ひとつ行動するとひと休み (2024.10.28〜11.3)
10.28(月)
明け方目覚める。相変わらず頭痛が酷い。検温すると微熱まで下がっていたのでロキソニンを飲み、また眠る。
パートナーは微熱が続き今日も仕事を休む。さすがに心配になってきた。私はロキソニンのおかげか熱も頭痛も治まり随分楽になる。昨日のほっともっとの残りを食べる。
急にパートナーが声を上げたので何かと思ったら、同僚がコロナだと判明したらしい。私たちももしかして…?となり、コロナ検査のため病院へ行くことにした。家での抗原検査キットは私も陰性。だけどパートナーの症状が良くならないのが気になるし、薬だけでも貰いたい。
病院での検査結果、ふたりとも陽性だった。Dr曰く、家での抗原検査キットでの偽陰性はよくあることで、綿棒が鼻の奥まできちんと届いていないことが原因らしい。看護師さんにされたみたいに悶えるところまでぐりぐりしないといけないのか。ひとつ学んだ。お薬をあれこれ処方されて帰る。パートナーは水曜まで、私は金曜までお家から出られないことが決定した。
帰宅して、宅配ピザを注文。食欲アリ。
ペロリと完食。美味しかった。その後眠る。夕食はパートナーがミネストローネを作ってくれた。また頭痛が復活し、処方されたカロナールを飲んだが効かなかったので、ロキソニンを飲む。
10.29(火)
微熱が復活する。あれ? 昨日より怠いぞ。怠くて食事以外の時間、昼も夜も眠り続けた。鼻でも喉でもなく、胸だけがズンと重く苦しいのがコロナという感じがする。パートナーが元気になってきて家事をしてくれるのがありがたい。
10.30(水)
昼頃に目覚めて、昨日より随分楽だと感じる。急にマックが食べたい!となり、マクドナルドをデリバリーする。エビフィレオセットとチキン2種。夢中で食べる。満腹感というより、ジャンキー欲を満たしたという感じ。
引き籠もりっぱなしなので夕方ドライブに出掛ける。気温がちょうど良くて、窓を開けて風を浴びると気持ちが良かった。
ドライブしてきただけなのに帰宅するとヘトヘトになる。夕食を作る元気も無くなり、スシローをデリバリー。二人前なのにわさびが10個くらい付いてきて笑った。
10.31(木)
パートナーは今日から出勤。
私は14時くらいまで眠っていた。気持ちがとても落ち込んでいて何もする気が起きない。『自己否定をやめるための100日間ドリル』を読む。ああ、まずは手を動かそう、と思って動き始める。一昨日のシチューの残りを使ってグラタンを作って食べ、それから家事をした。
コーヒーを淹れ、先週の日記をやっとnoteにアップする。また家事に戻る。そのうちパートナーが帰宅。キムチ鍋を作ってくれた。このへんで私は力尽きフラフラになっていた。動きすぎたらしい。
夜にパートナーと何度目かの将来の話。解決はしない。だけど不安を言語化するだけで気持ちが楽になる気はする。
11.1(金)
4時頃目覚めて、気持ち悪さと悲しさで涙が出る。なぜか子供の頃にとても怖かった時のことを思い出していて、「誰にも助けてもらえないのだ」という恐怖と絶望が、私の人生に張り付いていて、それで生きていくことがいつも不安なのだ、と思う。
そのまま眠れずに、出勤前のパートナーと朝食を摂る。その後眠ろうと、眠気を誘うために読み始めた本が面白くて読み耽る。
11時くらいに眠り、15時頃起きる。遅い昼食は昨日の鍋の残り。その後も読書。
夕食はパートナー作のチキンとブロッコリーのトマトパスタ。とても美味しかった。
今日で自宅療養期間は終わりだが、明日から出掛けられるのだろうかというくらい、胸が重苦しい。ひとつ行動するとひと休みが必要。
11.2(土)
胸の苦しさと咳でちょくちょく目覚め、よく眠れなかった。息苦しさは無いしspo2も正常。だけど呼吸器疾患は怖いので、念のため病院に行き診てもらう。年齢的に心配ないでしょうと言われ、お薬で様子を見てくださいと新たに去痰剤と咳止めを処方される。
帰宅して眠る。起きると14:30。せっかくの土曜日が何もなく終わってしまう…と嘆きかかったところに、パートナーが「小田原行こうぜ!」と言う。小田原の本屋『南十字』さんに一緒に行きたいと話していたのだ。今から出れば間に合いそう。ということで車で小田原へ出掛ける。
午前より雨が強くなっていて驚く。
2回目の『南十字』さん。パートナーは貸棚に興味を持っていて、お店の人に話を聞いていた。今日もカフェスペースで読書させてもらう。数日ぶりの外出で、ほっとするひと時だった。
今日はろくに食べていないけれど、食欲が無くて食べたいものが思い付かない。大雨の中あちこち食べ物屋を探した結果、夕食はとんかつ屋になる。もちろん食べ切れなかったので半分はパートナーにあげた。
11.3(日)
朝スッキリ目覚めた。昨日より格段に元気だな、と感じる。
今日はごきげんな読書会さんに参加するため池袋へ。電車に乗ってすぐ、人身事故のアナウンスが流れ、電車が途中駅で止まる。迂回のため、読書会は20分ほど遅れての参加となった。
知っている本もまったく知らない本も紹介された楽しい会だった。「人種差別はなぜ起こるのか」という話が興味深い。台湾の本も読んでみたい。また読みたい本が増えた。大好きな森博嗣の『歌の終わりは海』が紹介されたのは嬉しかった。私は昨日読み終わったひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』を紹介。
転職に悩んでいる人にはとりあえずオススメしたい1冊だ。ひとつのところに長く勤めなくてはとか、正社員であらねばとか、社会で有利に生きるためには一理あるのかもしれない。けれど、その働き方に向いていない人、ひとつの働き方に拘ることによって不幸になってしまう人はきっと少なくないのだ。時に死を選んでしまうくらい。働くことに殺されてはいけない、仕事をするために生きているのではない。好きなことをしたり楽しさや幸せを感じるために生きるのではないか。「遊んで食べて寝てちゃダメ?」というコジコジの引用。「こんなきれいな夕焼けを誰も見ていない、誰とも共有できない会社で働き続けること」が耐えられない、というエピソード。「自分がみじめにならないかどうか」が仕事を選ぶ上で一番大事だということ。自分の心を大切にすることに比べれば、会社を辞めることなんて大したことはない、と背中を押される気持ち。ちょうど仕事を辞めたところだったので沁みる内容だった。
読書会の後は地元の図書館に行き、読書をした。読書三昧だ。
夕食はパートナーと待ち合わせてラーメンを食べに行った。美味しかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?