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採用担当でもマネジメントでもないデザイナーが採用に関わる意味

こんにちは、こんばんは。ちゅうさんです。
私はマネーフォワードに在職中、特に採用担当やマネジメントでもなく「デザイナー採用」を自主的にしていました。(↓こんな具合に)

周囲からは「やってくれてすごい!」と言っていただけましたが、個人的には全てのデザイナーの職務内容に採用という項目を入れてもいいくらい、必要なものだと思っています。

デザイナーの皆さんはもちろん、デザイナー採用に関わる全ての方へのヒントになると幸いです。
(文字文字しいのは許してね)

採用は「自分のため」にある

デザイナー採用は皆でやる時代に

デザイナーの皆さんはご存知の通りデザイナー採用は厳しい状況です。

厳しいですがジョブチェンジした方など、デザイナーになりたてorなりたい”ポテンシャル層”の方々は一定数いますし、そういった方々が成長・活躍できる組織と環境構築もデザイン組織の急務になっています。

とはいえ、、、採用は自分より優秀な人を採るもの。当然本音は即戦力ほしいいいいいいいいいいいいいい!!!!!です。
タイミングはあれど即戦力ほど市場にいないよね😇

もともと母数が少ない中で、求めるスキル要件、カルチャーマッチ…etcに当てはまる人はもっと少ないです。
毎日にようにスカウト送っては、カジュアル面談を実施しても中々採用に繋がらないのが現実なのです。

もはや人事の採用担当やデザインマネージャーが採用活動をするだけでは、即戦力となる良い人は見つからないし、来てくれない時代になっていると思います。デザイナー1人1人が採用に関わるべきなのです。

事業の成長には人が必要

デザイナーを採用することは、「今手が足りないから補充する」ために採用するものではありません。プロダクト・事業を成長させるためにあります。

当たり前の話ですが、以外と抜け落ちる部分です。新しいデザイナーが入れば今までできなかった新しい領域にリソースを避けますし、プロダクトの磨き込みのスピードも上がるし、知見も知識も増える。

短期的な人手不足を補うのであれば外注するという手段がありますし、長期的にプロダクトと事業に関わり続けるデザイナーを見つける必要があります。そのために採用をするという意識を常に持つことが重要です。

自分の利益に繋がるというマインド

え、自分の為ってそんな利己的な…。って思うかもしれません。ですがデザイナーが増えて、プロダクトが成長し、事業が会社が大きくなれば、給与が上がるかもしれませんし、ボーナスも出るかも。それに自分の成長機会も増えていきます。

デザイナーは短期的にモノを売れば給与が上がる仕事ではありません。長期的な事業の成長により評価され給与が上がります。

自分の利益に繋げるために事業成長は不可欠ですし、そのために採用することは繋がってくるものなのです。

「デザイナー」という役割が廻り続けるために

私は採用業務には「人を採用する」ことと、「採用できる状態を維持する」こと2つの側面があると思います。

「採用できる状態を維持する」というのは、常に優秀なデザイナーが採用できる=来てくれるという状態です。

極端な話、会社にいるデザイナー20人が全員事故にあったとしても、翌日には同レベル以上のデザイナーが同じ人数採用できる状態になれると良いって感じですね。

その状態を作るには採用広報や、会社のブランディング、プロダクトの魅力など様々な要因が必要です。ですがデザイナーはその全てに関与可能な職種です。デザイナーという役割・機能に人が入り常に廻り続けるためにも採用は非常に重要な役割を担っているのです。

メンバーでもできる採用活動

「どういう人が必要なのか」をみんなで議論する

あなたは今、自分の組織でどんなデザイナーを採用しているかわかりますか?

恐らく多くの方は共有を受けていないかもしれません。一緒に働いて、一緒にデザインする仲間のはずなのに、採用要件の話に入れないのっておかしいですよね。

メンバーは「どういうデザイナーが必要なのか」の議論に入る必要がありますし、デザインマネージャーは採用要件や考えをオープンにして議論の場を設けるべきです。

経験やナレッジを発信する

発信!発信!発信!
デザイナーのあなたがやってきたことや、考え、まとめたことをどんどん発信していきましょう。

自己の振り返りにもなると同時に、デザイン組織のブランディングにもなりますし、採用だけでなく社内外でのデザイナーのプレゼンスを高めることにも繋がります。

そんなすごいこと書けないよ…と思っていても大丈夫。アウトプットするということ自体が素晴らしいのです。

マッチしそうな方と関わりを持ってみる

このデザイナーさんと働いてみたい!話してみたい!って思う方がいれば、ぜひコミュニケーションをとってみてください。

カジュアル面談形式話す必要はありません。本当にちょっとした”お茶会”くらいのカジュアルな場で大丈夫です!

社外のデザイナーと関係を持つこと自体、あなたの知識のアップデートや多角的な視点を持つことに繋がりますし、あわよくば(両者にとって)採用に繋がるくらいの感覚でいいと思います。

その時がくればぬるっと採用に繋がるものです。なので普段からデザイナーの友達・知り合いは作っていて損はありません。

採用候補者と話す機会を持つ

選考フローに入ってみましょう!

前段でお話したように、これから一緒に働く可能性のあるデザイナーと1度も話さないまま採用されるのってちょっと不安だと思います。

なのでカジュアル面談でも面接でも選考に参加するようにすべきですし、マネージャーは参加する機会を与えるべきです。

ミスマッチを減らすことにも繋がりますし、メンバー全員が納得感を持って採用を進めることができます。

オンボーディングなどの環境構築に関わってみる

採用は「入社後のこと」も考えなければいけません。

採用された方がスムーズに業務に慣れ、会社の雰囲気に馴染めるようにオンボーディングなどの環境整備なども重要です。

一連の採用体験の構築・改善に是非関わってみて、一緒に働く人が活躍できるようにしてあげましょう!

採用はみんなでやるもの

デザイナー採用のみならず、エンジニアなどの専門性が高い職種の採用は難しくなってきています。

今までのようにマネージャーが採用要件を採用人事に伝え採用活動するだけでは、欲しい人材を採用できなくなってきています。

そのためにメンバー1人1人が意欲を持って採用活動に関わり続けることで、間口が広がり候補者から見ても行ってみたい組織になります。

ぜひ皆さんも採用に関わってみてください!


最後まで読んでいただきありがとうございました!!!


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