「ググる」はもう時代遅れなのか
結論、「ググる」は時代遅れだ。
「ググる」とは、”Googleで検索する”という略語である。
Googleとは、2000年代初頭から急速に発達したインターネット業界を牽引してきた、世界最大のIT企業の1つである。
同社は、2005年にはYouTubeを買収し、2021年にはGoogleの総資産は約205兆円を超え、現在も成長を続けている。
しかし現在、そんなGoogleに暗雲が漂い始めていることをご存じだろうか。
Googleの主力事業である「検索」の利用者数が年々減少しているのである。
Merkleの2019年Q2のデジタルマーケティングレポートによると、Googleの自然検索による訪問数は2018年の同時期から8%減少していることが分かる。(下図参照)。
自然検索とは、その名の通り直接Googleを開き、検索することを表す。
その数値が減少していることは、Google検索サービスの限界が見えているということである。
今回はこの「検索」離れの原因を、実際に複数のサイトを運営し、Google検索によって生計を立てている大学生が考察していく。
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