2024ファジアーノ岡山にフォーカス2「背番号予想と考察」後編



1、前置き


 背番号の発表された選手の中でも、サプライズのあった選手もいましたし、多くの岡山サポーターの方が、選手やチームへの期待が大きくなった方は多いのではないでしょうか?

 今回のフォーカスでは、想像を膨らませた考察を交えつつ、全選手の背番号についての予想の答え合わせや感想を綴っていきたいと思います。今回の後編とは別に、選手名鑑の構想も考えているので、今回は、背番号に対してフォーカスしていきます。

 また「背番号への考察や想像から期待を膨らませる」というテーマの基で、今回の後編のフォーカスは進行していきますので、どうしても「期待」や「背番号」、「番号」、「予想」などの同じワードが、頻出している点は、ご容赦下さい。

 それでは、よろしくお願いします。

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2、背番号1~13番


1番:堀田 大暉 選手(GK)
予想:〇

 実は、堀田 大暉 選手が、1番を背負ってプレーしたクラブは、岡山と福島の2クラブのみで、1番を背負うのが、2年続けてとなるのは、初めてです。岡山以外のクラブへのステップアップではなく、岡山のためにという想いが強くなっての残留ではないかと想像しますが、実績と実力が伴ったスベンド・ブローダーセン 選手との競争も待っているシーズンです。それでも岡山に残ってくれたことには、サポーターとして、1番嬉しいですし、心強いですよね。

2番:高木 友也 選手(DF)
予想:〇

 1年目から2番であったことを考えると、クラブとしても彼への期待は大きかったのではないかと思います。ただ、チームデザインとして、クロスが行き辛かったことで、サイドの河野 諒祐 選手と共に悔しいシーズンが2023シーズンでした。2024シーズンは、チームの幅が広がったことで、2番の重みに負けない活躍に期待したくなるシーズンとなりそうですね。

3番:ー
予想:×:柳 貴博 選手(予想)

 空番となりましたが、2024シーズン次第では、背負うくれる選手がでてきそうな番号です。それこそ、今季の活躍次第では、柳 貴博 選手の3番も十分可能性があると思います。

4番:阿部 海大 選手(DF)
予想:〇

 秋田で、成功した番号という事と、昨シーズンまで濱田 水輝 選手という事で、二重の意味でも成功をイメージできる番号。秋田への期限付き移籍前の3番のイメージを覆す(作る)という意味で、3番という選択肢もあった中で、秋田の良い流れを岡山に持ち込むことで、4番を選んだということではないかと思います。SNSを観ても、阿部 海大 選手には、秋田でプレーした時以上の活躍に期待している方が多いのではないかと思いますし、そういった想いに応えたいという覚悟を持っての期限付き移籍からの復帰でもあると思いますし、特に2024シーズンは、期待したくなる選手ですよね。

5番:柳 育崇 選手(DF)
予想:〇

 3年目となりましたし、岡山の5番と言えば、柳 育崇 選手は、定着したと言えるのではないでしょうか?私の中では、同時に23番のヨルディ・バイス 選手とのコンビというイメージが強かったですが、退団したことで、来季は、キャプテンという立場も考えてもより前面にでて引っ張っていく場が増えてくると思います。岡山の5番(護番)として、心技体でのリーダーシップに期待したい選手ですよね。

6番:輪笠 祐士 選手(MF)
予想:〇

 不動の中盤の守備の要。6番のイメージもしっかり定着してきましたね。強力なライバル選手が加入した中でも、シーズン通して活躍して欲しい選手です。脱臼の影響がちょっと心配ですが、完全復活のシーズンにするためにも負担が軽減できることは大きいと思います。ハイレベルの競争の中で、よりパワーアップしていくシーズンとなると思いますし、とても期待したい選手です。

7番:竹内 涼 選手(MF)
予想:×:ー(空番予想)

 一桁番号を背負うという事は、チーム方針としても本人の気持ち的にも「チームの核」となる選手という認識で間違いないでしょう。そこから、多くの出場機会を岡山としても想定(期待)している事が感じられますね。本当は、6番を背負いたかったとは思いますが、6番の次の7番の背番号ということから、逆にチームで共に戦うという印象も抱きました。主軸級の活躍と強いリーダシップの発揮して欲しいという竹内 涼選手への期待の気持ちがより膨らみました。

