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Ubieに転職して1か月のBizDev社員が、結局転職して良かったのかを振り返る (妻への報告もかねて)

はじめまして。UbieのReiです。
医療機関向けSaaSの事業開発(BizDev)を担当してます。

この記事はいわゆる入社エントリーです。
私が転職活動中(2020年10月)にUbieを選んだ当時の意思決定が、
結局正解だったのかを振り返ろうと思います。

想定読者は下記の通りです。
・転職をなんとなく考えているが、Ubieのことをまだ知らない方
・Ubieを知ってはいるが、スタートアップへの転職は選択肢にない方
・約100名いるUbie/UAC社員
・私の妻

個人的な話で恐縮ですが、結婚直後にも関わらずスタートアップのUbieへの転職に賛成してくれた妻にも、この場を借りて説明したいと思います。

自己紹介

改めまして、Reiです。兵庫出身の30歳です。
これまでの職歴は下記の通りです。Ubieで3社目になります。
要約すると、新卒コンサル入社のアラサー男性です。
好きな食べ物はケバブです。昼ご飯は基本Uber Eatsでケバブです。

外資戦略コンサル (2016~2019)
・新卒でコンサルティングファームに3年在籍していました
・私の大学院の専攻が機械系の工学部なのもあり、メーカーや自動車会社のプロジェクトに従事することが多かったです。
・社会人としての基礎(スキルやマインドセット)を学ばせてもらった企業です。
国内の通信事業会社(2019~2020)
・自分でP/L責任を持つ経験を積みたくなり、日系大手の事業会社に転職
・新規事業でロボティクスのサービス立ち上げや、米国のスタートアップに マイノリティ出資する機会があり、激しい競争環境の中で優秀な人材が切磋琢磨するスタートアップの魅力を肌で感じることができました。


転職活動:Ubieに出会うまで (飛ばしてOK)

簡単にまとめます。

・前職の事業会社で、新規事業の立ち上げが一段落したので、転職を考え始める (2020年10月頃)
・自分の強みと、今後伸びる業界で働きたいということを考慮するとVertical SaaSの会社が良さそうという考えるに至る。
・エージェントに何社か紹介してもらって、面接受ける。
・そのうちの1社の社長がすごく魅力的で、何回か食事に行き、そこにジョインするつもりだった。

というわけで、Ubieとは全く違う別のVertical SaaSの会社にジョインする
気持ちを固めていました。
そんな中、久しぶりに連絡が来た大学時代の友人からUbieを紹介されます。

彼曰く、彼の友人が働いている医療系Vertical SaaSのUbieという会社がすごく成長しそうとのこと。
Ubieは事業拡大中で、優秀な人を紹介してほしいと言われているから、今度話だけ聞きに行ってみないか?とのこと。

そんなこと言われると悪い気分はしないですよね。
ほいほいとカジュアルイベントに参加しました。

そしてUbieの社員の話を聞き、衝撃を受けました。


転職決意:なぜUbieで働こうと思ったのか?

Ubieの社員からカジュアルイベントで聞いた内容は下記の通りです。

①創業4年弱、社員80名だが、すでに医療機関200社以上を顧客に抱えている
②累計30億円調達。時価総額xxxx円(非公開)で上場を目指している
③既存の病院向け事業だけでなく、toC、to製薬、toクリニック向け事業を  多拠点同時展開している
④Dev組織には役職がない。ピラミッド型組織ではなく、ホラクラシー型組織である
⑤組織文化の形成にめちゃくちゃ力を入れている。透明性を重視している
⑥0→10フェーズのDevチームと、10→100フェーズのScaleチームという別の組織を作った
⑦人事がいない。全社員がリファラル採用にコミットしている。結果として優秀な人材が芋づる式に採用できている


まず①~③の事業の話がすごい。
前職でスタートアップの事業計画資料を何社か読んだことがあるのですが、
資料の見た目はイケてるんだけど、事業計画の数字は本気か?と思えるぐらい現実離れした数字が並んでいることがよくありました。
一方でUbieの投資家向け資料は、一見途方もないような事業価値を目指しているのに実現可能に思える根拠があり、私が投資できるなら出資したくなるような内容でした。

さらに④~⑦のカルチャーや組織の話も印象的でした。
当時私がWho You Areというベン・ホロウィッツ氏の書籍を読んだ直後ということもあり、
"企業文化って重要。じゃあどうやって企業文化をゼロから形成できるのか?"という問いに対して、Ubieが明確な答えを持って実践・外部公開していることに驚きを覚えました。他の会社でここまで企業文化に重きを置き、かつ透明性高く外部に公開しているところには出会ったことはありませんでした。

