【小説】逆上がり

あと一歩、あと一歩踏み出すだけだ。 目を閉じたまま、あと一歩。 いや、この景色を網膜に焼き付けておこう。 目は閉じず、飛ぼう。 10秒間。 考えていた時間はそんなものだったと思う。 「お死にになられるのですか？」 目を閉じていれば、この言葉も聞き入れず そのまま海の中へと飛び込んでいただろう。 並々ならぬ覚悟であと一歩まで来ていたが、眼前の岩、波にわずかばかり恐怖していたのだと思う。 「ええ。そのつもりです。」 私はそう答えながら振り向いた。 「そうですか。人生

一発ギャグ考えてみた。

一発ギャグ何個か考えてみました。 好きに使ってください。 ・おつかレジャーシート！わーいキャンプだシャンプー！ポゥ！！ ・毛根ないと言われたって、生えないよ実際ー(もう恋なんてしないのメロディで) ・くらえっ！香典返しっ！(必殺技みたいに) ・卵の国の王子様、卵の国の王子様(適当に節と動きつけて) ・なかとまのっ、なかとみのかたまっ、なかとまのっ、なかと… 言えなーいよー(郷ひろみみたいに) 以上！今回は五つ！

脳内メモ

最近はよく、脳内メモとしてnoteを使わせてもらっている。 携帯のメモ帳はあとから見直すことがあまりないが、noteは次の投稿をする際に前のを見返したりするので、「こんなこと書いてたな」とか考えられてすごく良い。 今回も今考えていることを残しておく。 今回の世界的なウイルス騒動で、瞬間的に社会システムが変わっている。 あれだけ、働き方改革を打ち出していたのになかなか進んでいなかった企業がウイルスの力でまさに改革を起こした。 今回の一連の事を、「ウイルスとの戦争だ」という

「雲の上の存在。」尊敬する人の話の時よく出る言葉。 飛行機ができて、僕たち全員雲の上の存在になってしまった。

10分で紡ぐ文章

現在の時刻は17:20 17時半にこの文章をアップしようと思う。 今読まれている方で10分で紡ぐと言っているものの、前もって文章を考えているだろうと思っている方もいると思うが、安心して欲しい ノープランだ。 タイトルだけ決め、10分で書き切ろうと決めたものの、ノープランでやり始めてしまった。 10分でなにを書くか決め、皆さんの興味をそそる文章を書くのは無謀であると言える。 もう、2分経ってしまった。 あと、8分だ。 改行でもたついているうちにもう7分になっている。

妄想

今、新型コロナウイルスで世界が大混乱している。 このウイルスの怖いところは人間の「絆」を破壊しているところだ。 世界中で「ふれあい」が奪われている。 新型ウイルスによって生まれた2mという「距離」が世界中の人々に後遺症として残ると思う。 そして、この2mの距離を「人工知能」が埋めていくんだろう。 リモートワーク、自動運転、ロボット... 新型ウイルスのほとぼりが冷めても、人々は心の奥底に「人間が怖い」「人と関わりたくない」という気持ちを残す。 もしかしたら、AIは先

自論なので読み流して下さい

コロナについてです。 僕はニュースもそんなに見てないし、選挙にも行ってないから文句や意見を言う権利は無いです。 なので、読んでいただけているのであれば戯言だと思って読み流していただけるとありがたいです。 日本は資本主義です。 経済活動を国の基本方針として掲げていて、 「商売を自由にやって下さい。ガンガンお金稼いで下さい。」 と言う国です。 だから、国としてはこれだけコロナ、コロナと騒いでいても「自粛」と言う言い方しかできないんだと思っています。仕方のない事です。 そして

フレーズメモ

そんな小さな事は誰かがやると 小さき者は小さくつぶやいた どえらい金持ちは 半チャーハンとラーメンとギョウザのセットの うまさに気づかない レモンの入ったピッチャーの水の優しさを知らない

名言風 「油淋鶏なのか、唐揚げなのか、決めるのは我々では無い。ニワトリなのだ」 「君のポケットにアイスを入れたとしよう。君はアイスを恨むかい？」 「非力を嘆くなら、他力を使いなさい。」

後悔

人間ってぇのは自分で自分を傷つけることはできないようになってるんだぜ。 知ってるか？ 男が言う。 自分の手で自分の首絞めて自殺した奴はいねぇだろ。 自殺するにも、縄がいるし刃物がいるし練炭がいる。 人間ってぇのは自分で自分の命を断つことを許しちゃいねぇんだ。 男は俺の首元にナイフを突きつけながらこんなことを言う。 お前は死にたがってた。そぉだろ？ 俺は顔見りゃわかんだ。 そういう奴を選んで殺るんだ。 その通りだ。 俺は死にたがってた。 しかし、さっきからこの男は妙に

フカヒレ

去年、フカヒレを食べた。 人生で初めて、フカヒレを食べた。 横浜で食べた。3000円だった。 食べてみたかったわけでもない。 憧れていたわけでもない。 しかし、フカヒレを食べた。 友達と食べた。 友達と分けて食べた。 1人1500円で食べた。 2人とも食べた後、ふーん。と言った。 フカヒレを初めて食べたから ふーん。と言った。 分からなかった。 美味しいのか、美味しくないのか。 高いのか、安いのか。 だから、ふーん。と言った。 付け合わせのチンゲンサイも食べた。

小学校

前に、誕生から幼稚園までの僕自身のエピソードを振り返っていたのをnoteを振り返っていて思い出したので、小学校時代を振り返っていきたいと思う。　 小学校 僕が生まれたのは香川県の、ど田舎といっても差し支えのないところだ。 そんなところに生まれた僕は小学生になっていた。 僕の街には小学校が4つあり、僕が通っていたのは家から歩いて40分ほどのところにある小学校だ。 小学校のすぐ横には、のうかいセンターがあり、たびたび催し物が開催されていた。 都会で育った方には聴き馴染