プレビュー:2018:J2:第12節:A:vsジェフユナイテッド千葉「鬼門突破という歴史的一歩を踏み出す事を目指す試合」

1、今季の成績

勝敗(11/42)
7勝3分1敗(2位:勝ち点24)

得失点
13得点4失点(+9)

ホームスコア(4勝1分1敗:5 8得点2失点)
1-0×2、3-0×1、0−0×1、0-1×1

アウェースコア(3勝2分0敗:5得点2失点)
0-1×3、1-1×2

ゴール(全13ゴール)
3後藤 圭太×1(頭1)、4濱田 水輝×2(頭2)、6喜山 康平×1(頭1)、8塚川 孝輝×2(頭1、右足ミドル1)、14上田 康太×2(FK左足2)、18齊藤 和樹×1(PK右足1)、24赤嶺 真吾×1(左足ボレー)、19仲間 隼斗×1(頭1)、33阿部 海人×1(左足1)、オウンゴール×1(足1)

アシスト(全9アシスト)
8塚川 孝輝×2(頭1、右足1)、9李 勇載×1(右足1)、14上田 康太×3(FK左足2、クロス左足1)、18齊藤 和樹×1(右足1)、19仲間 隼斗×1(左足1)、24赤嶺 真吾×1(パス右足1)

得点の形(流れ×4、セットプレー×9)
クロス→左足ボレー×1、クロス→頭×1、FK→頭×2、左足直接FK×2、FK→混戦→左足×1、CK→混戦→頭×1、速攻→ポストプレー→右足ミドル×1、CK→2次クロス→頭×1、PK(右足)×1、クロス→オウンゴール×1、ロングスロー→混戦→頭×1

失点(流れ×2、セットプレー×2)
CK→ショートコーナー→右足(ミドル)×1、PK×1、左足(フリック)→頭×1、右足(クロス)→頭×1

得点時間帯(10得点:前半×7、後半×6)
1分~15分×1、16分~30分×3、31分~45分×3、前半AT
46分~60分×4、61分~75分×2、76分~90分、後半AT

失点時間帯(3失点:前半×3、後半×1)
1分~15分×1、16分~30分×2、31分×45分、前半AT
46分~60分、61分~75分、76分~90分×1、後半AT

2、予想メンバー

監督

長澤 徹

スタメン

24赤嶺 真吾(有力)
19仲間 隼斗(有力)、18齊藤 和樹(有力)
11三村 真(有力)、14上田 康太(当確)、8塚川 孝輝(有力)、21椋原 健太(当確)
6喜山 康平(当確)、4濱田 水輝(有力)、3後藤 圭太(有力)
22一森 純(当確)

リザーブ

GK:13金山 隼樹(当確)
DF:31下口 稚葉(有力)
MF:25武田 将平(有力)、15末𠮷 隼也(当確)、7伊藤 大介(当確)、10大竹 洋平(不透明)
FW:16リカルド・エンリケ・ダ・シルバ・ドス・サントス(当確)

3、予想詳細

説明

スタメン

◎:スタメン有力
〇:スタメン候補
△:リザーブ候補(他ポジションメインだが適性有りも含む)
×:リザーブ外濃厚

リザーブ

◎:リザーブ入り濃厚
〇:リザーブ有力
△:リザーブ候補
×:リザーブ外有力

スタメン

CF:24赤嶺 真吾〇、18齊藤 和樹〇、16リカルド・エンリケ・ダ・シルバ・ドス・サントス(リカルド・サントス)△、32福元 友哉×、20藤本 佳希×、9李 勇載(怪我)

ST:18齊藤 和樹〇、19仲間 隼斗△、16リカルド・エンリケ・ダ・シルバ・ドス・サントス(リカルド・サントス)△、10大竹 洋平△、30武田 拓真(怪我)

OH:19仲間 隼斗〇、7伊藤 大介△、10大竹 洋平△、15末𠮷 隼也△、25武田 将平△、17関戸 健二×、30武田 拓真(怪我)

LWB:11三村 真〇、25武田 将平△、2澤口 雅彦(?)、34デューク・カルロス(怪我)

DH:14上田 康太◎、8塚川 孝輝〇、25武田 将平△、15末𠮷 隼也△、7伊藤 大介△、17関戸 健二×、28加藤 健人(怪我)

RWB:21椋原 健太◎、26松本 健太郎×、2澤口 雅彦(?)