最終的に私は当初転職を考えていた会社ではなく、
Ubieで働く意思決定を固めます。当時の私の意思決定を振り返ると、

・Ubieの事業の登り方が明確で腹落ちできた
・企業文化を重要視+外部公開できるスタートアップなら、その他の当たり前のことについても高い基準で取り組んでいるだろうという確信があった

という2点が大きな要因だったと思います。
余談ですが、上記の事業・カルチャーの話は下記のnoteで詳しく解説されています。興味がある方は是非ご覧ください。

事業の話:外資戦略コンサルのパートナーからジョインしたSAMのnote

カルチャーの話:

入社1か月後の振り返り:結局転職して良かったか?

良かったです。(結論ファーストは大事)
プロコンがあって~とかじゃなくて、転職して良かったです。

Ubieに転職して良かったことは下記の2点に尽きます。

・少人数の優秀なチーム(サークル)で高速に意思決定を下せる組織で働ける
・未開拓かつポテンシャルの高い医療ドメインを、上記の組織で開拓して
 シェアを獲得できる。そんなタイミングは今しかない

ホラクラシー組織についての詳しい説明はこちら
https://note.com/ubie/n/nd86e2a5655c0#D6CDh

余談ですが、Ubieと対極に位置する大企業では、
私の過去の経験上、意思決定は遅々として進まないことが多いです。

・役員に説明するための社内向けの資料づくりに時間を取られる
・検証できない数字に根拠はないのに、そのロジックづくりに頭を使う
・役員の時間をもらうために、秘書さんに頭を下げる。などなど

上記のロジや説明を軽んじると仕事ができない社員認定されてしまうので、部長以下メンバーは頑張ります。Ubieでは上記のようなことに頭・時間を使うことは一切ないです。余談おわり。

そのほかにUbieに入社して良かったと言える魅力は、
やはり人材の強さと組織文化の強さです。
バックグラウンド/専門性の違う彼らと同じチーム(サークル)で同じ目標に向かって働けることで、内発的モチベーションも高まります。
要は働いていて楽しいです。


人材の強さの具体例

・SaaS業界出身者が、ゼロベースで高速にカスタマーサクセスの基盤を
 構築している
・PR(パブリックリレーションズ)チームが、医療業界のステークホルダー
 との信頼関係を構築出来ている
・コンサルやリクルート、Google出身のメンバーがOKRの達成に向けて
 自走的に事業の不確実性を減らしている

組織文化の強さ(=徹底度合い)の具体例

・バリューや人材要件が明文化されており、行動指針(Do's and Dont's)
 にまで落とし込まれている。
・新入社員は1on1のカルチャーオンボーディングで、自身の業務の進め方がUbieのカルチャーとずれがないか定期的に振り返る
・透明性がめちゃくちゃ高い。ほぼすべてのやりとりがSlack, Docbaseで
 公開されているので意思疎通が早い。キャッチアップも容易


他にもお伝えしたいことはあるのですが、収拾がつかなくなりそうなのでこの辺で終わりにしようかと思います。下記の話もいつかしたい。

・アセットを積む意識、B/S思考が徹底されている話とか
・clubhouseで早速トークルームやりはじめちゃうあたりに透明性の高さ+
 ローンチ&ローンチの精神が体現されているねとか
・病院の院長先生にPoC提案しに行ったらすごい乗り気で賛同してくれた話とか。要は信頼のアセットが積まれている話とか


さいごに

>転職を検討されている方へ
カジュアル面談しましょう。これが言いたいがためにnoteを書きました。
正直、noteの文面を見ただけで組織・会社のイメージを理解していただくのには限界があると思います。

Ubieでは複数事業の同時展開を進めており、まだまだ人が足りていません。
Ubie Dev採用サイトからお気軽にご連絡ください!

他の社員のnoteを読んでいただくと、さらにUbieへの興味がわくと思います。


>Ubie/UAC社員の皆様へ
今回は個人的な話がメインでしたが、
次回3月にはカスタマーサクセスの型化をテーマに、ヘルススコアの設計と導入の記事を書こうと思います。

>妻へ
転職時に、世間で言うところの嫁ブロックを心配しておりましたが、気持ちよく背中を押してくれてありがとう。
この記事に書いた通り、Ubieは事業・組織も、私個人の成長の面でも良い会社だと思ってます。みんなのモチベも高いです。
世間的な知名度の高かった前職の会社からすると、Ubieはまだ小さい会社ですが、すぐに有名企業に成長する/させるのでもう少しお待ちください。

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