娘とのお出かけは、ちょっと恥ずかしい
娘が最近「グーチョキパーで何つくろー」という手遊び歌をよく唄う。
グーとチョキでカタツムリとか
チョキとチョキでカニさんだとか
有名なあれ。
その歌を、娘とバスに乗って出かけた時、バスの中で娘が歌い出した。
したっ足らずだが、バスの乗客達はこの歌を唄っているとみんな気付く。
平日の昼間だから、老人しか乗ってない。
みんな「うんうん」という感じで見守ってくれている。
私はというと、今これを唄うのか…となんとも言えない気持ちになる。
彼女には、お気に入りの歌詞がある。
カタツムリ、カニ、蝶々などをグーチョキパーだけで表していくが、娘の「もっと!」という要望に応えるのも限界がある。
そんな私が苦し紛れに作ったものが、娘にヒットしてしまったのだ。
もちろん、周りは私の作だとは気付かない。
でも、なんとなく気恥ずかしい。
しかし、娘は容赦なく、力一杯それを唄う。
グーチョキパーで
グーチョキパーで
何作ろー?
何作ろー?
右手はグーで
左手もグーで
グーーーッ!!!!!!
力技が過ぎる。
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