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だから、日本では生きていけない

こんにちは、ゆきなです。
今回書く意見は間違っているかもしれません。

なぜなら、私はさまざまな場所で働いた経験はありますが、正社員になった経験も同じところに長く勤めた経験もないからです。世にいう〝正解〟をなにも成し遂げたことがないからこそ、今回の意見は否定されてもしかたないと思っています。

そのうえで、私のように世の中の〝正解〟ができない人でも、夢を叶えながら生きていけることを少しでも多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。




『令和の虎』は好きですか?

みなさん、YouTubeチャンネル『令和の虎』はご存知ですか?

私はいろいろな人の考え方や意見を聞くため、こちらのチャンネルはちょこちょこ拝見しています。が、あまり好きではありません💧私が苦手とする大人の集まりで、心はつらくなるばかりで、温かい気持ちになる回がほとんどないからです。ただ、私の苦手な世の中の凝縮版みたいな動画を遠いところから眺めていられるので、本当に勉強になります。

今回は、そんな『令和の虎』の系列チャンネルである『青い令和の虎チャンネル』にアップされていた1つの動画を深掘りして考えていこうと思います。



今回参考にさせていただいたのは、こちらの動画です。ネタバレも含め、考えていきますので「ネタバレは勘弁!」というかたは、まず動画をご覧ください。


誰かを傷つける〝茶番〟はエンタメになりうる?

さっそくネタバレですが(笑)サムネにある2人の喧嘩は茶番です。どうにもならない空気を変えようと虎の方が動いた結果、揉み合いの喧嘩になりました。

しかし、この喧嘩で司会の岩井社長は怒りをあらわにしている瞬間があるし、志願者は怯えてしまって動画の最後には凍りついた表情でした。

ここで引っかかったのは、いくらエンタメとはいえ「誰かを傷つけて終わる茶番」はエンタメになり得るのかということ。

たしかにバラエティ番組で、茶番喧嘩をしている場面をよく見かけますが、最後にはみんな笑顔で場の空気も柔らかくなって終わっています。たしかに、全部が全部そうではないし、規模や質が少しちがうので比べる時点で間違っているのかもしれません。

しかし、人と人との関わりで何か1つのモノを作り出すという以上、本質は変わらないと私は思うのです。


人と人との関わりがマイナスで終わるのには違和感がある

これは本当に強く思います。人との関わりをWin-Winで終わらせるには、お互いがお互いに努力しなければならないので、そもそもWin-Winにしようとする気がない人とは実現不可能です。

そのうえで、今回の動画を見てみると、Win-Winにしようと努力していると虎たちはいっていますが、行動には示されていないように思います。もしかしたら主宰を含め虎の方たちは、この動画の結果でも十分、Win-Winになっているとお考えなのかもしれません。ですが、私はどうしてもそう思えませんでした。

なぜなら、Win-Winというのはお互いの目的を達成することだけではないからです。生産性・結果・成果のみで考えるのならたしかに、この動画の内容でもWin-Winになっていると思います。

しかし、にフォーカスしたらどうでしょう。

Win-Winになっていますか?

答えは「ノー」だと思います。虎たちはこんな残念な志願者のために時間を割かれてしまったとマイナスな気持ちだろうし、志願者は志願者で喧嘩に怯え怖い思いをしてマイナスな影響を受けたと思います。


相手の気持ちを考えられないのはだれ?

