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彼女は蝶みたく美しく強く飛んだ。

池江璃花子選手。
私と誕生日が一緒。
そんで同じガンサバイバー。
文字どうり、サバイブして、した、人。
これすごいんだよ。マジで。

抗がん剤治療中にお母さんに、
「死にたい。」って漏らしたって言ってた。
それでも勝ち抜いて奇跡起こした。
強く美しく靱やかに見える影で
繊細に心を揺らしながら耐えぬいて
気合い入れたり入んなかったり右往左往して

そして辿りついた東京五輪。

まず、そこに辿り着くまでの練習と大会をやり抜く事って尋常じゃないアスリートの底力。

抗がん剤やった人みんなそうだけど、
本当にやっていいのか?これで元気になるのか?
ガン細胞撤退してくれんのか?って思いながらも
みんな乗り越えてきた山をよし!登るって決めた!って叫んでから治療に入ると思うんです。

そんでエグいフェーズを何回も乗越えてとにかく完走するって目的だけでなんとかかんとか頑張るんですよ。

それに加えて池江選手には、その先にまたオリンピックに出てメダルを取る!っていうデカいセクションも待ち受けてた。

いや、そんなの人間技だけじゃ出来ないよ。

ほんとにすんげーのです。

彼女の五輪は終わった、ってニュースの文字みてなんかちげーだろ、って思った。
そうなんだけど、違うんじゃ。

私には黄金に輝きまくるメダル下げてるの見えました。

今回のオリンピックはそれぞれの想いがある。
マジで人それぞれの想いがひしめきあってる。

上っ面だけの東京オリンピックじゃなくて
その裏側の物語もちゃんと見ていきたい。

池江璃花子選手は蝶みたくとっても美しかった。
水から跳ね上がって空を軽快に飛んでるみたい。

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