デザイナーが関わった社内スローガン普及の舞台裏
こんにちは。株式会社助太刀でデザイナーをしております、杉山(@sugiyama_skdc)です。
最近はデザインチームのマネジメントやプロダクト系の施策検討UI作成などを行ったり、その他デザインのディレクションなどを行っております。
弊社は3月からFY24(新しい期)が始まるのですが、
今回、助太刀では初めて「自走 連帯 進化」という期ごとの「スローガン」を作成しました。
そのスローガン発表&浸透施策のためにデザイナーが関わったことや取り組みについて本日は紹介します。
なぜ「自走 連帯 進化」のスローガンができたのか
まず、なぜ今このタイミングでスローガンが必要になったのかといいますと、、
助太刀はここ2年ほどで社員数や事業など急拡大していて、入社時期によって視座や目的の差がメンバー間で出てきてしまっていました。そんな中、さらに今期はハイストレッチな目標を全社で置いているため、メンバー全員がどういうスタンスで助太刀で働くのか?という目線合わせを行う必要がありました。
助太刀で働く全てのメンバーが同じ方向を向いて進んでいくために、
「自走」一人ひとりが当事者意識を持って能動的に動く
「連帯」自律した個人が連携することで大きな目標を実現できる
「進化」個人も組織もプロダクトも大きく進化しこれまでなかった価値を生み出す
という上記のスローガンを作成したという背景になります。
スローガンビジュアルについて
先述の経緯で作成したスローガンを浸透させるために、大きくスローガン発表を行いたい!ということで、弊社のpeople&cultureチームと一緒にスローガン発表・浸透のためこのプロジェクトを進めていきました。
スローガン発表のために、ただ文字として発表するのではなくスローガンをビジュアルとして出したほうがメンバーからも印象的に写り、覚えていただけるのではとなり、ビジュアルを作成しました。
今回のスローガンに関するクリエイティブに関しては、あえて助太刀のトーンからは外して表現しています。今回新しい取り組みということもあり、ブランニュー助太刀という裏テーマを持ち
・手書き風のタイポグラフィ
・背景、余白は白ベースで作成
などちょっとトーンを外し、「進化」の名の通り枠からはみ出していこうぜという気持ちで作成しました。
トーンを外したものの、基本的に利用しているカラーはコーポレートカラーや英字部分は従来のトーンであるdinを利用して、全体的な印象は外しすぎないように調整しています。
スローガン浸透のために
スローガン浸透のために、スローガンビジュアルだけでなくスローガンを利用したノベルティグッズを作成しました。
ノベルティグッズをつくる際、最初は何作ろうか?というアイデアベースの段階ではプロジェクト内で「なんとなく」の意思決定で進めていましたが、一番スローガンが浸透するグッズや体験について考えたときに、一つ一つのグッズを利用するシーンでスローガンに立ち返ってもらうようなグッズ選定を改めて行いました。そのグッズが下記となります。
1.パーカー
「普段使いできていつでも着れる」をテーマにパーカーを作成しました。
企業パーカー感を減らして普段使いできるものの、腕にはシンボルを残して助太刀を意識してもらえます。
2.ミントタブレット
今回ハイストレッチな目標のため、業務が一段落したときや切り替えたい時に使ってほしいと思って作成しました!
3.タンブラー
弊社ではフリードリンク制度を設けており、業務中にホットドリンクなどを飲んだり、業務終了後からのフリーアルコールのコミュニケーションなどに利用いただけたらと思います!
4.メッセージカード
「自走連帯進化」のスローガンの意味やメッセージをpeaple and cultureチームと一緒に考えて作成しました!いつでもデスクに飾っておいて見返せるように厚めの紙で印刷しました。
5.バッグ
1~4のグッズをお渡しするバッグも作成しました!バッグも実際につかっていただけるよう、パーカーやその他のグッズと同様にトーンを併せて生成りベースで作成しています。巾着みたいに口をしばることもできるので、実用性も抜群です!
スローガン発表・グッズ配布から
グッズはFY24キックオフにて発表し、みなさんのサイズをヒアリング後発注して配布しました。
配布して早速グッズつかっていただいたり、パーカー着ていただいたりしている姿が社内で見れて、デザイナーとしてはとても嬉しいです!
現在スローガンを発表してもうすぐ2ヶ月ですが、会議中やメンバーとのコミュニケーションでもスローガンの「自走 連帯 進化」というワードを使って会話しているところもあり、ちゃんと浸透されているんだな〜ということを感じました。
これから
今回改めてノベルティグッズを作成して「なんとなくステッカーなどのグッズをつくる」とかではなく、そのノベルティがどういう意味をもってどんなシーンで利用されてどのような効果を生み出すかなど、結局体験というUXを考える上ではデザインの媒体は関わらず、プロダクトデザインでも、ノベルティグッズであっても、基本に立ち返ると同じ考え方なのかなと思ったりしました。
今後もクリエイティブつくる上では、常にこの考え方を忘れず取り組んでいきたいです。みなさん次のグッズも(次がいつかはわかりませんが…笑)お楽しみに!!
最後に
また、助太刀ではコミュニケーションデザイナーを募集しています。
こういった社内の理念浸透施策や、紙web立体など媒体を問わない魅力的なクリエイティブづくりを目指しています。我こそは!という方お待ちしております。
また、転職の有無関わらず気になる方はぜひ一度お話しましょう!twitterで待ってます!(@sugiyama_skdc)
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