私は相手の気持ちを考えられないのは虎たちだと思います。希望金額に満足いかないのなら、最初から「◯◯円以上から」と明示しておくべきだし、志願者の目的に不満があるのなら線引きをしっかり明示して、厳しくジャッジするべきです。

そのラインをあやふやにしているのは、志願者不足を防ぐためでもあると思うのですが、そうやって利益を優先させておいて、理想の志願者像から大きく外れた相手を質問責めにしたり、詰めたり。

経験や実力の差を存分に活かして、上から目線。キツい言葉で詰めて、平気で相手を傷つける。私はそんな虎たちのやり方をみて、いつも苦しく思います。そして、この令和の虎を見るたびに日本には戻れない…と強く感じます。

できる人(強い人)が、その力やポジションを使って、まだできない人(弱い人)を追い詰める姿は本当に胸が苦しくなります。


父親の暴力を知ったうえで、大人の男が喧嘩する

これには本当に驚きました。これはあくまで私の推察ですが、主宰と虎の喧嘩が終わった後、志願者は深々と頭を下げながら虎の方々に謝り、志願者の顔からは血の気が引いていました。

これはトラウマによる恐怖が生み出した行動と反応だと私は思っています。

父親の暴力を経験している私も、きっと志願者の彼と同じように深く謝り、土下座していると思います。父親からの暴力がトラウマになっている人は、喧嘩している人が父親じゃなくても、安全だと知っていても、茶番でも、茶番だと知っていても、当時の恐怖に飲み込まれ、凍りついてしまいます。

ここでいうトラウマとは、イヤな思い出・つらい思い出として使われているトラウマではなく、パニック発作を伴うPTSDとしてのトラウマです。


実力がない人が認めてもらうには、すべてを曝け出すしかない

これももしかしたら、虐待を受けた人特有の歪んだ考えなのかもしれません。力の差が圧倒的な相手には、自分の体も、心も、思考も、命も、権利も、所有物も何もかもを差し出して、抵抗・反抗できないことを示し、生きるか死ぬかの瀬戸際を、嵐が過ぎ去るまで無抵抗を貫いてやり過ごすしかありません。そうすることでしか、自分の命を守れません。

きっと〝普通〟の人は、そんなことしなくても命が脅かされることのない環境が提供されていたんだと思います。しかし、虐待が続く環境で育った我々は、力の強い者にすべてを差し出し、なにをされても無抵抗を貫くことでなんとか生き延びたため、このルールは虐待環境を抜けたあとでも適用され、身の危険を感じた時にしっかり発動します。

これらをふまえたうえで、志願者の発言。必要以上に正直で、世の中をうまく渡るために必要なウソであるにもかかわらず、つけていません。これ、明らかに虐待サバイバー特有のすべてを明け渡すムーブです。

身の危険を感じれば感じるほど、すべての情報・心を出してしまう。その結果、さらなる攻撃を〝普通〟の人から受けてしまい、余計にテンパる。余計に怖くなる。身の危険を感じる。


嘘をつくべきなのは重々承知だけれど、嘘をつけない

こんな悩みがある人は一度、自分の人生を振り返ってみてください。あなたがもし、虐待サバイバーなら、病的なトラウマを患っているのなら、つらい過去があるのなら、「嘘をつけない」というあなたの気質は、生き延びるために必要だったルールからきているものかもしれません。

〝普通〟の人には、自分の命を守るためにすべてを明け渡して無抵抗になるしかないなんてこと想像もつきません。想像できないどころか、そんな発想すらありません。

だから、あなたの正直さを責めたり、怒ったり、否定したり、あざわらったりします。そんな奴は気にしないでください。この世の中に存在しないものとして、自分の世界から消し去ってください。

あなたが周りに否定されるほど正直なのは、これまで自分の力で自分の命を死守してきた証拠です。大丈夫。ウソが必要なのにつけないときは、こうしてください。


相手のほしい言葉をプレゼント

ウソをつかなければいけない場面で、またすべてを明け渡しそうになったら、私はいつもこう考えています。

今、相手がほしがっている事をプレゼントしよう

こう考えて言葉を発します。そうすることで、自分にとってのウソはウソじゃなくなり、相手へのプレゼントに変わります。するとどうでしょう。自分は苦しむことなく、社会人の〝普通〟を守ることができるし、相手は納得のいく答えをもらえて穏やかです。

相手へのプレゼント

この考え方はさまざまな場面で役に立つので、ぜひ実践してみてください。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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