?旦那さんは長野県の水が綺麗なところの出身なの?!」聞いてしまいました。もちろん、そんな所のご出身でことはありません。


A子さんは、もともと家事は苦手で、料理はあまり得意ではありませんでした。それでも、忙しい中、頑張って、工夫してやりくりをしていたにも関わらず、気遣うどころか、当たり前のように「わさびを擦って」には、積もりに積もった感情が爆発したそうです。


ちなみに、この現象は「わさび」だけに限らず、生姜も大根おろしも同様だとか。もちろん、冷凍食品やレトルト食品もダメ。夫曰く、母親がそんなもの使ったことがないから、自分は食べられない、と言うのです。


どんな、無添加食品好きな赤ちゃんだよ、、、思わず、私もツッコミました。赤ちゃんになら、親が与えるもの、45にもなって自分からねだるとは、脳みそまで赤ちゃんなのかもしれません。


▶違和感3
結婚してから感じた、育った環境による価値観の相違


仕事を通じて出会った2人は、1年間の交際をしましたが、その間は同棲もしませんでしたから、外食がメインで、それが2人にとって普通でした。


夫もA子さんも年収が高いため、毎回外食でも困りません。また、お互い仕事を通じて出会っているため、夫はA子さんが、忙しいこともわかっています。


そこに、A子さんは仕事にも理解があり、外食に抵抗がないなら、仕事が忙しい時も家事の選択肢が広がるなと、結婚後もやっていける、と安心していました。


ところが、結婚した途端、夫から家で食事を作るように強要されるようになりました。一人暮らしの時は、コンビニや外食でも良かったけれど、家に帰るなら、食事は家で食べたいと夫が言い出したのです。


初めのうちはA子さんも、「夫がそう言うなら」と嬉しくて頑張っていました。しかし、A子さんの仕事が忙しくなるにつれて、家事が辛くなってくる。たまには、手を抜きたい日もあるけれど、夫はA子さんが遅くに帰ってきても、可能な限り、作るように強要しました。(最近では、妥協して惣菜購入も許してくれるとか)


A子さんが、驚いたのは、それだけではありません。


A子さんの実家は共働きで、家族でご飯を食べることも稀でした。でも、家族一緒に食べる時は、定食のように、お盆におかずやご飯、味噌汁をのせて、みんなで一斉に「いただきます」を言って食べることが普通でした。


しかし、夫の母親は専業主婦の鏡のような人。食事の時は、母親は一緒に食べず、給仕する。夫はそれが当たり前と思っていたので、「ご飯は一品ずつ持ってきて」「味噌汁とご飯は1番最後に持ってきて」と、食事の出し方までA子さんに強要するのです。


つまり、仕事で忙しく、疲れているA子さんに対して、台所に立ったまま、夫の給仕をしてほしいと夫は暗に伝えているのです。A子さんは、私も疲れてるし、ゆっくり食べたいと伝えても、夫は「実家ではそうだったし、温かい状態で食べたいから」と言うのです。


次第に、A子さんは、家でも疲れるようになりました。


▶違和感4
息子を溺愛するが故の姑のA子さんへの圧力


45歳で初婚の息子。初めのうちは、姑もA子さんに対して「よくうちの息子に嫁いでくれて!結婚しないと思ってたから!」「早く孫の顔が見たい!」「こんなに若くて可愛い子が嫁なんて!」という感じで、ウェルカム状態だったと言います。


しかし、結婚して、実家に度々帰るたびに、A子さんに、料理を手伝うように強要するようになりました。てんぷらを揚げる時、手伝うように言われ、A子さんは素直に、家では油の処理も面倒なので、天ぷらは購入してくることが多く、やったことがないので、教えてほしいと伝えました。


それを聞いて「最近の若い子は、天ぷらも揚げられないの?」「買ったものばかりで、〇〇君(夫)が満足できないでしょ」と毒づくようになりました。


ある時は、「〇〇君(夫)、昨日の夜は何たべたの?」ときいて「昨日は忙しくてコンビニで済ませた」と夫が言った言葉に過剰反応し、A子さんに「うちの息子にそんなものを食べさせて、嫁がしっかりしないから」と恨み節を言われるようになりました。


また毎回、実家に帰るたびに「孫はまだかしら?」「私達も歳だから、早く孫に会いたい」と言葉で言われるたびに、A子さんはプレッシャーを感じるようになりました。一方の夫は、素知らぬ顔して、寝転びながら、TVを見ています。

A子さんのイライラは募りに募ります。


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今日は、夫婦実例vol.1【わさび夫とその姑の話①】をお伝えしました。

既婚者の方であれば、全く同じようにとは言わなくとも、「ちょっとわかる!」ということも、多少なりともあるのではないでしょうか?


次回は、この夫婦の違和感実例から

「婚活において注視するポイント」を検証し、見ていきたいと思います。



今日もご覧いただき、ありがとうございました。


千葉県流山市のsummer hope 結婚相談所

婚活トレーナー 小川 夏希

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