8番:ガブリエル・シャビエル 選手(FW)
予想:×:田中 雄大 選手(予想)

 10番予想だったガブリエル・シャビエル 選手が8番。8番予想であった田中 雄大 選手が、10番となった。8番となったことで、より攻撃のタスクに集中できる側面もありそうですね。もしかすると、10番にも拘りがあったかもしれない中で、8番ではありますが、この背番号は、ステファン・ムーク 選手がつけていた番号です。彼の熱い想いを感じた2022~2023シーズンでした。だからこそ、少なくとも彼以上の活躍をして欲しいと期待している方はかなり多いでしょう。実際に、他クラブのサポーターの方も注目された加入の発表でした。想像するだけでワクワクしてきますね。

9番:グレイソン 選手(FW)
予想:〇

 ここは、多くの方が予想できた番号ではないでしょうか。最初は、ルカオ選手も考えましたが、しっくりこないので、9番は、グレイソン 選手の予想に変更しました。本当にグレイソン選手の活躍が、今季の昇格の鍵を握るといえるぐらいの選手だと思います。二桁得点以上の活躍に期待したいです。エースという立ち位置だと思いますし、彼だけではないとはいえ、FWの選手の人数を考えても9番の意味は重いでしょう。

10番:田中 雄大 選手(MF)
予想:×:ガブリエル・シャビエル 選手(予想)

 予想こそ外れましたが、率直に嬉しいです。田中 雄大 選手に関しては、岡山らしさを感じる選手です。2023シーズンに副キャプテンを任された選手ですが、加入3年目で、10番を背負うということは、岡山への想いもより強くなってきているはずです。恐らく今季も副キャプテンは、確実ではないかと思いますし、どのシステムも攻守での軸に据えることができる選手です。だからこそ、10番を背負うことを力に変える事ができる選手だと思います。2024シーズンもココロヒトツニ。

11番:太田 龍之介 選手(FW)
予想:×:木村 太哉 選手(予想)

 実は、木村 太哉 選手を11番と予想する前は、太田 龍之介 選手と予想していました。ちょっと1年目からは、流石に「重くないか?」と感じて、「違う選手かな?」と考えました。今季の布陣で11番の空番もないはずと感じていました。そう考えての木村 太哉 選手予想しましたが、良い意味で、予想が外れてくれました(11番であって欲しい願望があった)。恐らく岡山は、選手に希望の番号を聞いて、交渉や調整するシステムであったはずなので、クラブも本人も11番を太田 龍之介 選手に「任せるぞ!」といった感じかと思います。そう考えると、強い覚悟を感じます。過度の期待は禁物ではありますが、それは無理に近いですね。期待しちゃいますよ。

13番:金山 隼樹 選手(GK)
予想:〇

 多くの長期在籍選手が、岡山を去ったことで、岡山の選手の中で、最もファジアーノ岡山スピリッツを伝えていく役割が求められる選手です。だからこそ13番の継承は既定路線の選手であったと思います。仮に1番が空番となっても、クラブからの打診がない限りは、13番は、金山 隼樹 選手ではないかと。なぜなら、私個人として、サポーター番号の12番に近い番号である背番号13番は、金山 隼樹 選手であって欲しいからです。


3、背番号14~27番


14番:田部井 涼 選手(MF)
予想:×:吉尾 虹樹 選手(予想)

 ここが、予想としては、一番やらかしました。41番が、14番の逆だからという理由を知りながら14田中 雄大 選手が14番を変更予想をしていて、14番に田部井 涼 選手を推さないといけなかった。これは、予想として一番申し訳なく、悔しいですね。とはいえ、田部井 涼 選手としても希望を出し続けた背番号であると思いますし、その想いは、田中 雄大 選手にも伝わっていても不思議ではないので、14番を任せたい選手、そして、もし番号を変える動機の1つであったとすれば熱いです。2年目に、仙波 大志 選手のプレーが飛躍的に良くなりましたし、14番を背負った田部井 涼 選手のプレーは、楽しみですね。

