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地方に来る理由は何でもOKです。肩肘張らずに来てください

1月に入ってから、下田に初めて来た人と接する時間が多い一週間でした。

下田のワーケーション施設を無料で利用できる権利を持った人が試しに使いに来たり、友人が観光しに来てくれたり、短期バイトで下田に来ている人がいたり。
皆それぞれの理由があって下田という場所に足を踏みいれ、それぞれの行動をしているようです。

友人とは、遊覧船に乗ったり和服を着て街歩きをしたりと、僕もエンジョイさせてもらいました。

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仕事をしに来る人、遊びに来る人、出会いを求めに来る人。
理由はさまざまあります。

僕が1週間で接した3組も、理由がバラバラでしたし、それぞれの事情をくみ取って接し方を柔軟に変えていました。

僕はそれでいいと思います。
理由はなんだっていいし、それぞれの形で満喫することが最適解だと思っています。

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こんな至極当たり前のことを書いたのには、ちゃんと理由があります。

「地方」という冠言葉がつくと、「地方創生」や「地方活性」といったものをどうしても連想してしまいますよね。
僕自身も、「地方」という言葉を都内でも使っていたのですが、「地方活性化がやりたいんだ」と本気で思われていたようです。

でも、僕はそう思ったことは一度もありません。
「地方を盛り上げたい」と思って下田に来ているわけではありません。

単純に、地方のほうがパフォーマンスが上がる気がしたから。
地方のほうがキャリアを積みやすいと思ったから。

(補足すると、地方活性化もすばらしい取り組みなので、それはぜひ他の人に実現してほしい。というのが僕のスタンスです)

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なぜ僕のスタンスを明文化したかというと、「地方」にかかるバイアスをほどきたいと考えたからです。

先述したように、「地方=地方活性化」みたいなイメージがどうしてもつきまといます。
地方に行くと、そういう活動に関与しなきゃいけないなんてプレッシャーは少しはあるのでしょう。

でも、それ自体が地方へ行く上のハードルになってしまっていると考えています。
謎の義務感みたいなものが、行く手を阻んでいるような気がしてなりません。

別に、全員が全員そういう活動に参加したいわけではないはず。
僕もどちらかと言うと、自分のペースを守りたい人です。

だから、「自分のペースで来ていいんだよ」というのは伝えたいですし、少なくとも下田はそれを許している街だと感じています。

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ガツガツ活動するのも良し、ひきこもって作業するのも良し、遊ぶのも良し、傷を癒すのも良し。

地方に来る理由は、なんだってOKです。気楽に足を運んでみてください。

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