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【ネタバレあり】ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー

MCU最新作、『ブラックパンサー ワカンダフォーエバー』みてきました。ゆるい感想ですが、ネタバレ含みます。

ちなみに、マーベル映画は公開さらたら必ず見るようにしているのですが、ディズニープラスまでは追い切れていない状況。『ムーンナイト』『ミズマーベル』『シーハルク』は最後まで見れていないです。

と、言う感じですが、今回のワカンダフォーエバーはインフィニティサーガまで見てれば楽しめる映画でした。

チャドウィックボーズマン不在でしたが、むしろ新ヒーローたちのオリジンになっていて最後まで見入りました。

今回、ワカンダと敵対したタイカン帝国(ネイモア)はネイティブアメリカンという設定でした。メタ的ですが、どちらも西欧諸国に迫害されていた民族ということになりますね。スペイン、アメリカという具体的な国名が名指しされていたのはびっくりしました。

ファルコンの件もありますし、今後のMCUの地球組はそうした課題にフォーカスしていくんでしょうね。

個人的にはワカンダ女王の「ワカンダに全てを捧げたのはわたしだ」という言葉にハッとしました。天皇制の日本ですから、響いた人も多そうです。

アイアンハート(といよりもリリーの存在)が、トニースタークからの文脈にはないところも良かった。継承や遺恨がテーマになる中で、アイアンハートはそういうものの外で、偶発的に生まれた感じがより輝きます。

あとはエムバクの立ち振る舞いが終始よかった。今回、一番株をあげたキャラクターじゃないかな。真っ当な正義感があり、主人を立てながらも俯瞰した意見を上申できる。主人の下した結果がどうであれ見守りサポートする。
ウォンとかもそうなんだけど、この立ち位置のキャラクターが自分は好きなんだなあ。

腑に落ちなかった場面もあって。

シュリの「世界を燃やしたい」という思いに対しての説明が不足している感じがしたこと。

エピローグに関して希望も残ったけど、先に知らせていればシュリの行動も変わっていただろうということ。

そもそもみんなもっとコミュニケーションとったら?ということ。

 

台本の書き換えや再編はあっただろうし、そもそもテーマが複合的で難易度高かったとおもうけど、故にちゃんと納得したかった場面かも。

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