15番:本山 遥 選手(DF)
予想:〇

 2022シーズンも2023シーズンも本山 遥 選手のイメージとして不完全燃焼感が拭えなかった。その中で、15番を変更するというイメージは抱けなかった。ここは、地に足をつけてより意欲的にプレーする15本山 遥 選手の活躍に期待したいです。恐らく、私達が思っている以上に、厳しいシーズンとなりそうな気はしますが、2年間木山 隆之 監督の下で戦って来た経験では、新加入の選手にはない武器ですし、若い選手に加えて、経験豊富な選手が増えた中でも彼にしかできないプレーもあるはずです。だからこそ、自信を持って堂々とプレーする本山 遥 選手をみることができたら嬉しいです。

16番:河野 諒祐 選手(DF)
予想:〇

 正直、公式発表が遅くなっていたことで、退団や移籍も覚悟していました。その上で今季も契約更新は嬉しく、驚きもあったニュースの1つでもありました。1つのプレー、一瞬の閃きを大事する選手ですが、攻撃こそが、彼が最も輝く場面だと思います。2024シーズンのチーム編成を考えた時に、背番号の16番という数字ですが、もしかすると16アシストを期待できそうな気もしています。2022シーズンもかなり多くのアシストを記録していましたし、チームの総合力も上がっていること考えれば、ひょっとしたらひょっとするかもしれませんね。

17番:末吉 塁 選手(MF)
予想:〇

 16番と17番のポジション争いをどうしても意識してしまいます。ただ、岡山の選手は、どちらかと言えば、出場したい気持ち以上に、チームにどういった形でも貢献したい選手が多いですし、そういったタイプの選手にオファーをだす傾向にある感じがします。だからこそ、この背番号が動かなった両選手が、切磋琢磨した中で、勝利に繋がれが、サポーターとしても嬉しいですよね。

18番:田上 大地 選手(DF)
予想:×:藤田 息吹 選手(予想)

 これは、私には予想できないですね。新潟というクラブは、岡山のようにサポーターにも選手にも監督にも愛されているクラブです。だから「選手の動きが少ない=背番号の変動も少ない」ということもあって、希望の番号というのが難しかったかもしれない。希望の番号は5番で、50番であったと予想していましたが、違ったようですね。田上 大地 選手が、18番への想いは気になりますが、昇格請負人として、今季の活躍によっては、3番や23番といった岡山で特別な意味を持つ番号に、25シーズンに背負うこともあるかもしれません。いずれにせよ18番は、田上 大地 選手だと覚えて貰うという所からのスタートだと思いますし、活躍に期待したいですね。

19番:岩渕 弘人 選手(MF)
予想:〇

 19番をつけていた木村 太哉 選手が、27番に戻ったことは驚きですが、恐らく19番への希望は、岩渕 弘人 選手は、恐らく出していた筈なので、そこ調整や交渉のやりとりは間違いなくあったのだろうと思います。前線の選手層は、少し薄めであることからもシーズン通しての活躍が期待される選手だけに、クラブとして岩渕 弘人 選手としても19番という感じは強かったのではないかと予想できます。岡山の19番で最も結果を残した選手と言えば、仲間 隼斗 選手ですが、得点を決められる選手という意味では、まさにそういった活躍が期待できそうな選手ですよね。

20番:井川 空 選手(MF)
予想:〇

 20番は、結構奇麗な数字という事もあり、そこそこ人気のありそうな番号ではありますが、2023-2024での新加入の選手の中で、希望する選手が少なそうでありましたし、本山 遥 選手のように、まずは、出場機会からという選手でもあるので、直ぐに決まったのではないかと想像しました。だからこそ、2024シーズンも20番を背負って岡山でプレーするに当たって、地に足をつけてという感じで開幕の時を迎えるでしょう。どこか芯が強そうな雰囲気も感じられる選手ですし、今季は、怪我なく、練習からアピールできるシーズンとなれば、サポーターとしても嬉しいですね。

21番:川上 康平 選手(GK)
予想:〇

 ここは、過去に岡山の元選手であった椋原 健太さんのように、FP(フィールドプレーヤー)で想い入れのある選手がいなければ、GKの番号だと思いますし、31番は、谷口 璃成 選手の番号ということと41番は、14番になるまで田部井 涼 選手の番号でありましたし、21番に落ち着くと思っていました。少なくとも前任のGKの山田 大樹 選手ぐらいのプレーを川上 康平 選手には期待したいですし、出場は難しいかもしれませんが、今季でのデビューに期待したいですね。

23番:ー
予想:×:竹内 涼 選手(予想)

