地政学② ランドパワー大陸国家

今回はランドパワーの国家 大陸国家について書いていきたいと思います。

ランドパワーはシーパワーの反対で陸に力を入れる国家の事で内陸国家などが鉄道や陸軍に重きを置いて活動する国家です。

ランドパワーはイギリスの地政学者のマッキンダーによって作られたものでありランドパワーというものはロシアなどの超大国をいう事を意味している場合もあります。

大陸国家の構成に必要なものは

大陸を支配するための軍事力
鉄道や道路など陸上輸送の発達
陸地での農業や資源開発技術
領土を広げた時の支配力

が必要になってきます。

ランドパワーというのはシーパワーを定義するために出来たものなのでしっかりした定義がないとされています。

ランドパワーというのは周りが国で囲まれているために軍事力を上げる必要がある。 倒される前に倒すという民族性があるので周りを侵略していく思想があります。

そして人というのは陸上で生活するので最終的に巨大なランドパワーが世界を支配すると言われています。資源や農業などが豊富にありある程度自給自足ができるので国を発展することに集中できるので発展しやすいが輸送では海洋国家に勝てないので世界の覇権というのを取りにくいとされています。

物流を制するものが世界を制す

と言われていますので、、

逆に言えば陸上国家が海上輸送を手にしてしまえば世界を制する事ができるのです。 

大陸国家のメリットデメリット

メリット

自給自足がしやすい
領土が負債にならない
発展しやすい
資源が豊富にある
農地が豊富にある
軍事力が高い
革新的であり新しい発明が多い

デメリット

物流を支配できない
軍事費がかかる
戦争に発展しやすい
敵に囲まれてしまう
海に面してなければ貿易が難しい
内戦が起きやすい
国内外で安定しない


大陸国家というのは侵略される恐怖というのが備わっている。ドイツのヒトラーや現代の中国やロシアが領土拡大するのにはこういった民族性があると思う。 中国などが残虐なのではなく地理的な要因が強いのかもしれない。

世界で生きていくために相手の民族性であったりするものも重要になってくる。 国防を行う時は自国どうこうではなく相手国の状況○○パワーでどういった民族性であるかを考えるていかなければならない。 相手に合わせるのが重要である。

地政学的に大陸国家VS海洋国家で争いが起きてきた。だからこそ我々日本は海洋国家同士でてを組んでいく必要がある。 大陸が統一されてしまえば日本は太刀打ちできない。


しかし大陸国家と仲良くしていかなければ資源がないので生きていく事ができない。海洋国家日本はたくさんの事を考える必要がある。 誰と手を組みどう生きていくのか。 


大陸国家(ロシア)海上輸送を手に入れさせないようにしながら近くの大陸で統一国家ができないようにしながらチョークポイントを確保して資源や食品を確保しながら海を支配する。
そして世界を操っていかなければならないと僕は考える。

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