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【21年3月15日~3月21日】週間マーケティングニュース
みなさんこんにちは、すみです。
毎日高速で流れていくマーケティングニュース。
追いかけていても、あまりにも早すぎて忘れてしまうことも多いと思います。
今週から、1週間分のマーケティングニュースをまとめて考察していきたいと思います。
早速、今週のニュースを見てみましょう!
【3月15日~3月21日】時系列でニュースを見る
今週のニュースで気になったものを時系列で書き出してみました!
大まかに、以下の3つの内容にまとめられます。
■ クリエーターエコノミー
■ VR・AR技術の開発
■ Clubhouse類似アプリ
3/15
■ Twitterスペースのリリース予告
■ clubhouseスポンサープログラム開始
■ ビジネス系インフルエンサー顔出し引退の流れ
3/16
■ イーロンマスクがNFT化した音楽を販売
■ パンデミックでEコマースの需要が急増
3/17
■ AppleがARやVR向けに靴下を開発中の報道
■ Facebookニュースレタープラットフォームを準備
■ Z世代の傾向とマネタイズ方法
■ クリエーターエコノミーに力を入れたSNSの人気が急上昇
■ OnlyFansが音楽などのクリエイティブ向けに新しいクリエイティブファンドを開始
■ スクエアエニックスがNFTに参入
3/18
■ Twitterがスペース用のタブを作っている
■ GoogleがサードパティCookie廃止後に向けた3つの機能を開発中
■ 電通がCM効果測定を可視化するダッシュボードサービスを発表
■ コインチェックがNFTを取引するマーケットプレイスのサービスを3/24から開始すると発表
■ 日本でオンライン授業を受けた子の割合:最多のマレーシアは83.3%、日本は9.6%で最下位
3/19
■ Discordもclubhouse類似のサービスを開発中
■ Amazon Careを福利厚生として他企業にサービス提供開始
■ FacebookがAR向けにリストバンドタイプのデバイスを開発中
■ Twitter、Youtube動画をタイムライン上で再生する機能をiOSでテスト中
■ clubhouse、収益化を可能にするマーケットプレイス「Clubmarket」を開始すると発表
3/20
■ Instagram海外インフルエンサーの動き:特定のSNSに依存せず、インスタでコンテンツ作成⇒LPに誘導が主流
■ 中国、〝バーチャルインフルエンサー〟が台頭
■ Paypal、2020年の取扱金額が1兆ドルに
■ FacebookがHorizon用のソーシャルVRアバターを公開。
■ 子ども向けInstagramの開発を検討へ
■ Twitter、フリートの背景画像をアレンジする機能を開発中
3/21
■ Facebook、投げ銭機能をリリース
■ YouTube、Shortsのベータ版をリリース
SNS各社のごとのまとめ
最近新機能開発などの動きが激しいSNS各社の動きをまとめました。
まとめると、大まかに以下のような流れになっています。
■ クリエーターのマネタイズ機能を実装
■ clubhouse(音声SNS)類似サービスを各社が開発中
■ Twitter
・スペースの正式リリースを予告
・スペース用のタブをテスト中
・Youtubeをタイムラインで再生する
・フリートの背景アレンジ機能を開発中
■ Facebook
・ニュースレター
・ARリストバンドを開発中
・ソーシャルVRアバターを公開
・投げ銭機能をリリース
■ clubhouse
・スポンサープログラムを開始
・Clubmarketでクリエーターの収益化を可能に
■ Instagram
・子供用を開発中
■ Youtube
・Shortsβ版を発表
■ Discord
・clubhouse類似のサービスを開発中
注目トピック①:クリエーターエコノミー
今週のニュース全体を通して、世界の経済がクリエーターエコノミーにシフトしているなと感じます。
特に、以下の流れはクリエーターエコノミーを感じさせるものでした。
■ clubhouseやFacebookがクリエーターのためのマネタイズ機能を導入
■ スクエアエニックス、コインチェック、イーロンマスクなどがNFTに参入
■ OnlyFansやPatreonなどのクリエーター支援SNSが人気
クリエーターエコノミーとは、クリエーターを中心とした経済を意味します。
例えば、クリエーターによるコンテンツ販売もクリエーターエコノミーのひとつです。
この流れになっている要因はいろいろありますが、特にコロナやCookie制限などによって、広告活動が難しくなっていることにあります。
(ターゲティング広告が難しくなる、広告費削減など)
それゆえに、広告依存での収益化が難しくなり、各社がクリエーターファーストな機能を実装し、クリエーターと広告両方を収益源にしようとする動きが進んでいます。
クリエーターエコノミーについては、過去の記事でも詳しく書いているので、こちらも合わせて読んでみてください。
注目トピック②:VR・AR開発が加速
AppleやFacebookなどが、積極的にVRやAR開発を進めています。
今週だけでも以下のようなニュースがありました。
■ Apple:ARやVR向けに靴下を開発
■ Facebook:ARリストバンドの開発、ソーシャルVRアバターを公開
Facebookのリストバンドは動画も公開されています。
そして色んなジェスチャーや動きから遠くのものをコントロールできるようにもなる。pic.twitter.com/ceavAth9cc
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) March 19, 2021
とくにFacebookはVR・ARの開発を加速させており、Facebookの社員の1/5はVR・AR事業に取り組んでいるといわれています。
出典:Almost a fifth of Facebook employees are now working on VR and AR: report
企業がVRやARに力を入れる理由もやはりコロナの影響が考えられます。
コロナの流行により、直接接触することを制限される中、ARやVRはさまざまな業界で役立つとされています。
ある海外の記事によると、AR・VR・MR市場は2030年までに300億ドルになると予想されています。
出典:IDTechEx: AR/VR/MR market to reach US$30 billion by 2030
注目トピック③:clubhouse類似アプリ
今週はTwitterやDiscordでclubhouseの類似機能(音声SNS)を準備しているというニュースが相次ぎました。
特にTwitterスペースは力を入れているようです。
Twitterはスペースを4月中に全ユーザーに対してローンチすると発表。
そして、Twitterはスペース専用のタブを開発中とのこと。
予想通り、TwitterはTwitter Spacesのタブを開発中。 https://t.co/dIp2kftROF pic.twitter.com/tyGlqmCnCd
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) March 18, 2021
競合のclubhouseはまだ招待制なので、Twitterがスペースを4月に全ユーザーにローンチすればclubhouseよりも先に普及する可能性があります。また、ユーザー数はclubhouseよりもTwitterのほうが多いため、clubhouseにとっては脅威であることは間違いありません。
そんな中、clubhouseはクリエーターマネタイズ機能を積極的に発表しています。
clubhouseのクリエーター支援は他のプラットフォームに対抗するため、優秀なクリエーターを維持することが目的とされています。
以上、今週のマーケティングニュースまとめでした!
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