赤は赤でも赤裸々に。
じつは今、手元に原稿を3つ抱えています。
赤ヘル・カープ本じゃありませんよ。(笑)
カープの本ばかり上梓してきたバチでしょう、世間ではすっかり「カープに関する本を出している」物書きにされてしまってますが、たまたまです、たまたま。
書きたい本、書かなければならないと思った原稿を書いてきたら、なんとなくそうなってしまっただけのこと。
元々はノンフィクションの「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」がメジャーデビュー作品(メディアファクトリー刊)で、カープとは全く関係ないゲートから斯界に参入というか闖入したので、出自はまったくちがうのですね。
それはさておき、今回執筆中の三種の原稿は、どれも「ヒロシマ」がテーマ。いわゆるカタカナのヒロシマですね。
そしてその3本は、それぞれ下記のように棲み分けができています。
①新書スタイルのノンフィクション(これから原稿を清書していく段階)
②ムックスタイルの企画本(構成をまとめて落とし込んでいく段階)
③小説スタイルの単行本(すでに書き上げて加筆・修正している段階)
とまあ、こんな感じです。
今後これらの原稿を上梓するためにプロモーションをしかけたり、内容の構成・整理をしたりと、追い追いの作業をしていくことになります。
これらの原稿が最終的にどのようなかたちで本になるのか、あるいはならないのか…。
せっかくなので、そのプロセスを赤裸々に、ここにレポートしていこうと考えています。
環境としては厳しい状況がつづいているとはいえ、執筆者にとっては紙媒体の本の人気は未だに根強いものがあります。もしかすると、ネットで簡単に「本らしきもの」が出せるようになって、未来の執筆者にとってはその欲求はかえって強くなっているのかもしれません。
この記事をお読みになっている貴方も、もしかして「いつか本を出したい」という希望を持たれているかもしれませんね。
そんな方には、いくらかの参考にはなるかもしれません。あるいは反面教師にはなれるかもしれない。(笑)
そして、ぼくにとってはこの記事そのものがプロモーションになるかもしれず…。
そんなこんなを期待しつつ、「酔頓楼の出版日記」の、まずは1日目の記録です。
追記
すでに某編集者の方にはご相談申し上げていているので、出版ルートとしてはそちらを優先して、ということになりそうです。
ただ、いろいろな条件が付帯してくるので、それらを調整しながらということで、その経緯なんかもまた参考になるのではないでしょうか。
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