娘が産まれて2ヶ月たったので、気づいたこと、発見したことを100個書き出してみた
娘が産まれて2ヶ月が経った。あっという間という表現はあまりにも陳腐すぎるけど、あっという間と言うしかないほど、あっという間だった（人生はそもそもそういうものだけど）。
でもその「あ」っと言っているその間に、ものすごくさまざまなことが起きている。僕もこの2ヶ月でいろんなことを感じるようになった。
そこで2ヶ月育児してきて感じた気づきをわわっと書き出してみたら、簡単に100個でてしまった。
娘が産まれて、娘を見つめて思ったこと、感じたこと、見つけたこと。
もしかしたらただの赤ちゃんあるあるなのかもしれないけれど、どれもじぶんにとって新鮮な発見と気づきだったので、残しておこうと思う。
生後2ヶ月の娘を見て発見したこと100
笑顔になるのはまだまだ一瞬。あ、笑顔だ、撮ろう！と思ってスマホのカメラをむけた瞬間にむすっとする
「スマホのカメラをむけている間は笑顔にならない」と決意を固めているような気がする
最初は泣き声がふにゃふにゃしていたのに、最近迫力がでてきた
ミルクを飲む音がツパツパしていて、一生懸命さが伝わる
勢いよく飲みすぎて、途中で「ふがー、ふがー」と小休憩をしている
何か一点をじーっと見つめている。大人には見えないなにかが見えているような気がしてならない。きっとなにか見えている
ミルクを飲んだ後はいつもご機嫌で、いい表情をしている
すやすや寝てる時に、ぐーすか寝息を立てて、おならをぷーぷーする
寝そうで寝ない時、悪夢を見ているのか、手足をバタつかせてうなりながら何かと戦っている
お風呂入る時はいつも両手をぐっと握りしめて、「早く終わってくれ」という表情をする
顔にシャワーをかけるとき、背中を反らせていやがる
脇を洗う時、自然とバンザイをしてくれる
寝ている時のまつげが美しい
ほっぺたがぽよぽよで頬擦りしたくなるが、自分の汚い皮脂をつけたくないし、きれいな肌を保ってほしいので毎度ぐっと我慢をしている
前がけ抱っこでお出かけする時、すぐ寝る。やや下を向いて寝るので、呼吸をしているのか不安でたまにチェックをする
寝ない時はバランスボールでゆさゆさしながら抱っこをする。若干首をゆさゆさするのが効果的と知る
首が座ってなくてふらふらなのがたまらなくかわいい
乳首を吸いすぎて口に吸いだこができている。口の先端の皮がめくれている
首の皮があまりすぎ。4重あごくらいになっている
びっくりするくらいナチュラルにゲロを吐く。えろえろって吐く
吐いたゲロが4重あごの間にしみこんでいく
お腹のギュルギュル音が、雨雲が出す雷の前の音に似ている
オムツを変える瞬間を狙っておしっこをするときがある
おしっこの飛距離におどろく
おしっこをかけられて驚いていると、すごいドヤ顔をかます
右手の拳をくわえはじめる。最初は親指かと思ってたのに飛び級。顎外れないか心配になる
眠くもなく、おむつ変えてほしいわけでもなく、あぁこれは母乳が欲しくて泣いているんだなと確信した時、とてつもない無力感を感じる。
すごくたまに、笑いかけると笑ってくれる。見えているのだろうか。
黒目がちの瞳で、目がキラキラしている。黒曜石みたいだ、と言ってみたが黒曜石を見たことがない
あーとかうーとかの喃語に「そうだね」「たしかに」「なるほどですねー」と合わせていると、満足げにしている。人間だな、と思う
よく伸びをする。伸びるたびに「んぉぉおー」と言っている。
なんとなく追視している。何かわからないけど認識はしている
娘を見ながらご飯を食べたり、抱っこしながら晩酌をしているとき、至福を感じる
髪の毛が薄くて、おでこの産毛とやや同化している。
小指をぴーんと立てている時がある。この子が牛乳瓶をラッパ飲みする時は、小指を立てる気がする
50数センチ、4キロ弱というサイズ感と儚さ
人間は1人では何もできないんだなと思い知らされる
僕と妻がほったらかしにするだけで、この子は簡単に死んでしまうんだと思う
スワドルを着せて寝ている姿はクリオネ
スワドルを着せて手をバタバタしていると、泳いでいるクリオネ
夏の抱っこは暑いけど、寒い時期の抱っこはホッカイロを抱きしめているようで心地よい
寝顔は見てても飽きることがない
モロー反射でビクッとして起きるのがウケる
眠くて泣いている時「じゃあ寝ればいいじゃん」と冷静に突っ込んでしまう
あやすとき、ほいさっ、ほいっさ！っと祭りの神輿をしてしまう
妻と対峙してご飯食べている時、2人ともパーカーの胸部分がよだれでよごれている
湯船に入れる時、頭だけ支えていればきちんと水面に浮かぶ
お腹がふうせんみたいになっている
握っている手を開かせるのが難しい。握力は強い
たまに「生きるとは一体…」と考えているかのような哲学者みたいな難しい顔をしている
ふんばるとき、結構濁点まじりのゴツい声をだす
梅干しみたいな顔のときがある
よだれがきらきらしている
