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宇宙のその先と無限

こんにちは。彗星です。久しぶりに物語以外の話ですね。今回は宇宙に関する話をしようと思います。

突然ですが、皆さんは宇宙が有限だとしてその向こう側に何があるのか考えたことはありますか?
他の宇宙や神の存在、素粒子の点滅…本を読んだら色んな可能性が書かれていました。

私が考えたことは、宇宙はどのようにして生まれたのだろうか、その前はどうだったのだろうかと考えていくと、どうしても当たる壁があるということ。つまり、無限というものによって空間が宇宙という壁よりも先に、そしてそれよりも先に…とはてしなく広がっていることです。


私はそれにどう答えを返そうか考えていた時、それにはあまり関係ないかも知れませんが一つ面白い考え方を見つけました。

有限=無限

何言っているんだこの人と思ったかもしれません。本来、有限と無限は反対の位置にあるはずだと考える人もいるはずです。
私が考えたのは、こういうことです。
例えば今、数直線を書いたとします。そして、『1から10まで』と範囲を決めたとして端にそれぞれ書きます。これは、みた限りでは有限ですね。


では次にその間の2から8を取ってみます。すると、幾つにも無限にとることができますよね。
2、2.1、2.12、2.121…
有限の間では無限の数を取ることができるのです。ゼノンのパラドックスのようですが、この場合は違い、実際に無限の量ができます。

さて、1から10と言った時、その1は本当に1なのでしょうか?
1.00…(0が無限大数個付く)1となった時、その数を1と言っても否定はできないと思います。
3分の2(0.666...)に×3すると必ず2(1.999...)になるように、有限の範囲はそのままでもそこから飛び出す数字が出てくる限り、1と断言することはできないと私は考えました。
同じことが全ての有限に言えます。この場合は数直線というとても狭い範囲ですが、宇宙という広大な範囲ではその1という数字が表す範囲は大きくなるのではないでしょうか。
以上、有限=無限だと考えた理由でした。


実はこれを書いているうちにもう一個思いついたことがあります。
「無限は実は0と同じようにみてもいいのではないか。」
無限は、私の解釈としては始まりも終わりもないものと思っています。つまり、大昔の前には大昔があって、それがずっと続くというわけです。
それには、0もぴたりと当てはまります。0には始まりも終わりもありません。無、ですね。
正反対の二つですが、こんなところで共通点が見つかりました。意外と仲がいいのかもしれませんね。

こんな考えで宇宙のその前を探ろうとしても相手は簡単に手のひらを出すわけがありませんが、いつかそれを知ってみたいものです。