久々に見てみました

2004年に中国海南島に1年留学していたのですが
その時に書いていたメルマガ「中国便り」を久々に読んでみました。

こちらにUPしようかなと思って読み始めたのですが
「どれもUPできない」笑
あまりに辛辣すぎて、ストレートで、、そして政治的・民族的な要素が満載で。。。
もともと留学前に努めていた広告会社の元上司や先輩に向けてかいた
メールが発端でしたので、
今私が会社で書いているようなメルマガとは少し宛先が違う訳で。。。
でも中国大陸からEmailの波に乗せて日本に発信していたのですが
よく検閲(日本語だしないか。。)に引っかからなかったなぁと少しヒヤッとしました。笑

読みながら、私こんな経験もしたんだなぁ、あんなことも!と
その逞しさが誇らしくなりました。笑
そして久々の記憶をよみがえらせていました。
その中でも紹介できそうな内容があったので、ちと抜粋します。

(※2004年の情報です)
汗だくになりながらメールをうってる松本です。
みなさまいかがお過ごしですか?
日本はもうすぐ梅雨にはいる頃でしょうか?
(中略)

先週の金曜日「スターウォーズ エピソード3」早速見てきました!!
中国公開初日に行きました。
てっきり、北京や上海だけしかこの日から見れないと思っていたのですが
思いがけず、早くも味わえてよかったです!!興奮しました!
中国語スターウォーズ…「星球大戦前伝」って言います。
私はちょっとした、知る人ぞ知る「スターウォーズマニア」…。
ここで内容を詳細を語ると止まらないので、語りません。
私は6部作の中で一番いいと思いました!
(エピソード5はまた格別で好きですが)
とはいえ、3に詰め込まれたテーマが多いので
2時間半があっというまで、展開が速く、私的にはあと1時間くらいひっぱって じっくりやって欲しかったですが…。
「アナキンがダークサイドに入ってしまい、気持ちを自分で操作できなくなるシーン」悲しくて感動します。ぜひ話題作なので、見てください。

大体を理解しましたが、日本に戻ったらまた見ようと思ってます。

(中略)DVDには大体の映画で中国語字幕+中国語の吹き替えが
入っています。
前に一度お話したことがあるかもしれませんが、
中国では国内映画でも普通語の字幕がはいります。
各地いろんな言葉をしゃべってるひといますからね、年が上の人はいまだに方言しかしゃべれない人もいます。
私にはありがたい話で、聞き取れなくても読んで理解ってこと多いです。
中国語は外国人の名前も全て漢字になるので、字幕追ってて、それが一番辛いんですよね。
ちなみに今のところ出合ったのが4パターン。
1.英語の発音をただ漢字にしたもの
「菜昴納多・迪●普里奥」
誰だと思いますか? レオナルド・デカプリオ
2.英語の意味を感じにしたもの
「ルーク・天空者」←スカイウォーカー

3.英語の発音にも近いんだが、意味も1とは違い意味もうまく考えられてるもの。
会社の社名に多い。見ていて「うまいなー」ってもの多いんですよ。

「家快福」←カルフール(※日本・中国からは撤退しましたかね)
中国語で読むと「じゃーらぁふー」意味は漢字の通りです。

「必勝客」←ピザハット
中国語で読むと「びーしぇんかぁ」同じく意味は漢字の通り。

「可口可快」←コカコーラ
中国語もこれは近く「かぁこうかぁーらー」
意味は「可+形容詞」でとっても○○なので、「口にあって、快楽な」ですね。
ちなみに「かわいい」の中国語は「可愛(かーあい)・・・愛すべき)です。 

4.2よりもさらに遊んだ意訳
「猫鼠遊戯」←catch me if you can
私の好きな映画のタイトルです。

ちなみに映画館で映画を見るのは10~40元くらい。
アメリカはもっと安いらしいですよ。日本の値段を言ったら友達がたまげてました。

こちらでの勉強生活もあと1ヶ月、早いですねー。
学校が終わったら、旅行しながらだらだら帰るので
7月いっぱいは中国にいるのですが
もう気分は「荷物処分モード」に入っています。
今期で日本に引き上げる、もしくは他の土地にいく友達が多いので
大半の必要のない荷物はここにおいていくことになりそうです。
とにかく「本」が多いんです・・・。日本でなかなか買えなそうなので
ここで買った本を早くも船便で(日本につくのに1ヶ月以上かかる?が安い)送る準備なんかをしてます。
もう見ないだろう初級のちょー簡単な本を処分する前に
「あぁー一言もしゃべれなかったんだよなー、振り返るとよく頑張ったかな・・・」

と自分を誉めたりしています。
とはいえ、足りない!あと1ヶ月!
ともかく残された時間、らおしー(先生)を引っ掻き回して
疑問はたくさん解決してかえろー。

ではでは、長くなってすみません。
これからスターウォーズ エピ3をもう一回味わいます。
ではではお仕事頑張ってください。

松本直子

2004年松本直子「中国便り」より抜粋


若い。そして、貴重な経験ができたなとつくづく思いました。
あれから20年近くか、、、当時は2022年という年は想像できませんでした。
でもあの時があるから、今がある。
そんな風に思っています。

いつまでも私の第3の故郷に変わりありません。
現地で受けた温かい人の交流、そして経験は私の財産です。

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