喜ばれる100均日本土産5選〜対アルゼンチン人の場合

アルゼンチン人には、お土産文化はないのだけれど、日本製品をあげると喜ばれるので、里帰りするたびに何かしら買ってくるようにしている。

ある時「どうしてお土産を買ってくるのか？」と聞かれた。「日本人の習慣なの。」と言ったら、「どうしてそんな習慣があるの？」と重ねて質問される。

えーっと、どうしてといわれても…。

こういう場面はよくある。日本にいると当たり前にしている事柄を、改めて考えさせられること。

日本人は愛情表現が控えめだから、感謝や親愛の気持ちを贈り物をすることで表すのだ、と説明してみたけれど、ちょっと大雑把すぎただろうか。

そういう訳で、彼らは値段や重さで気持ちを計るようなことはないし、逆にそれらが1ドル程度だと知らせた時の反応が面白いので、最近はもっぱら100均で買い物をしている。

今までで喜ばれた厳選5品はこんな感じ…。

１ー老眼鏡

安いのに丈夫なのが高評価。デザインも色々可愛いのがあるので、色や柄違いを2つくらいまとめてあげると、使い分けが楽しいと喜ばれる。シンプルな黒とかより断然カラフル、派手なのがアルゼンチン人ウケする。さりげなく度数は聞いておくのがおすすめ。

２ー扇子

ブエノスアイレスのクーラー事情は「まあまあ」なので、扇子は持ち歩きたい。特にタンゴを踊りに行く人ならば年間通じて扇子は必需品。そしてよく置き忘れがちなので消耗品。というわけで大変喜ばれる。中華街に中国製は売っているけれど、サイズが巨大なので日本サイズが断然便利。

３ー５本指靴下

アルゼンチンは靴文化なのだけど、室内で何故かビーチサンダルを使う人もいて、そういう人には「これ便利！」と喜ばれている。タンゴやフォルクローレの、シューズを脱いで受けるクラスの時にも便利。

４ーごますり器

時々ラーメン屋さんに置いてある、くるくる回してゴマをする、アレです。
一度、料理好きな人にあげたらすごく喜んだので、最近いろんな人に買ってきている。

5ーシートパック

最近はブエノスアイレスのドラッグストアにも売っているのだけど、日本のものは特に嬉しいらしい。これを使ってるから、日本人の肌はきれいなのでしょう？と言われたけれど、いやー、それは違うと思う。アルゼンチン人の「日焼け大好き」という思考を先ずは変えた方がいいかも。ね。

こんなご時世、来年以降はマスクや除菌グッズが喜ばれることになるかも。