イベントレポートは、新規リード/商談/受注の獲得にも効果的!?
こんにちは。金森です。
今日は、リサーチからのアウトプットではなく、最近考えていることを書こうと思います。
まずは、結論から。
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【結論】
①イベントレポートは、新規リード/商談/受注獲得に効果的。
※ 条件あり
②イベント登壇者は、お金を払ってでもイベントレポートをしてくれるライターを探すべき
③「noteイベレポ枠」と「Twitter実況枠」は最強。
④イベントレポートしたいので、よければお気軽にTwitterからDMを!
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<追記>
株式会社才流(sairu)の栗原さんが、僕の言いたいことをスッキリ簡潔に表現してくれていて、流石すぎます...。
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それでは、一つずつ詳細に説明していきます。
イベントレポートは、新規リード獲得に効果的
ここでは仮の登場人物として、とあるコンサルティングファームを経営するトーマス君がいたとします。トーマス君は、コンサルタントとして一定の成果を出しており、ビジネスパーソンにとって有用な情報を多く持っています。
通常、トーマス君がイベントに登壇するとなった際、条件は以下のような感じでしょうか。
[ 1 ] 参加者の規模:10数名〜50名程度
[ 2 ] かかるコスト:
自社で開催する場合:主に、登壇と準備に伴う時間。
イベントスペースを借りる場合:上記に加えて、参加者の規模によって変動する場所代。
[ 3 ] 目的:リード獲得
[ 4 ] 獲得できるリードの人数 :原則、参加者の人数。
ここでは、目的を「リード獲得」に限定すると仮定します。つまり、コンサルティング案件を獲得するためのイベント登壇だとします。
ここからが本題です。
今回のテーマである「イベントレポート」の存在によって、④の「獲得できるリードの人数」を飛躍的に向上させられる可能性があると思っています。
何故か?
まずは、通常のイベント登壇時を想像してみましょう。
登壇者であるトーマス君は、参加者であるビジネスパーソンの方たちのために一生懸命スライドを用意してきます。そして、緊張しながらもプレゼンテーションをやり遂げます。プレゼンテーションがある程度終わったタイミングで、参加者からQ&Aタイム等がある場合もありますよね。通常であれば、これで無事に終了することでしょう。(懇親会や名刺交換会等も開催されることも。)
上記ケースのような場合、登壇者であるトーマス君1人に対して、6人の参加者がいます。この中から、トーマス君が経営する企業のクライアントになり得るリード数は最大でも6人でしょう。(この場合、後日クチコミ等による効果は無かったと仮定します。)
一方で、「イベントレポート」をする担当者がいた場合は?
私は、下記のGIF画像のようになる可能性があると思っています。
流れで言うとこんな感じでしょうか。
①登壇者のトーマス君が情報を発信する
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②参加者に混じったイベントレポーターが、登壇者の講演内容をまとめてnoteやグラフィックレコーディング等にしてSNS上で発信。
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③イベントに参加していない方も、SNS上で発信されたコンテンツを見て
イベントの疑似体験(情報収集)ができる
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④思わず拡散したくなる価値ある情報だと判断した場合には、
どんどん拡散されていく
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⑤結果的に、登壇の目的であるリード獲得をより効率的に実現可能
ただし、注意点として⑤まで行くには、ある程度の条件クリアも必要であると思います。
(1)イベントの内容が、他者にとっても価値があると判断されること。
(ex.登壇者自身の、ただの自慢でない)
(2)イベントの内容が、SNSユーザー層との相性が良いこと。
内容が刺さりそうな、特定のクラスタが拡散性の高いTwitterに存在していること。(ex.マーケティング関係者、SaaS関係者など)
※ たとえば、イベント参加者の方が、会社の規則やSNSネイティブでは無いため、Twitter等のSNSでその日学んだことをシェアしない場合。かつ、それでもWeb上では一定の評価がされそうな場合、イベントレポートは効果的な施策であると思います。
イベントの内容を、イベレポによりテキスト化あるいはグラフィックレコード化することによって、本来オフラインでの体験(ex.情報収集)に留まるイベント自体が、Web上のコンテンツに変わり得ると思います。Web上のコンテンツには、不特定多数に拡散され得るという可能性がありますよね。
つまり、(運よく)届けたい層にイベントの内容が届き、かつ、その場で価値ある情報と判断されれば、イベントに参加していない方にも価値を届けることができるのです。それによって、この場合、「新規リード獲得」という目的をより効率よく達成できる可能性もあるのです。もしかしたら、通常時の6人の2倍、3倍の新規リード獲得に繋がる可能性だってあるのかもしれません。
イベント登壇者は、お金を払ってでもイベントレポートをしてくれるライターを探すべき?
上記のような理由から、「条件&コンテンツ次第」では、イベント登壇者はお金を払ってでもイベントレポートをしてくれるライターをアサインする方が良いのかなと思っています。(僕もよくイベントレポートをするので、ポジショントークですが...😇)
「お金を払ってでも、イベントレポート書いてくれるライターを探そう!」という主旨の話をした後にアレなのですが。
お金を払わずともイベントレポートをしてくれる方って結構いますよね。イベントレポートやTwitter実況枠がもっとも盛んなイベントの一つに、CXO Nightがあります。
僕が考えるCXO Nightの凄いところは、以下の2ポイントです。
①通常枠に加えて、「Twitter実況枠」、「イベントレポートnote枠」、「過去note書いてくれた人枠」という枠が別々に存在していること。
→ チケット発売後即完売してしまうほどの人気ぶりなので、依頼せずとも勝手にイベレポを書いてくれる人は多いです。通常枠以外にも枠を用意しているので下記のようなメリットが双方にあります。
・参加者:通常枠より競争相手が少ない。通常枠で定員オーバーした際は、他の枠で挑戦可能。
・イベント主催者側:イベントで話された内容が、Web上で拡散される。
②参加者にSNSネイティブの方が多い。勝手に拡散してくれる。何故ならば、拡散したくなるほどコンテンツの質が高いから。
→ 結局は、コンテンツの質がモノを言います。コンテンツ is Kingです。ただ、同時にそれを広める仕組み作りもとても重要です。Twitter実況枠や、イベントレポートnote枠は、まさにその仕組みの一つだと思います。
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イベントレポート書きます!もし、よろしければお気軽にTwitterからDMを!
表題の通り、イベントレポート書きます!もし、自社で「今度イベント開くんだけど、イベレポ頼めるライターがいないなぁ」と悩んでいる方。
もしよろしければ、私にまでお気軽にご連絡いただけると幸いです😌
これまでのイベントレポート実績はこちらから。ビジネス系(特にSaaS)が関心領域です!
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以下、参考文献および補足
「イベントに参加していない方にも価値を届ける」という観点で言えば、最近では登壇スライドの資料をSpeaker DeckやSlideShareなどを使って共有する方も増えてきています。
たとえば、、、
メルカリのデータアナリスト樫田さんの共有資料。
けんすうさんの共有資料。
こんな感じです。
スライドの共有は個人的にはめちゃくちゃありがたいです。いくら興味があっても、全てのイベントに行くことはできませんもんね。
スライドの共有に関して、ベイジの枌谷さんによるこちらのnoteが「お〜〜、確かに...!」となるのでオススメです。
今回のnoteを思いついたきっかけでもあります。
最所あさみさんのこちらのnoteも、とても参考になりました。
それでは、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
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