無職本重版記念投稿③ ほんと、無職ってなに? 著者:松尾よういちろう 公開
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

無職本重版記念投稿③ ほんと、無職ってなに? 著者:松尾よういちろう 公開

水窓出版
2020年7月3日に刊行した『無職本』の重版が決定しました。
この度重版を記念して『無職本』執筆者の一人であるミュージシャン松尾よういちろうさんからメッセージをいただきました
また、このために撮り下ろしていただいた松尾よういちろうさんの弾き語りカバー動画も視聴できます。ぜひ、下記リンク先よりご視聴ください。

新型コロナウイルスの猛威はとどまるところを知らない。ビフォアコロナ時代の思惑は覆され、ミュージシャンとしてのライブ活動は、ちっともできなくなってしまった。
音楽による収入はほとんどゼロだ。
いや、正直に書くと、感染拡大前に決まっていた春のライブイベントのキャンセル料金を支払っているため、収支はマイナスだ。

しかし、そんな中でも『無職本』は売れ行き好調。早くも重版が決まった。おめでとうございますありがとうございます。
現在はこの本が唯一の収入源になっているのだから、僕は、もう作家なのかもしれない。でも、いくら「僕は作家だ」と言ったところで、町中ですれ違う赤の他人から見ると、やっぱり僕は無名の“自称”作家となるのだろう。

僕が『無職本』で取り上げた“自称”問題は、思っていた以上に多くの人が目の当たりにし、ぶつかったことがあるようだ。
この本をきっかけに、共に『無職本』に寄稿している著者や、読者の方の様々な“自称”エピソードをSNS等を通じて目にしたり、“公称”としても作家である高橋源一郎氏のラジオ番組でも取り上げていただいた。
実際に執筆をしたのは2020年1月から2月にかけて。そこからまだ年を跨いでいないはずなのだが、あの当時考えて考えて、禅問答をしながら書き起こした無職に対する答えに、読者の声が絡みつき、納得することができなくなってしまった。
また、振り出しに戻るのである。
ほんと、無職ってなに?

松尾よういちろう 39歳 ミュージシャン

●『無職本』重版記念
松尾よういちろう弾き語りカバー動画
高田渡「仕事さがし」
https://youtu.be/oUhYTG7Ules

▼松尾よういちろうYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/YoichiroMatsuo 

202005_無職本_H1

内容
どこにでもいる普遍的な人々が「無職」という肩書がついたときに考えていたこと、感じたことを、それぞれの表現方法で自由に書いてもらいました。
目次
無職ってなに?/松尾よういちろう
職業:無職/幸田夢波
無色透明/太田靖久
平日/スズキスズヒロ
底辺と無職/銀歯
僕、映画監督です!/竹馬靖具
浮草稼業/茶田記麦
本のなかを流れる時間、心のなかを流れる時間/小野太郎
著者プロフィール
松尾 よういちろう (マツオ ヨウイチロウ) (著/文)
1981年4月8日 愛知県名古屋市生まれ。
2008年~2020年3月までフォークロックバンド「井乃頭蓄音団」のオリジナルメンバーとしてボーカルを担当、フルアルバム6枚を発表。現在はソロで活動中。日本のフォークソングに傾倒しており、中でも高田渡、さだまさしに影響を受ける。家族や故郷を題材にした歌が多く、日常の些細な出来事を切り取り、優しく温かくユーモラスに描く。
フジテレビの音楽番組「お台場フォーク村デラックス」に出演して以来、THE ALFEEの坂崎幸之助氏から恩顧を受ける。FUJI ROCK FESTIVAL 2015(木道亭/Gypsy Avalon)&2016(苗場食堂)と、異例の2年連続出演を果たす。2016年出演の際は、鈴木慶一氏(はちみつぱい/ムーンライダーズ)と共演。ARABAKI ROCK FEST.2018ではフラワーカンパニーズ、あがた森魚氏、曽我部恵一氏他と一夜限りのユニットとして出演。鈴木茂氏(はっぴいえんど)、暴動(グループ魂)、樋口了一氏などとも共演。
松尾よういちろうHP: http://ma-yo.info
幸田 夢波 (コウダ ユメハ) (著/文)
声優ブロガー。オンラインサロン『夢波サロン』オーナー。高校生で声優デビューし大学在学中にアーティストデビュー。約8年間の声優事務所所属ののち、フリーランスとなりブロガーになる。ブログでは声優業界のあまり知られていない裏側の話やフリーランスとして働く上で必要な知識などの記事を公開中。
ブログ:幸田夢波のブログ(https://yumemon.com/)
Twitter:@dreaming_wave
太田 靖久 (オオタ ヤスヒサ)(著/文)
1975年生。神奈川県出身。2010年『ののの』で第42回新潮新人賞。2019年7月電子書籍「サマートリップ 他二編」(集英社)刊行。2020年10月単行本「ののの」(書肆汽水域)刊行。フィルムアート社ウェブマガジン「かみのたね」で『犬たちの状態』(共作/写真家・金川晋吾)を連載。その他、インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集したり、コンセプチュアル書店「ブックマート川太郎」を展開している。https://twitter.com/ohta_yasuhisa
スズキ スズヒロ (スズキ スズヒロ) (著/文)
1992年宮城県仙台市生まれで在住。小学3年生の時、「石ノ森章太郎のマンガ家入門」を読んでマンガを描き始める。著書に『空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集』(イースト・プレス)がある。第2種電気工事士、危険物取扱者などの資格を保有している。
銀歯 (ギンバ) (著/文)
名前 銀歯
年齢 39歳
住処 不詳
職業 底辺労働者
田舎で生まれ育ち、底辺労働を続ける傍らで、クルマで山道をドライブしながらYouTubeにて底辺労働者の日常や仕事のこと、自己哲学を延々と垂れ流すラジオ動画を投稿し続けている。期間工、ブラック企業、工場労働、零細企業で主に働く。
竹馬 靖具 (チクマ ヤストモ) (著/文)
1983年生まれ。2009年に監督、脚本、主演を務めた「今、僕は」を全国公開。2011年に真利子哲也の映画「NINIFUNI」の脚本を執筆。2015年、監督、脚本、製作をした「蜃気楼の舟」が世界七大映画祭に数えられるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のフォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品され、2016年1月より、アップリンク配給により全国公開。2020年夏より、映画「ふたつのシルエット」がアップリンク吉祥寺ほか全国公開中。
茶田記 麦 (チャタキ ムギ) (著/文)
1981年7月、水面と同じ高さの東京下町で生まれ、川を越え坂を上り山の手の学校に通ったため、どこ育ちと地名とともにアイデンティティを語ることが難しい。小中高をエスカレーター式の女子校で過ごし、早稲田大学第一文学部を卒業。現在は千代田区にて労働する会社員です。
小野 太郎 (オノ タロウ) (著/文)
1984年山口県生まれ。これまで東京堂書店神田神保町店、文榮堂山口大学前店、ブックセンタークエスト黒崎店で働いた。2019年秋、退職。現在、福岡県北九州市で妻とルリユール書店を営む。
HP http://reliureshoten.com
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!
水窓出版
すいそうしゅっぱんです。こちらのページで小社刊行書籍に関する情報を随時お知らせします。 HP▶︎https://suisoubooks.com/ Twitter▶︎https://twitter.com/suisoubooks 新刊『短篇文藝漫画集 機械・猫町・東京だより』発売中