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変身願望?

中学デビューしたとは言え、
やっぱり未だにコミュニケーションは苦手だ。

まず自分がスーパーきまぐれ自分勝手人間なので
本当は好きに自由気ままに生きたい。
好きなものに対してはメチャメチャ熱入れて語るくせに、
興味ないものには無関心。

若い時には加減が分からなくて、「全部出し」して
引かれる。という経験を繰り返す。
貝のように押し黙る(また!)か、
マニアックなものに情熱ダダ漏れになるか、な私。

そのままで良いんだよ。

と言われても、そのままで良いと自分で思えない。

そのために自分を押し殺して、けして怒らず、
笑顔で感じ良く、笑っていれば良いんじゃない?
と仮面のように生きた期もあった。

無難だし、そこそこ人間関係は広がるが
我慢してるためストレスがたまり、ナメられる。
本当の自分は、内心白黒ハッキリしてるのに、
柔らかく生きてたら齟齬も生じてくるだろう。

自分の物差し=自分が納得するかどうか?

ということだけは大事にしてきた気がする。
それさえクリア出来れば満足する。

感情の出力方法が極端なのではないか。と思い、
自分の本心さえちゃんと表現できれば良いので
コミュニケーションスキルを学ぶことにした。

学ぶ、と言っても教室に通うわけではなく、
「いいな。素敵だな。」と感じる周りの人を観察する。

明るく愛嬌ある後輩の女の子の仕草。

先輩の給湯室からデスクに戻るまで業務チェックするキビキビした動作。

同僚の瞳から笑顔をつくる愛らしい表情。

自分の出来そうな1アクションずつ取り入れる。
「キャラじゃない」と思ったら自分なりにアレンジ。
ちょっと「演じてる」気分で悦に入っちゃったり。
好ましい仕草を自分がしてるため、自己肯定感も少しずつ上がっていった。

時に明るく、時に爽やかに、時に真剣に。
自分の本音を正直に伝えていく。
気がついたら「視線恐怖」「対人恐怖症」は少しずつ改善されていた。
そして、「演じてる私」と「ホントの私」はいつのまにか溶けあっていた。

あっ、やっぱり子どもの頃の「人を観察すること」、「ピンクソルジャーや魔法少女など変身もの好き」が役立ってる気がするな。

本当は、純度100%の自分を出せたら良いのかもしれない。
でも未だにその勇気がない。
ちゃんと本心を明確にし、きちんと表現していく。
という面ではかなり楽になった。

ただ、コミュニケーションについて「発信」のみに意識を置いていた。
「受信」については、ここ最近の気づきや試行錯誤をまた改めて書きたいと思う。






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