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もっとポジティブ心理学を学びたいあなたに。オススメの本紹介(ポジティブ心理学紹介その2)

ポジティブ心理学について、以前の記事ではポジティブ心理学研究を代表する3人とその動画・書籍を紹介しました。(読んでない人は読んでいただけると嬉しいです!)
ただそれ以外にもオススメの書籍がまだあるので、特に入門者にオススメな3冊と最後によりこの分野について知りたい方向けのプラスαの一冊を紹介したいと思います。

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

最初の本は、ポジティブ感情についての研究をおこなっているバーバラ・フレデリクソン氏の著書です。内容としてはそもそもポジティブ感情とは何なのか、どうやったら高められるのか、ポジティブ感情とネガティブ感情の割合はどれぐらいが適切なのかについて解説されています。
ポジティブ感情とネガティブ感情の割合はタイトルにあるように少なくとも3:1であることが望ましいそうで、本書の中でも紹介されているテストを受けることで現在のあなたのポジ/ネガ感情の割合を測定できるので、興味がある人はぜひやってみてください!以下のサイトからテストを受けることができます。(ペンシルバニア大学が公開しているサイトで、他にも楽観度テストや強みのテストを受けることもできます!)
https://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/ja/testcenter

幸せはいつもちょっと先にある

2冊目の本は、未来の感情を予測する心理について研究しているダニエル・ギルバート氏の著書。「幸せ」という言葉を「感情の幸せ」、「道徳の幸せ」、「判断の幸せ」にわけ、人間の未来を予測するメカニズムの「癖」を知ることでどうやったらより幸せになれるかについて述べられています。何かをした後悔よりしなかった後悔の方が大きいというのは、誰しも経験があるのではないでしょうか。あれも人間の脳の「癖」によるものだそうです。
ユーモアも交えつつ書かれているので軽い気持ちで読めるかと思います。

実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス

3冊目は日本のポジティブ心理学研究の第一人者の一人である前野氏の本です。前野氏は幸せになるために必要な因子を「やってみよう因子」「ありがとう因子」「なんとかなる因子」「ありのままに因子」として説明しています。調べると日本語の記事が出てくるかと思うので、興味がある人はぜひ見てみてください。
この本ではポジティブ心理学と関連が深い、「レジリエンス」なども交えながら、幸せな人がどういう特徴があるのか、ポジティブ心理学をどう日々に活かしていけるのかについてギュッと凝縮して伝えています。

+α ウェルビーイングの設計論

+αの一冊はポジティブ心理学の入門書を読んで興味をもち、もっと本格的に学んでみたい・どういう研究がされているかを知りたいという方向けの本です。厳密にはポジティブ心理学だけでなく、人が幸せになるにはテクノロジーはどう寄与できるのかを主題として、様々な関連研究について紹介されている本になります。
研究を一つ一つ紹介している本で、かつページ数も多いので少し読むのにハードルが高いかと思いますが、興味がある人はぜひ手にとって学んでみてください!

以上、ポジティブ心理学を学びたい方向けの紹介パート2でした。最後まで読んでいただきありがとうございます!
今後も情報をアウトプットしていこうと思うので、ぜひスキ・フォローしていただけると、とても嬉しいです!
ではまた。

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