意外とくしゃみをする
くしゃみと同時にオナラをかますときがあって、ウケる
あくびをする割に、その時は寝ない
口をすぼませて「ほー」という表情をしながら１点をじっと見つめるときがある
包まれた毛布で一生懸命動いていると芋虫のよう
うとうとしているとき、白目を剥いたりする
素直に寝ないとき「眠いけどとりあえずここはいっちょ泣いておくか」みたいなノリで泣くことがある
にぎりこぶしがちいさい
この子があくびをすると、こちらまであくびがでる
笑顔を見せてくれるとこちらも笑顔になるので、笑顔になるシーンが増えた気がする
本当に面白いと思ったときじゃないと笑えない性格だけど、娘が笑いかけてくれるだけで口角があがるようになった
妻と食事してる時も、常に2人とも娘を見ている
40mlのミルクを一生懸命時間をかけて飲んでいると、「俺なんて一瞬で飲むけどな」と大人気ないことを思う
この子が独り立ちするまでは、心身ともに健康で元気で稼ぎ続けないといけないなと強く思う
体重計るたびに増えていて、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り混じる
このままでいてくれという思いと、どんな子になるのだろうという思いが入り混じる
かけていた毛布を足で取り払うのが徐々に上手くなっていく
頭皮からいい匂いがする。でもその匂いは日に日に薄くなって消えていく
ほっぺから漂うそこはかとない匂いを思い切り吸う
自分たちよりも薄着で、「寒くないかな？」と常に心配する
母乳とミルクだけでよく大きくなるなと感心する
産毛が小さい枕に散らばっている
仕事と育児で1日があっという間に終わる
ご飯とお酒を楽しむ時間が減り、常にささっと食べるようになる
早く寝られるわけではないが、早く起きるようになる
娘の小さい洋服を干したりたたんでいるときに、ものすごいノスタルジーな感情に包まれる
ふと自分達の親、祖父母、さらにその先の先祖のことを想う。奇跡の連続に感動することがある
手足の柔らかさ、ふにゃふにゃ具合を見て大丈夫かと心配になる
さまざまなストレスに囲まれる日々だけど、この子を見ているとちょっと心が穏やかになる
道ゆく人の知らない子どもたちをみて、どうか明日も元気でいてほしいと思うようになる
公園で遊んでいる親子を見て、意味深にぐっとくる
スマホのロック画面を子供の写真にしている先輩方を見ていて、「自分はそういうタイプじゃないしな〜」と思ってたけど、生まれた3日後には設定している
うんちをしたあとの爽快感にあふれた表情はとても潔い
空中に手を伸ばし、何かを掴んでいるそぶりを多くしているが、僕に見えないだけで本当に何かを掴んでいる
1点をぼーっと見つめている時、一体何を考えているんだろうと思いを巡らす
夢を見ているようなうなされ方をするが、認識できる対象物が少なすぎる中で、どういう夢を見ているのだろうと思う。夢を見るには素材が必要だけど、まだ頭の中は空っぽのはず
仕事が溜まっている中での寝かしつけや、やりたいことを抑えてあやしているとき、あぁ…と一瞬なるけど、「あと何回抱っこさせてもらえるんだろう」と思うと、泣きそうになる
この子は何歳まで一緒に父親と風呂に入るんだろうと思うと、毎晩のお風呂がとても貴重に感じる
今日も妻と娘を見守ってください。どうぞよろしくお願いしますと毎朝先祖の仏壇に手を合わせるのが習慣になる
抱っこして道を歩いている時、周囲に変な人はいないか、突然後ろを振り返ったりキョロキョロしてめちゃ用心するが、そんな自分が一番変と気づく
ひとりで散歩してる時も、安全で広い道はどこだろうと常に探すようになる
電車の乗り換えの時、エレベーターはどこにあるのだろうと探すようになる
在宅勤務でよかったと心から感じる瞬間が多々ある
自分の父親と母親って、実はめちゃくちゃすごかったんだと感じる
お米の減るスピードがなぜかはやい
寝かしつけに失敗したとき「ったく。ちゃんとやってよね」みたいな表情で見られることがある
抱っこしている時「わたしのことたのんだよ」と言われているような気がして、身がひきしまる
躊躇なく全信頼を預けられている感じで「大変だと思うけど、まぁいいかんじに頼むよ」って表情をしている時がある
全ての人間は皆、赤ちゃんだったのだという当たり前のことを考える。ちょっと苦手な人の赤ちゃん時代を想像すると、赦せる
娘の顔を見せに行った時の、親父と母の嬉しそうな顔を見て、孫のパワーを知る
道ゆく人がみんな目尻の下がった優しい目線をくれる
「玉のような子」という表現がいまいちよくわからなかったのだけど、娘を見ていると「なんか、玉のようだなぁ」と思う
100出すつもりで書いていたら、105個でてしまった。時間があればどんどん書き出せそう。
また定期的に棚卸ししよう。
娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。