自分ならではの仕事を創る

「商品づくりをちゃんとしていこう」と思い立ち半年ほど。
少しまとまってきたので、メモ書きのためのノートです。

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デザイナーとは
とても受け身な職業です。

チラシにしてもウェブにしても
「誰か」の「何かをしたい」という想いを
サポートするためのものなので
その「誰か」と「何か」があって初めて仕事が生まれます。

なので仕事の広がり方には

ウェブでサービスを立ち上げて多くの方へ発信し
「何か」= サービス を中心に仕事を広げていくパターンと

一期一会を大切に直接知り合った方から話をひろてていく
「誰か」= お客様 を中心に仕事を広げていくパターン 

があり、自分は後者のパターンで独立から約2年間仕事をいただいてきました。

そろそろ「何か」を考えていこう

デザイン事務所も3年目になります。
「何か」= 商品づくりを そろそろしていきたい。と日頃から考えていました。

商品と聞くと、チラシやウェブが商品では??と思われるかもしれませんが
それはあくまで一般的な名称なので、自分の商品ではありません。

例えばパン屋で言うと
「食パン」というのは一般的な名称ですが
「天然酵母のオーガニック食パン」というとこだわりがわかりやすくなります。さらに
「この食パンはサンドイッチ好きがサンドイッチのために開発したサンドイッチ専用食パンです」となるとちょっと気になりませんか?

その人の好きや得意を込めた
持ち味を感じるサービスがお客さんの悩みや願いとマッチすると
自分の商品としてブランドになっていくのです。


今年に入ってから、単品に限らないご相談が増えてきました。

ただ「チラシが欲しい」というのではなく
「クラファン をしようと思っていて、その広報チラシとかリターン品のパッケージとか色々相談できるかな?」とお声がけ頂きます。

僕としても同じ方からまとめてご依頼頂くと
ご相談の裏側にある悩みや願いを伺い、僕の考えを共有した上で進められるので効果を出しやすく有り難いですし
お客さんにとっても、初回ヒアリング分の時間と予算を削減できるので低コストで済み、こちらからの提案の質も上がるのでメリットがあります。

また何よりも性格や考え方を理解した上で進められるので
進行がスムーズなのがとても良いのです。

スギカフンの商品は、この2つに集約していくのが良さそう

【 企業さま向け|事業スタートアップサポート 】
事業の立ち上げやクラファンの実施、新商品の売り出しなど、何かのスタートアップ時に御社のデザイン担当として加わり、必要なツールを提案・制作します。
ツールの種類・量によって3〜6ヶ月間の契約で関わらせていただき、その間隔週でデザインミーティングを実施。
社長さま広報担当者さまの脳内整理の相手になると同時に、お受けしているツール外でも実働しない範囲で、デザインのアドバイスや印刷・ウェブなどに関する知識を提供します。

【 個人向け|好きを仕事に!複業サポート 】
「好きなこと得意なことを仕事にしたい」「仕事にはしないまでもやってみたいことがある」「自分に自信を持ちたい」「手に職をつけたい」そんな思いを持つ方によく会います。
「複業」は稼ぐだけの手段ではなく、自分の好きや得意を活かした社会との接点を幾つか持ち自分に自信を持てる様になるための手段として捉えて、名刺などツールの制作+デザイン制作で培ったヒアリングのノウハウを用いて「複業」の解像度を高めるサポートをします。
ツールの種類・量によって3〜6ヶ月間の契約で関わらせていただき、月に一度、作戦会議を実施。
僕が持つ知識・人脈を提供します。

両サービスに共通する 考え方

「何かしたい」と思った時、一人でそれを実現できる超人も稀にいますが、多くの場合は、やりたい、やらねば、と思いながらなかなか後回しにしてしまいがちです。
日々の忙しさに流してしまったり、自分ひとりではうまくまとまらなかったり..
自分の経験上、それらの課題は相談相手がいることで解決する場合が多いと気付きました。

デザイナーとしてメンターとしてゆるく関わり続ける
小さな会社の社長も、個人事業主も孤独です。
経営や営業の未来について定期的に壁打ちできる相手がいると、自分の考えをまとめ、一歩ずつ踏み出すキッカケになります。

デザイナーとして制作案件を担当しながら、関わり続けます。

なぜ期間限定なのか

企業のブランディングデザインやデザイン顧問を事業にしているデザイナーは、期間を決めず関わり続ける場合もあります。
僕があくまで「案件単位」の期間限定で関わる理由は
外部目線を持ち続けるため。そして目標を細かくするため。です。

外部目線を持ち続ける

デザインは内と外の接点を整える作業です。
誰に何をどう届けるとうまく言いたいことが伝わるか。データと想像力で外部からの見え方を考え、できるかぎり精度を高めていきます。
その一方で関わりが深くなるほど、内部の事情にも詳しくなるため、提案が現実的な範囲に収まってしまう懸念があるのです。

目標を細かくする

会社のブランディングにはとても長い時間がかかります。
どんなブランドが定着して欲しいかを計画し、見える形に具体化し、発信し、お客さんに認知され、定着していくまで、ワンサイクルでも最低2〜3年、トライアンドエラーを重ねると何年もかかります。
最初からそこを目標にするのは、移り変わりの激しい今の時代、リスクが高いため
目標を細かく設定し、事業やプロジェクト単位でブランドづくりを行い、点をつないでいくことで、微調整しながら会社全体のブランディングの達成を目指します。

「持ち味のタネが育つ社会をつくる」

何かを始めたい、やってみたいと思った時にハードルが多い社会だなぁと感じます。
でも自分自身、小さな挑戦を受け入れ応援してもらえた経験から、自信をモテたり、自分の好きや得意=持ち味 を認識できたりしました。

団体・個人、それぞれが醸し出す持ち味のタネが育ち社会との幸福な接点が増えます様に。

そのためにデザインパートナーとして支援していきます。

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