脳について知ろう!④(後頭葉編)
こんにちは!
理学療法士のすけです。
今日は後頭葉についてざっくり書いてみたいと思います。
後頭葉の全体像
後頭葉は、一次視覚野(V1)〜五次視覚野(V5)に分けられます。
V2~V5はV1の前方に位置するため、まとめて「視覚前野」とも呼ばれます。
一次視覚野:視覚情報から色や形、動きや奥行きなどの情報を抽出し、
各情報をより、「高次」の視覚野に送る。
視覚前野(V1~5):一次視覚野から受け取った視覚情報を処理・統合し、
物体の認識や空間認知を行う。
「What?」と「Where?」の経路
・腹側視覚路と背側視覚路
・V1は、網膜より送られてきた視覚情報から色や形、動きや奥行きなどをの特徴を抽出し、V2へ送ります。
・V2に送られてきた視覚情報のうち、「動き」や「奥行き」の情報は、V3の背部側・V5(MT野)を介して頭頂連合野に送られます。これにより「見ているものがどこにあるのか?(Where?)」が判断されます。この神経の回路を『背側視覚路』と言います。
一方、「色」や「形」に関する情報はV4を介して側頭連合野に送られます。これにより「見ているものが何であるのか?(What?)」が判断されます。この神経の回路を『腹側視覚路』と言います。
と、後頭葉の説明はこんな感じですかね!
結構、難しい言葉も出てきて分かりにくかった気もします、、笑
後頭葉は視覚情報の振り分けをするところですね!
視覚から得られる情報は非常に膨大です。そのため、視覚情報を分けてそれぞれ別のところで処理し、その後、統合するという流れです。この部分は「側頭葉」・「頭頂葉」のところでもう少し詳しく書けるかと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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