採用デザイナーになってみて
ちゅうさんです。
久々にnoteを書きます。いやぁネタが無かったわけではないんですよ。ただただめんど…、いや筆がノらなかったということで。
グループリーダー/UXデザイナーという肩書ですが、最近は勝手に採用デザイナーを名乗ってデザイナーの採用活動しています。
それって採用人事では?いえいえ。採用デザイナーです。
「とにかく!まずは!人が欲しい!」状態
グループリーダーになり採用活動にも関わり始め面談や面接にも出始めたころ、とあることに気づきました。
『募集めっちゃしているのにデザイナー全然集まらないなぁ。』
部署のデザイナーの募集要項を見るとスキルや経験はミドル〜シニア以上でマネジメントも出来る人。どこの組織もめっちゃ欲しがるようなスキル…!
そしてそれが5~6人くらい必要…!(一時期は10人とかになってた)かねこつよしさんの仰るようにしかも短期決戦。
ありがたいことに今のMFXのデザイン部は急激に人が増え、なおかつ様々なプロダクトが走っている状態。
素晴らしい!だけどてんやわんやで組織体制どうするかまでに手が中々回せない状況。
なので各プロジェクトに対し、「どれくらいのスキルを持ったデザイナーがこれくらい必要…」という目線になってしまっていたのです。
採用(と広報)を一生懸命楽しむために手を挙げる
「じゃあ採用に注力しなきゃ!」
というものの、各チームはほとんど時間を割けず、空いている時間や夜中にやっている状態。
専任で採用を担当する人もほぼおらず、何よりもこの組織、とっても事業理解が難しい…。
そして採用するにも何やっているかよくわからないし、発信もあまりやっていない…。
「あれ?じゃあやりたいって思ってて、事業理解めっちゃしている俺がやればよくね?」
情報を発信することも好きで、チームを作り上げるにも興味があった私は、「採用と広報をやるデザイナーになる!!」と手を挙げることにしたのです。
なぜ専任の採用・広報が必要なのか、なぜ私がやるべきなのか。それがわかる資料を作って上長達に説明し、採用も広報もやっていくことになりました。
「MFXって面白そう!」と思ってもらう
まず始めたことはTwitterで面白そう、マネーフォワードと合いそうと思った人にDMしてお話することです。
今すぐに転職する気がなくても、「マネーフォワードって面白そうですね!」と言ってもらえること、「何か面白いことができそう」とお互い思うことを目標にしています。
なので良いところも課題点も話しますし、もし選考に進むなら可能な限りサポートします。現に何名か選考に進んでいただきましたし、内定をもらってジョインした方も複数います✨
そんでもって次に作ったのが部署共通の採用資料。今までのMFXの採用資料はみんなバラバラのものを使っていて、MFXが伝えたいメッセージを共通して届けられていませんでした。
MFXの目指す未来やどういった事業をしているか、そしてどんな人々がいるのか。そういったことが伝わるようにMFX共通で使う採用資料とメンバー紹介資料を作成しました。(絶賛手直し中)
事業成長できる場を作るために採用をデザインする
とやってはいるものの、これで採用がそう簡単に進むわけではありません。
ではなぜか?
客観的に【このマネーフォワードのMFXという組織のデザイナーになりたい】と思う時どう考えるだろう。そう考えてみました。
「このデザイン組織はどうなっていきたくて、どう成長できるんだろう。」
当たり前のことですが、そう考えると思ったのです。そしてそれをちゃんと伝えられてなかったことにも気が付きました。
どんな組織になっていって、メンバーがどう成長していける環境か、そしてどんな人が必要か。
それを定義できないと採用するほうも、されるほうも見通しを立てられず、ミスマッチが続く状態になってしまうと感じました。
私の考えをまとめたもの。あれだ、これだとどういう組織であるべきかをリーダー陣と議論しています。
もちろん採用資料とかで伝えられることもあります。ですが、本質的ではありません。チーム全体で考え、皆のwillや課題を盛り込みながら組織の姿を定義していくのです。
私が採用デザイナーと名乗るのはこのように「どう組織があって、どう採用を進めていくか」を問題提起し、みんなで考えていくためです。
事業を成長させるのは人です。そのために優秀な人を採用するにも、メンバーがすごい人になるのにも、【組織がどんな未来を見据え、どういう課題を解決していき、どう成れるのか】を示す必要があります。
正直ノウハウ全然ないですし、採用部の方々にいろいろリードしてもらいながらやっています。
ですが私は現場とマネジメントの間にいる人間。両方の課題感や悩みを知れる立場です。だからこそ今いる全てのメンバーが幸せになり、これから入るメンバーが楽しく成長できる環境を考えていけると信じています。そしてそれがマネーフォワードの成長と社会のフォワードに役立つことも。
【採用デザイナー】として私の組織だけでなく、マネーフォワードもっと面白くしていきます!!!
似たことをしているかた、是非お話しましょう!!!
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