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~一人旅の魅力を感じる~四国・瀬戸内の旅 Part2


前回までのお話

SFC修行が終了し、無事会員になれた後、
その権利を使って旅行したいという思いから9月の連休を使って四国・瀬戸内を巡る旅に出てきました。
↓SFC修行の模様は下記マガジンにまとめています。

前回は徳島への移動と雨で急遽翌日以降の予定変更に奔走した話や、2日目の鳴門観光、そして宿泊地高松での最高の夜の模様をお届けしました。

今回はそんな急遽変更した3日目の旅の模様をお届けします。

瀬戸内の島へ行く

早速トラブル発生

3日目、新たなプランとして瀬戸内のアートの島”直島”へ行くことにしました。
直島はモネの睡蓮でも有名な「地中美術館」「瀬戸内国際芸術祭」の会場として有名な島で、美術館なら雨も関係ないということで折角ならと思い訪れることにしました。

高松からはフェリー(所要時間:50分)又は高速船(所要時間:30分)が出ています。
今回9:20発の高速船のチケットを買うために売り場へ来ましたが、ここでトラブル発生。

この日の天候は雨、
高速船は雨や風の影響を受けやすいのか天候不良で9:20発の高速船が欠航になっていました。
近い時間に出る別会社の便は既に満員で乗れず10:14のフェリーまで待つ必要がありました。

実は到着後地中美術館へ向かう予定で、入場時間が決まっているためフェリーでは時間を過ぎてしまいます。
他の時間への調整も難しく「諦めて直島の他のアート施設を見て回ろう」ということで10時台のフェリーのチケットを購入し、ひとまず朝食を食べに行くことにしました。
(チケットは入場時間の1時間前までなら手数料無しでキャンセル可能でした)

うどん県でうどんを食す

気分転換に讃岐うどんを食べに行きます。
出発までは1時間ほどしかないので高松駅近くの”めりけんや高松駅前店”に来ました。

行列がすごいが回転は非常に早い

JR四国がやっているチェーンのお店で都内にもありますが、有名店に行って並んで食べる時間はなかったためこちらに来ました。
チェーンといっても讃岐うどんであることは変わらず、そのコシは流石です。

シンプルにぶっかけとエビとさつまいもの天ぷら

まさかの展開、そして直島へ

うどんを食べながら地中美術館が諦めきれず販売サイトを見ていると突然ちょうどいい時間に空きが出たのを見つけました。
速攻で購入しウキウキ気分で再びフェリー乗り場に向かい乗船です。

直島への所要時間は約50分、窓側の席を確保することができ瀬戸内の島々を見ながら向かいます。
また、瀬戸内海は内海のため揺れが少なく、乗り物酔いの激しい自分にとっては非常にありがたいです。

直島観光〜地中美術館と草間彌生〜

地中美術館へ

直島には11時前に到着。

町営バスと地中美術館のあるベネッセアートサイト内の園内バスを乗り継いで地中美術館へ到着です。

地中美術館を見る

“地中”ということもあって外観はほぼ見えません。
(美術館内は撮影出来ないため、文章での紹介になってしまいます。)

この地中美術館は「クロード・モネ」「ジェームズ・タレル」「ウォルター・デ・マリア」の3名の作品のみが展示されており、規模自体はそこまで大きくなりません。

地中美術館HPより
https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
地中美術館HPより
https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
地中美術館HPより
https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

展示スペースは空間や見せ方がとても工夫されていて没入感のある空間になっていました。
特にモネの睡蓮は薄暗い空間から突然巨大な睡蓮の絵が目の前に広がる感じあり、鳥肌者だと思います。

作品数が多くないので美術館自体は1時間ほどで見終わってしまいました。
“地中カフェ”というのも館内にあるのですが混んでいて断念し、次の移動もあるため港に戻ります。

島を感じ草間彌生を見る

園内バスと町営バスの乗り換え地には草間彌生作のオブジェがあり、乗り換え前にそれを見に行きました。

海に飛び出た先にあり、島ののどかな空間にポツンとある異色の雰囲気です。
ここから再びバスに乗り港に戻ります。
他にも本村エリアなど観光したい場所はあるのですが、次の目的地への移動があり今回は断念しました。

港はかなりきれいでお土産売り場や簡単な食事も出来るようになっていました。
また、そのすぐ近くには”草間彌生といえば”で思い浮かべるであろうこの赤のオブジェが鎮座しています。

ちなみにこのオブジェは遊具の様に穴が空いていて中に入ることも出来ます。

宇野へ〜宇高連絡船のルートを辿る〜

次の目的地は岡山県宇野
瀬戸大橋が開通する以前、岡山と高松を結んでいた宇高連絡船の出発地です。
フェリーも出ていますが、この時乗った13:55の便は小型船での運行でした。

船は15分ほどで宇野に到着。
宇野港は高松と同様、港と駅が非常に近くかつての乗り換えの風景を感じることが出来ます。
駅舎は歴史を感じる風格ですが、ホームは1面2線と小さく、連絡船利用で賑わっていた頃と比べるとひっそりとしているのかもしれません。

瀬戸大橋を渡り再び四国へ

宇野からまずは茶屋町へ向かいます。
115系など昔の車両に乗りたかったですが、すごいペースで置き換わっている”Urara”こと新型の227系がやってきました。

宇野から茶屋町までは25分ほど、ここから更に瀬戸大橋線で児島に向かいます。

児島には15分ほどで到着。
ジーンズの街として有名な児島は瀬戸大橋の本州側の端っこでもあります。
朝のうどんからまともに食事していなかったので駅のコンビニで食料を買い、ここからは特急しおかぜで松山へと向かいます。

今回はここまで

長くなってしまったので今回はここまでにします。
3日目は早速トラブルから始まった日でしたが、それもどこか楽しんでいい体験に出来るのは旅の良さかもしれません。

次回はいよいよ最終回。
本旅最後夜の松山の夜と最終日の松山観光の模様をお届けします。

それではまた!

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