LCB:6喜山 康平◎、31下口 稚葉△、27崔 程援(チェ・ジョンウォン)×

中CB:4濱田 水輝〇、3後藤 圭太〇、5増田 繁人×

RCB:3後藤 圭太〇、33阿部 海人(?)、23久保 飛翔(怪我)

GK:22一森 純◎、13金山 隼樹△、1椎名 一馬×、40李 京泰(イ・キョンテ)×

リザーブ

GK:13金山 隼樹◎、1椎名 一馬△、40李 京泰(イ・キョンテ)×
DF:31下口 稚葉〇、5増田 繁人×、27崔 程援(チェ・ジョンウォン)×、33阿部 海人(?)、23久保 飛翔(怪我)
MF:7伊藤 大介◎、15末𠮷 隼也◎、25武田 将平〇、10大竹 洋平△、17関戸 健二×、26松本 健太郎×、2澤口 雅彦(?)、34デューク・カルロス(怪我)、28加藤 健人(怪我)
FW:16リカルド・エンリケ・ダ・シルバ・ドス・サントス(リカルド・サントス)◎、32福元 友哉△、20藤本 佳希 ×、9李 勇載(怪我)、30武田 拓真(怪我)

4、注目ポイント

Q.1「連戦の関係でスタメンに変化があったか。またその効果は。」

Q.2「熊本戦で、守備の隙を突いて攻める事が出来たが、同様にパスを繋いで高いラインの千葉に対して、どこまで戦えるか。」

Q.3「千葉のコンパクトな布陣のハイプレスに対して、どこまでゲームメークできるか。」

Q.4「千葉の注目選手(18熊谷 アンドリュー、25茶島 雄介、3近藤 直也)に対してどこまで戦えたか。」

Q.5「ホームに強い千葉のホームで、岡山が初勝利することができるかどうか。」

5、注目選手

「18熊谷 アンドリュー」

 ここまで、全試合スタメン及び最多出場時間を誇る千葉の心臓。昨季は、守備面で大幅に成長し、高い奪取力を発揮出来る様になった。攻撃面で、高い技術に裏打ちされたパスからの展開力は、貢献度は高い。攻守で、中盤の要で、彼が輝くことになれば、千葉が有利に進めているという事になると思います。

 岡山としては、デュエルの部分でもしっかり戦って、中盤での主導権を握っていきたい。

「25茶島 雄介」

 広島在籍時には、クラブワールドカップで、大活躍した記憶に新しい。ゴール前での創造溢れるドリブル、パス、シュートというのには、サッカーセンスを感じさせるものがある。しかし、広島では、そこから伸びきれず、主軸になる事は出来なかった。そういった背景もあり、武者修行で、一皮むけるために千葉に期限付き移籍でやってきた。

 ここまで、全試合で、スタメン出場している。また、中盤の真ん中でプレーすることが多かったが、ここに来てRWBを任されるなど、プレーの幅を広げている。ここまで2得点と、千葉の中で、自分を活かす術を掴みつつあり、今度は、サイドで、どういったプレーをみせてくるのか。

 岡山としては、不慣れであるサイドの攻防で、有利に進めて、彼の良さをしっかり消して、仕事をさせない様にしたい。

「3近藤 直也」

 ここまで、失点が多くなっているが、千葉のDFリーダー及びキャプテンとして、千葉を支えている。失点の多く、勝ち切れていない現状に責任を感じている事は間違いないと思いますし、失点が多い中で、千葉のサッカーを体現し、勝つために重要な役割を担っている選手として、しっかり仕事をしている事も間違いない。

 矛盾するかもしれませんが、ホームでの強さは、今季でも健在している事が示す通り、ディティールまで、コントロールしている事が予想され、アウェーで、少しでも移動などの肉体的にも精神的にも負荷がかかると崩壊してしまう。

 そういったサッカーを3バックの中央で、コントロールし、戦っている訳ですから、岡山としては、3近藤 直也に対して、プレッシャーをかけ続きて、そのバランス感覚を狂わし、得点に繋げたい。

6、プレビュー

 岡山にとって、千葉の地でのアウェー戦は苦い思いでしかない。調子が良くてもそのシーズンに順位が上位でも、千葉の地で、勝ち点3を得る事ができなかった。ホームでは、勝てているので、完全な苦手なチームではないですが、何故か千葉の地では勝てない。

 ここまで、そういった千葉との激闘の試合の記録があります。今でも覚えているのは、イリアン・ストヤノフのハンドでの一発退場。誰がどう見てもGKみたいな見事なセーブをみせた。それが、勝敗を分けたわけではなく、千葉の地では劣勢に立つ事が多かった。

 試合を優位に進めているのに勝てない。勝てない理由が分からない。そういった事はなく、負けるべくして負けた試合がほとんどである。千葉は、現在J2歴が長いですが、岡山としては、J1チームの様な大きな壁を感じる千葉でのアウェー戦となっている。

 それだけにここで勝つことができれば、J1に向けて歴史的な一歩になる事は間違いないですし、得点力不足解決や勢いに乗り切れない部分への弾みとし、首位に返り咲くことができるか。自動昇格圏を維持している力があるかどうか。それともこのまま落ちて行くのか。

 千葉としては、逆に2位の岡山に勝利することで、上を目指していきたいし、相性の良いというデータ通り、勝ち点3が最低条件とも言えるカードであると思う。

 相性という過去のデータを打ち破りのか、データ通りなるのか。状態が真逆の両チームの激闘。今からとても楽しみである。

7、通算対戦成績

通算対戦成績(J2)

A:岡山:6勝(13得点):2分:(18得点)8勝:千葉:H

会場別(岡山視点)

H:シティライトスタジアム:6勝0分2敗
A:フクダ電子アリーナ:0勝2分6敗

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(Masaaki Sugino)

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