薬物依存リハビリ〜珍道中4〜

 信頼関係のできてきた奴らと共に、クリーンな生活を続けてたら俺はある日思ったんだ『つまんねぇな』って。
 その時期丁度世は脱法ハーブ全盛期、俺が行った施設からもバスで2.30分行けば売ってるところがあった。たまーに買って喫って。

 日々の施設での暮らしの中で、こそこそ隠れてハーブを吸うぐらいなら一旦この施設から出て遊びに行こーって思って施設の責任者に言いに行ったんだ。
 「俺やっぱりまだ遊びたい」って言って、なので僕は一抜けしますと伝えて荷物を持ってハーブを買いに行き、飛行機のチケットを買いに行き。ぶっ飛んでた。


 さてそのお金はどう貯めたのか。それは1日の終わりに寮長ってやつにお小遣い帳ってやつを一緒に書いて提出しチェックしてもらいOKをもらう。そこに記されてないお金に関しては、果ては覚醒剤でも買おうてことかといわんばかりに隠し金と呼ばれるんだ。笑
 俺はレシートのでない自動販売機で1日何本も買っていると言い張り20000円ほど貯めた。
 俺は精神病院に入院する際、生活保護を支給されていた。もちろんリハビリ施設の利用費もそれで賄われるのだ。
 そういえば精神病院から施設に行く際、県外にとゆうことで俺の入院していた病院の管轄の市から、1ヶ月分出ていて俺の通帳に入っていたが俺の父親が使ってしまっていたんだな。ウケるだろ。俺の父親はクソなんだ。

んで¥12000で買った飛行機のチケットを持ち、電車の駅でぶっ飛んでは気絶し、アッパー系のハーブを喫っては覚醒し、ダウナー系を喫っては迷子を繰り返してた。
 次の日僕は、なんやかんやで空港から目的地からは、まだ離れている空港に降り立った。
 うーん自由
 んでその空港、関空なんだけど、専用のバスに乗らないと本土に渡れないんだな。空港は埋立地にあるとかなんかでさ。
 だがしかし僕はもうハーブとビールですっからかんになっていたから出たいけど出れなかったんだ、バスは100円なのにさw
で、俺はバス停に立ってたおっさんに100円くれよって頼んだんだ、ちゃんと丁寧にね。
 そしたらおっさんは500円くれたんだ。
 俺はもうこれ以上ないってくらいお礼を言って速攻コンビニに行ってビールを買ってバスに乗ったんだ。
 んで、アウトレットがあった、なんとかってゆうアウトレットがさ、で俺は昔働いてたあるブランドの店があるのを思い出した。で、そこに行くと運良く前の同僚と出会った、俺は嬉々として現状を話し5000円をゲトった。 
 それから同じ県の同じく同じブランドの路面店にいる元同僚のところに行った。 
 その頃大阪の三角公園の前のたこ焼き屋の隣のビルにハーブ屋がありそこでハーブを手に入れ、ぶっ飛んで彼が仕事が終わるのを待った。
 

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