337日目 別れたほうがよいけど、別れられない矛盾
あの日からもうすぐ1年。状況はさらに悪いけど、かといって、同棲している家を出る勇気はありません。
今日はこれの337日目です。
何ヶ月かに一度、結婚とかどうですかねー?
って聞いてみます。濁った返事しか返ってこないので、そんなふうに思われてるなら、こっちから願い下げだわ。みたいな気分です。
向こうから、求められてした日が思い出せません。行為がなくなると好意がなくなっていくような気がして、こちらから仕掛けますが、私自身の身体も機能せず、すっとこどっこいです。
ただし、これらの問題を除けば、我々は特に問題ありません。
彼より少しだけ早くベッドを出て朝食を用意し、玄関でハグをして見送ります。
仕事と飲み会で一緒に寝られるのは週に2.3度ですが、ひとり時間を愛する私にはちょうどよく、深い会話さえしなければ、なにも問題はないのです。
きっと我々に愛はありません。深くお互いを思いやることも、会いたいと願うことも、一緒になにかはじめることもないでしょう。
それでも、帰ってくる人がいる。ただそれだけで、生きていける気がしています。
彼がプロポーズしてくることはないとわかっても、この家から出て行く勇気がありません。
出て行ったほうが良いとわかっていても、愛されていないとわかっていても、合理的ではないと理解していても、沼から抜けられません。
あーーーー。
学びはなにもありません。
でも、悩むくらいなら、受け入れるのもありかなぁって。
振られるまで、この素敵なタワマンに居座ってやろうと思います。いつか、子どもが産めない年齢になって追い出されたら後悔するのでしょうか。
いつかそんな日が来ることを理解しながら、ここにいられるほど、強くなれるでしょうか。
337日目の教訓
日記を書いても、辛い日は辛い。
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