 多くの方が、誰がヨルディ・バイス 選手の背番号を継承するのかという事に注目していた番号でしたが、空番となりました。もしかすると、数年後ぐらいに鈴木 喜丈 選手が、継承するということもあるかもしれませんが、既存選手としても新規選手としてもヨルディ・バイス 選手の後は、なかなか難しいという側面もあったかもしれません。同じポジションとは言わなくても、この背番号を次に誰が背負うのか、今後色々と声が出てきそうな番号になるかもしれないですね。

24番:藤田 息吹 選手(MF)
予想:×:ー(空番予想)

 藤田 息吹 選手は、この背番号でしたか。全く予想できませんでした。同時に、2024シーズンの藤田 息吹 選手が、どういったポジションで、どういったタスクで、プレーしていく事になるのかに関して、イメージ(特定や予想すること)が難しいです。ダブルボランチかアンカー型か、それともトリプルボランチかということもありますし、IHとして起用していくのかという感じもありますし、木山 隆之 監督のサッカーを知っているという点では、末吉 塁 選手のようにスムーズにフィットできる選手かと思いますが、多くのことができる選手だと思いますので、攻守で期待したい選手ですね。

25番:吉尾 虹樹 選手(MF)
予想:×:太田 龍之介 選手(予想)

 ルーキーという立場の肩書きのみ当たりました。うーん、かなり難しい予想ですが、番号の順番的に的中された方もいるかもしれないですね。吉尾 虹樹 選手は、うにがしらさんの記事を拝読した限りでは、実際に見てみないと分からないという感じも強い選手と感じましたが、うにがしらさん記事で膨らんだイメージを今季の編成から想定されるサッカースタイルを予想して、当て嵌めた時に持ち味を出せそうイメージを持てたので、1年目からブレークする可能性も十分ありそうです。そうなった時は、1年で背番号が変わる可能性もありそうですが、虹のように個性を樹のように太くしていく感じに、25番のイメージが定着していくような活躍でのアピールに期待したいですね。

27番:木村 太哉 選手(MF)
予想:×:ー(予想)

 背番号の若返り(過去の背番号に戻る)には、驚きました。あまり記憶にないというか、もしかすると、初めてかもしれませんね。19番の時にも少し触れましたが、番号が変わる可能性があると思っていました。それでもこれは驚きで、色々な想いが、木村 太哉 選手にはあったのだと思いますし、背番号の番号で、直接的な活躍が変わることはないとしても、選手の気持ちの部分やサポーターの選手への愛着とか、どちらかと言えば「想い」や「拘り」が、反映されるのが背番号だと思いますので、想像するに「原点回帰」のように1年目のようにフル出場するぞという気持ちの表れかもしれません。そう想像すると、とても楽しみですね。


4、背番号29~99番


29番:齊藤 恵太 選手(FW)
予想:〇

 やはり、秋田の時と同じ29番でしたね。快速ストライカーといえば、岸田 裕樹 選手以来でしょうか。岸田 裕樹 選手が、快速ストライカーであってますよね…?そして、厳密に言えば、小林 秀正 選手もそうであったかもしれませんが、トップチームで主軸として活躍をした選手としては、岸田 裕樹選手以来で、久々であると思います。そういった意味では、とても期待できる選手ですし「29番=齊藤 恵太」が定着するようなゴールに期待したい選手です。

30番:ー
予想:△:山田 恭也 選手(補足予想)

 やはり、移籍を前提として動いているようです。もし残留した場合は、出場機会は限られますし、今季は選手層も厚く、カップ戦でもなかなか難しいという事で、ホームグロウン枠が、2選手で良い事を考えますと、武者修行するのであれば、今季だと思います。岡山の昇格の可能性に関しては、岡山サポーター間では、とても大きくなっていますし、昇格した時に戦力になって欲しいというのもありますし、岡山で観たい気持ちもありますが、出場機会が期待できそうなクラブが見つかれば、嬉しいなと思います。

34番:ー
予想:×:藤井 葉大 選手(予想)

 まさかの30番台がゼロでしたね。これは、正直驚きました。99番まで登録が可能となったことで、よりこの流れが加速した側面は強そうですね。

41番:ー
予想:×:田部井 涼 選手(予想)

