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部下のGOODポイントを貯めてみる

一緒に仕事をする部下は、どんな人ですか?と突然問われると、なかなか一言で表すのは難しい。様々なパーソナリティを持ち、得意不得意があり、考え方もまちまちなのが部下です。
上司として育成に関わる場合、一つでも多く部下について知っている方がよいです。もちろん、通常業務中には彼らのことを知るチャンスがあります。「人と話すのが得意」「指示待ちの傾向がある」など、接しているだけで得られる情報は多いです。僕はその時知り得た情報の中で、イイな!と思ったことをGOODポイントとして書き溜めています。例えば、

  • 電話の声がハキハキしている

  • 資格取得に対する熱意が人一倍ある

  • 日程トラブルの際に、機転の利いたアイディアを出した

など、実際の行動から滲み出す気持ちまで、僕の主観でイイな!と思ったことは全てです。この「GOODポイント探し」を始めてから、上司である僕に変化がありました。部下のことを、とてもよく観察するようになったのです。仕事をする上での工夫や、自然にできている得意なこと(特性)を、把握できるようになりました。そして貯めたGOODポイントを存分に使って、フィードバックをしています。電話の声がハキハキしている部下には、「いつもハキハキした声を聴くと、すごくいい気分で話せる」と伝えました。「そうですか?全然意識していませんでした」と不思議そうにしていましたが、次以降の電話からもとても気持ちのいい声が聴こえてきます。

自分の頑張りやいいところを誰かが見ててくれる、認めてくれることは嬉しいことです。1つずつGOODポイントを貯めフィードバックしてあげると、上司部下の関係性も上向きます。まずは彼らの何気ない行動に、注目してみてください。意外と、いいことしてますよ。


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