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出産を終えたらいっぱい食べたい。

ここ最近私が考えていること。
「出産を終えたら、いっぱい食べたい!!!」

一般的なイメージとして、
"妊娠中はお腹がすいていっぱい食べちゃう"
"お腹の子が食べたがってる(と言い訳してたくさん食べる)"
みたいなものがある気がするのですが、実際に妊娠して体験したのはイメージと全然違いました。
(あくまで個人的に、ですが。)

まず、つわりの最中(妊娠発覚〜妊娠4、5ヶ月)は、
・とにかく気持ちが悪い
・味覚が変わる(私は苦味優位になりました)
・食べたいものが偏る(お肉、脂質の高いものに惹かれない)
・"今はこれしか食べられない・食べたくない"という強い感覚
・食べ物の写真、映像を見るのもしんどい
こういう感じでした。

私の場合は特に妊娠10週目から16週目くらいがピークに辛くて、明日も明後日もそうなのか…と明けないつわりに涙する日も。
週に2〜3回は辛い、辛いと泣いていました(苦笑)。
実際の症状が辛いというよりは、まだ終わらない、ずっとこの状態が続く、ということへの絶望感にメンタルが保てないという感覚だったように思います。
少しずつ軽くなってはしんどくなり、辛くなっては楽になった気がする…という感じで妊娠20週くらいまではそれなりにきつかったように思います。
(12週くらいで楽になるって言ったやつ誰だ!!!と思ってました。笑)

そして、徐々に食欲が戻ってきたことに喜びを感じたのも束の間。
続いては身体の変化を実感するタームがやってきました。
赤ちゃんがお腹で育ち、子宮が少しずつ大きくなることで内臓の位置が徐々に動いていきます。
すると、自分のイメージする胃腸のポテンシャルじゃなくなっているのです。
動画や画像で妊婦さんのお腹の中の状態を教えてくれるものがあるのですが、それを見ると「そりゃそうだ」と納得。

出典: ムーニー公式サイトより
『子宮の位置と隣の臓器との窮屈な関係』

物理的に狭くなって窮屈なのに加えて、ホルモンの関係もあって、消化の力が弱まったりもしているらしい。

そうなると、せっかく「あれも食べたい!これも食べたい!」と思っていても、いざ食べてみると全然量が入らなかったり、おいしさの勢いでたくさん食べられたとしても食後の疲弊がすごい。
食べて疲れるってどういうこと…という衝撃を受けます。
身体が「こんなに(こんなの)食べると疲れます〜」と嘆いているのを実感するのです。

それに加えて、出産に適した体重の増加度合いというものも存在しています。
人によって違ったり、産院によって方針がそれぞれだったりするものなんですが、増やし過ぎも増えなさすぎも良くない。
一般的には増やす方が簡単なので、「体重管理をしっかりしましょうね!」という時期がスタートします。
ちなみに、これは産むまで。
特に無痛分娩を希望している人は(私です)、麻酔の使用を考慮して体重制限がかけられたりもします。
食べられるようになったのに、食べすぎないようにしないといけないという現実。

さらに言うと、食中毒などをはじめとする胎児への悪影響を懸念する食べ物・飲み物にも気をつけなければなりません。
よく知られているもので、「妊娠中はお寿司や刺身などの生物は避けましょう」というのがありますよね。
絶対にダメ!!!ってことはないんだろうけど、気をつけてと言われたらできるだけ気をつけたいと思ってしまうもの。
お腹の中でポコポコと動いている可愛い我が子を危険な目に合わせたくない…!という母性がすでに芽生えているので、我慢するなんてお手のものです。辛いけど。

…ということで、いろんな理由が重なって思い切り食べられない(食べないように気をつけたい)妊婦さん。
最近はやっと料理もまた楽しくなって、料理動画やグルメ動画もワクワクしながら見られるようになった私。
もっぱら考えているのが、「出産したら、思いっきり食べてやる…!!!」ということ。

大好きなお寿司も、脂っこい焼肉や揚げ物も、甘いスイーツも、思いっきり食べてやる。
(母乳をあげている間はこれに気をつけて、みたいなこともきっとあると思うけど。)
食べるだけで疲れたり胃もたれや食道炎を感じてしんどくなったりしない身体で、好きなものをたくさん食べたい!

プッシュギフト(出産を祝っての素敵なプレゼント)で高価なものをもらったり自分にあげたりするより、私にはこの願望の方が今はずっと強いのです。

ちなみに、これは妊婦が辛いという嘆きや愚痴ではありません。
これもこれもこれも叶えよう(食べよう)という、私の直近の夢とワクワク、希望なのです。

赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるなら、あと数ヶ月のダイエットなんてへっちゃら!(もちろん辛いけど)
今の私で出来る分精一杯身体と赤ちゃんに良いことをやっていくから、お腹の中を満喫してね。

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