 41番は、なんだかんだいって田部井 涼 選手にとても似合っていた。だからこそ、14番でもそうあって欲しいですよね。岡山における14番は、エース級の活躍してきた選手も多く、タイプこそ違うものの完全移籍となった迎える2024シーズンでは、田部井 涼 選手自身もそうであると思いますが、相当気持ちが入っているはず。繰り返しになりますが、41番は、実質14番といえなくもないので、正銘の14番で輝く田部井 涼 選手をみたいですよね。

42番:高橋 諒 選手(MF)
予想:〇

 高橋 諒 選手に関しては、なんとなくですが、42番のままかなと感じていました。特に理由はなく、直感ではあるのですが、2023シーズンもそうでしたが、意外と40番台はしっくりくるとというか落ち着く感じがしますね。感覚的な部分なので、上手く説明できないですけど、高橋 諒 選手が、42番で安心したというか、今季もやってくれる。そういった期待を自然と抱いちゃいますね。

43番:鈴木 喜丈 選手(MF)
予想:〇

 高橋 諒 選手と同様に43番予想された方は多かったのでは?なんとなくギラギラした部分がある選手が好んで40番台を着けるのかなと感じます。本当に直感的な部分で、やはり説明が難しいですが、なんかカッコよく感じるというか力が沸き起こるというか。心理的な部分かもしれないですが、40番台は、今季も人気でしたね。鈴木 喜丈 選手には、より43番が輝くシーズンにして欲しいなと期待してしまいます。

44番:仙波 大志 選手(MF)
予想:〇

 42〜44番の3選手に聞いてみたいですが、この背番号を選んだ理由というのを聞いてみたいですよね。背番号の番号が後の方である分、やはり特別感があるのかもしれませんね。44番は、仙波 大志 選手というイメージはもう定着してますし、木山ファジの終盤戦の象徴と言える「繋ぐ・運ぶ・崩す」のスタイルを最も体現した選手達でした。大きく選手が変わった中で、新たな40番台のイメージを示す活躍に期待したいですね。

49番:スベンド・ブローダーセン 選手(GK)
予想:〇

 横浜FC時代から49番を着用されているので、特別な想い入れがある番号であると思います。日本語で想起とかしてしまいますが、なんとなくドイツ関係で、何か想い入れがあるとか、プロデビューする前に何かあったとか、単純に語呂が好きとか色々と想像できますが、40番台の他の3選手のように、スベンド・ブローダーセン 選手が、活躍度に応じて、スベンド・ブローダーセン 選手だけではなく、岡山サポーターにとっても特別な番号になっていくと思いますので、そうあって欲しいですよね。

50番:ー
予想:×:田上 大地 選手(予想)

 田上 大地 選手にとって、愛着のある番号かと思ってましたが、そうでもなかったようです。ただ、50番は、とても感じが良さそうな番号ですし、シーズン途中であったり、来季に向けて、埋まる可能性も十分ある番号かと思います。木村 太哉 選手のように数字が大きくなると思いますし、2024シーズンが終わって、この時期に誰かを予想するということもあるかもしれないですね。

55番:藤井 葉大 選手(DF)
予想:×:ー(空番予想)

 まさかの55番でした。これを素直に受け止めた場合は、5番に拘りがあると捉えるのが自然かと思いますし、CBもできる対人守備が武器の左サイドの選手という事を考えれば、あながち間違っていないかもしれません。その背番号を着用するためには、5番の柳 育崇 選手がなんらかの形で出て行く時という事を考えると、長く岡山でプレーしないといけないですし、岡山で主軸にもならないといけない。CBやSBの選手が背負いたい番号なだけに、かなり難しい道かと思いますが、まずは、55番というゾロのインパクトのある番号で、サポーターに認知してもらうなかで、いつか5番のような一桁番号を背負うような、岡山の顔となれる選手へと成長していって欲しいですよね。

88番:柳 貴博 選手(DF)
予想:×:ー(空番予想)

 思い切って、3番を任せるのではないかとも予想していましたが、あくまで謙虚にという事で、99番希望であったのではないかと思いますが、ルカオ 選手も希望したであろう番号であったことから88番を選択したのではないでしょうか。大きい番号であるのは、一番最後の99番であったのも反省を示すもので、98番ではなく、88番であるのもゾロ目という事で、気持ちを整えるという点と99番への強い拘りを出したくないという感じで、88番の良い感じの数字に落ち着いたのではないかと思います。実は、今季の右サイドのキープレイヤーの1人ではないかと思いますし、J1水準のプレーをみることができるのではないかとかなり、私自身は期待しています。番号の経緯を想像しますと、逆に好印象ですし、本当に琉球経由での岡山で、J1の舞台に共に昇格したいですよね。

