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ねじ屋のDX

決して先進的とは言えませんが、近年急速にDXを推進してまいりました。
私が入社した14年前に比べると段違いです。14年たって変化ない方がやばいですが。部門別に紹介していきます。

営業部門

製造業ではまだまだFAXが主流です。もはやFAXという言葉を知らない方もいるかもしれません。ちらほらメールやお客様指定のEDI(受発注システム)も増えてきましたが、やはりまだまだ主流です。
自社の力でFAXを無くすなんてことはできないので、FAXの送受信を紙ではなくデータで行うことにしました。編集もブラウザで行い、保存も検索も容易にできます。うちではDocuworksというソフトを使用しています。
お客様からお預かりしている図面データも守れるので、BCP対策にも一役買っています。
日報はグループウェア上でいつでもどこでもあげられる仕組みも構築し、知識やノウハウも共有できるようになりました。

経理部門

ここ2年ほどで仕事の流れを大きく変えました。
紙の振替伝票記入後、経理ソフトへ入力していました。そこに至るまでの帳簿も多く「これは必要な業務なのか?」思うものが多かった。経理の知識がない時分だからこそ気づけたかもしれません。
そこで経理ソフトのクラウド化、銀行口座API接続、債券管理ソフトも連動させ一気通貫で業務を行える様仕組みを大きく変えました。7名で行っていた経理業務も3名でこなせるようになったのは大きかったですね。
他にもデビットカード発行や、請求書受発行電子化、でんさい切替なども実施し郵送費や収入印紙も大幅に削減できました。特に請求書は毎月約500通が郵送で届いていましたので、開封の手間も無くなりました。請求書クラウドはBilloneを活用しています。
また給与明細電子化、年末調整電子化も同時に進めました。

品質管理部門

ものづくりに携わる以上、避けては通れないこの業務。
不具合が発生した場合、紙での報告を行っていましたが、ここもグループウェア上で電子報告化しました。過去の履歴検索も容易になり、業務がかなり効率化しました。グループウェアでの運用も「ISO9001」のマニュアルに落とし込み、ルール化しました。
お客様が監査へ来られた際も、効率的だとお褒めの言葉を頂くことが多いです。

総務部門

総務がしっかりしている会社は強いと考えてます。
健康経営についての発信もグループウェアで発信しています。
人材育成においてもZOOMで拠点を超えた交流を行いながら定期的に研修を実施しています。最初は私が講師まがいの事をやっていましたが、最近ではメンバーが講師を買って出てくれるケースも増えてきました。
サンクスカードや福利厚生、緊急時連絡もグループウェア上で行っています。


これらをすべて繋いでくれたのは「Talknote」というグループウェアです。
適度にゆるく、柔軟性が高いのでスミダにはぴったりでした。
色々とやったものの、まだまだ改善点だらけだと思っています。
DX、業務効率化には終わりまありません。


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