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イラスト映画劇場

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大学生の頃は、授業にも行かないで、情報雑誌「ぴあ」を片手に、関東一円の名画座を巡っていました。 サラリーマンになってから30年は、映画からは遠ざかっていましたが、定年退職後は、そ…
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2021年2月の記事一覧

宇宙大怪獣ギララ 1967年松竹

宇宙大怪獣ギララ 1967年松竹

少年時代は、京浜東北線の与野駅前に住んでいたので、隣のビッグ・シティ大宮にはよく遊びにいきました。

大宮には、与野にはないデパートが、当時で4店舗もありました。

中央デパート、大宮ステーションデパート、西武デパート、高島屋ですね。

お目当ては、屋上遊戯場とゲームセンターでしたが、この中では、1番の老舗中央デパートの3階にあったおもちゃ売り場が結構好きでした。

ここは、どのデパートよりも、マ

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ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2  2011年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2 2011年イギリス・アメリカ

さて、8作目で、いよいよ最終作です。

Part 1 のところで、物語背景と登場人物をしっかり整理してみましたので、本作は、スッキリと堪能させてもらいました。
J.K.ローリングの原作は、全7巻ですが、その全てが大長編ですので、通常は2時間ちょっとの映画には収まりきりません。
これまでの6巻の映画化に当たっては、やむなく幾つかのサイド・ストーリーはカットして脚本化してきたようですが、この大円団に当

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ハリーポッターと死の秘宝 PART1 2010年イギリス・アメリカ

ハリーポッターと死の秘宝 PART1 2010年イギリス・アメリカ

さて、いよいよ7作目は、完結編の前編です。

残された5つの「分霊箱」を探し出して、破壊するために、ハリーは7年目になるホグワーツには戻らない決意をしています。
愛すべき両親から、自分の記憶を魔法で消して、決死の覚悟でハリーの元へ向かうハーマイオニー。
ロンもハーマイオニーも、ヴァルデモートが執拗に命を狙うハリーを守るために、「不死鳥の騎士団」たちと行動を共にします。

本作では珍しく冒頭から登場

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ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年イギリス・アメリカ

さて、6作目です。

だんだんと、ストーリーと人物相関がややこしくなってきて、一回見ただけでは、理解できなくなってきました。
情けない。
怪しいなと思ったら、wiki をチェックするのですが、どうやらそのあらすじは原作小説のものらしく、映画の内容とは微妙に違っているようなんですね。
記憶ちがいがありましたら、申し訳ない。最初に謝っておきます。

さて、本作の冒頭は、シリウス・ブラックが命を落とした

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 2007年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 2007年イギリス・アメリカ

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

さて、全8作中5作目まできました。

冒頭、ハリーの従兄のダドリー・ダズリーが、突如ディメンターに襲われるのですが、このダドリーが誰だか最初はわかりませんでした。
ダドリーは、前作には登場していなかったので、僕が会うのは3年ぶり。
この年頃で、3年も会っていないと、だいぶ大人っぽくなってくるので、あの意地悪い家族が出てきて、やっと膝をポン。
ハリーたちも、いよいよ

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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 2005年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 2005年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

さて、4作目です。

ハリー、ロン、ハーマイオニーのホグワーツ仲良しトリオも魔法学校の4年生。
日本なら、中二病の年頃14歳になっています。(彼らの実年齢は16歳くらい)
本作の話の肝になるのは、魔法界の伝統行事である「三大魔法学校対抗試合」。
三大魔法学校が、ホグワーツに集い、その代表選手一名が、学校の名誉と期待を背負って、用意された競技を戦い抜きます。
競技

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 2004年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 2004年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

3作目です。

主役の三人も、ホグワーツ魔法魔術学校の3年生。
13歳という設定のようでしたが、実際はみんな15歳くらいのはずで、日本で言えば中学生くらいになってきました。
原作の設定が、何歳なのかわかりませんが、物語と一緒に、主人公たちも成長していくのは見ていて楽しいものです。
前二作と比べて、おや、ちょっとテイストが変わったかなと思っていたら、監督が交代し

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ハリー・ポッターと秘密の部屋 2002年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと秘密の部屋 2002年イギリス・アメリカ

ハリー・ポッターと秘密の部屋

さて、ハリー・ポッター・シリーズの第二作目。
「賢者の石」の翌年公開ですが、主役の三人は、ちょうど背も伸び盛り。
ダニエル・ラドクリフも、たった一年のインターバルでしたが、この間で「子供」から「少年」に成長している感じでした。
人間界に帰れば、魔法を使うことは禁じられているホグワーズの生徒たち。
意地悪な叔父一家の仕打ちに耐えながら、再びホグワーズに戻る日を心待ちに

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ハリー・ポッターと賢者の石 2001年イギリス

ハリー・ポッターと賢者の石 2001年イギリス

ハリー・ポッターと賢者の石

シリーズものは、全部揃えて、はじめから一気に見るというのが習慣になっています。
世の中には、様々なシリーズものがあるのですが、過去衛星放送の録画は結構行き当たりばったりにしていたので、抜けてしまっているシリーズものも結構あります。
このハリー・ポッター・シリーズは、定年退職後に作ったリストを改めてチェックしたところ、全8作がすべて録画してありました。
「スター・ウォー

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哭声/コクソン 2016年韓国

哭声/コクソン 2016年韓国

コクソン

「パラサイト 半地下の家族」「新感染 ファイナル・エキスプレス」「グエムルー漢江の怪物」などなど。
ここ最近見てきた韓国映画には、ハズレがなかったので、期待して本作をチョイス。
日本の俳優國村隼がキャスティングされています。
2016年製作の映画。監督は、ナ・ホンジン監督。
コクソンとは、泣き叫ぶという意味の「哭声」と、韓国に実際にある町「谷城」のダブル・ミーニング。
精神錯乱を起こし

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悪魔の手毬唄 1976年東宝

悪魔の手毬唄 1976年東宝

映画史・時代劇研究家の春日太一氏が、日本映画の中でも5本の指に入る傑作と熱弁をふるっていた動画を、YouTubeで見たました。
この作品は、公開からしばらくたってテレビ放映されたものを見ています。
市川崑・石坂浩二が組んだ金田一耕助シリーズとしては、2作目となるのが本作。
前作の「犬神家の一族」が角川映画の第1作目として大ヒットしたのを受けて、東宝が製作した作品です。
市川・石坂コンビによる金田一

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インターステラー 2014年 アメリカ

インターステラー 2014年 アメリカ

Amazon プライム の会員特典についに、クリストファー・ノーラン監督の「テネット」が登場。
この時期暇な百姓にとってはありがたいことで、早速見ようとしたのですが、ちょっと待てよと思いとどまりました。
「メメント」を見て、「ダークナイト・トリロジー」を続けて鑑賞してきたところです。
「インターセプション」は、すでに見ています。
彼のキャリアを確認すると、まだ未見の映画が2本ありました。
2017

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