99番:ルカオ 選手(FW)
予想:〇

 もう99番と言えば、ルカオ 選手という番号になりましたよね。9番予想も考えたと9番の所でも書きましたが、それこそ激戦の中の激戦で長すぎるAT90+9分に劇的決勝点というような勢いを作れるような選手かと思います。今季も後半の粘りのための勢いやカウンターの得点力を高めるキーマンとなると思いますし、99得点は無理だと思いますので、9ゴール9アシストのような活躍に期待したいですよね。


5、後書き


 いかがだったでしょうか?皆さんの予想はどれくらい当たりましたか?

 私の予想は無難な所だけ当たった感じで、大きな変化や番号の予想の難しい選手に関しては、的中させる事ができませんでした。2023シーズンの背番号の継続予想の多かった木村 太哉 選手や田中 雄大 選手の背番号については、なんとなく動きがある予感はありましたが、10番というのは、驚きでしたし、番号が大きくなって1年目の番号に戻るというのもまた驚きでした。

 30番台が、不在であった一方で、40番台は根強い人気でした。特別な思い入れのありそうな背番号を選んだ選手であったり、お気に入りの数字という理由や岡山のためにという覚悟、再出発の気持ち、過去に在籍した選手の想いの継承など、多くの選手の想いが交錯する中で、2024シーズンの背番号も決まったことは間違いないでしょう。

 今季も選手の入れ替わり多くあった中で、試合に誰が出場しても大丈夫という選手が、30選手が集ったことで、ユニフォームを毎年購入される方にとっては、かつてないほど悩ましい2024シーズンに向けてのシーズンオフになったのではないか思いますし、GKのアウェイユニフォームがピンクという事もあって、2024シーズンは、正装と考えているユニフォームにプラスして、もう1着という方も多いかもしれませんね。

 特に、今季は岡山歴の長かった選手が多く岡山を去る事となってしまったことから久々に違うユニフォームを購入するという方も多いかもしれません。これだけ動いたのだから、2024シーズンこそは、昇格して欲しいという気持ちも同時に強くなった方も多いかもしれません。

 毎年の決まり文句ですが「このメンバーで昇格したい。」という想いは、2024シーズンも試合を重ねる毎に強くなると思いますが、多くの主軸選手が残って、岡山のためにできることという事で、背番号で覚悟を示した選手もいれば、継続性の基での不動の覚悟を感じた選手もいました。

 ユニフォームの鎖骨部分のスポンサーも増えた事で、より意欲的なオフとなったストーブリーグも終わり、新体制が始動しました(練習も始まりました)。始動の動きと共に、J1への希望やうねりも同時に大きくしていきたいですね。様々な1〇(〇の部分は数字の単位)でも多くをより前面に出して、ファジアーノ岡山ファミリー一丸となって、今季こそJ1昇格を掴みましょう!

文章=杉野 雅昭
text=Masaaki Sugino


筆者紹介
 冷静さと熱さを両立した上で、自分の感じた事を自分の言葉で表現することを大事にしている。ハイライトやテキスト速報をレビューを書くために確認するが、極力SNSは、情報を遮断して、レビューを執筆している。流石に通知なので、軽く目にすることこそあるが、綿密に分析するというよりは、サッカーというスポーツの魅力を発信することを一番大事にしており、ファジアーノ岡山だけではなく、対戦クラブにも最大限のリスペクトの気持ちで、サポーターとの交流や魅力を語り合うことが好きで、レビューを書き始めて、中断期間や書けなかった試合もあるが、10年以上、ファジアーノ岡山を中心にサッカーのある生活をエンジョイしつつ、応援してきた。


6、アディショナルタイム(ファジ造語)

力を出し切る三原則
「決め切る・勝ち切る・逃げ切る」という課題と語ったGMの服部 健二 氏の言葉から想起した「力を出し切る三原則」という2024シーズン第一弾のファジ造語とさせていただいた。来季を観て行く上で、勝利するために、チームがどう強くなったのか、是非、結果から「力を出し切る三原則」をクリアできているか注目したいですね。


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