息子と初仕事!新酒発表会に出たときのオカンの気持ち
いきなり創業400年の酒蔵代表になった元普通の主婦、宮崎朋香です。
急死した弟が必死で復活させた酒を守るため、山口県山口市の商店街の酒蔵で代表をしています。
noteでは、いきなり社長にならざるをえなかった時のドタバタした話や、お酒造りの話、山口のいいところ、趣味の話などを書いていきます。
今日のお話は、息子と初仕事!新酒発表会に出たときのオカンの気持ち
の話です。
新酒発表会とは
山口県下蔵元で今酒造期に醸された新酒を中心に、普段呑むことのできない特別なお酒や、山口県オリジナルの酒米「西都の雫」で出来たお酒等をお披露目します。
2023年、私は息子と一緒に山口グランドホテルで開催された新酒発表会に行ってきました。
一緒にイベントに参加するのは初めてだったので「大丈夫かな?」とイベントの前は少し心配をしていましたが、実際にはじまってみればビックリ!息子の肝の座りようが予想以上でした。
副知事さんが我が社のブースに来られたときも物怖じせず、堂々と受け答えをしていましたし、司会の方にマイクを向けられたときも元気よく大声で答えていました。
会の最中は司会者が順番に各蔵のブースを回っていました。
山城屋酒造のブースにきたときに「おすすめのお酒はありますか?」と聞かれた息子は、マイクで話す司会者よりも大きな声で「全部美味しいでーす!」と元気よく答えました。
会場からは大きな笑い声がいくつもあがり、我が息子ながら「まったく、たいしたものだな」と関心しました。
そして、お母さんについてどう思うかと聞かれたとき、息子は「かっこいいです」と答えてくれました。その答えを聴いてとても嬉しく感じましたが、オカン的には「ホンマにそう思ってる?」と半信半疑の気持ちでした。
意気込みを聞かれて拳を突き上げる息子
最後に、司会者から意気込みを聞かれたときに、息子は
オーと手を上げて、会場を盛り上げていました。
若いってすごい!
エネルギーに満ち溢れているなと思いました。
この年になると逃げ腰になったり、はじめから諦めてしまったり。
自分にはないものを持っている息子の姿を見て、自身が忘れていたものを思い出しました。
私もまだまだです。息子を見習わなくてはいけないですね。
このイベントは、私たち母子にとって素晴らしい思い出になりました。
親がいなくても子は育つといいますが、子育てもそんなに力を入れてやったわけでもありませんがいい子に育ってよかったです。
ちょっと親バカも入っていますが、私が忘れないように・・・
書き残しておくことにします。
山城屋酒造は、女性が気軽に日本酒を飲むきっかけをつくりたい!と、 山口テロワールを大事に田植えから酒造りをしています。
山口の豊かな自然の中で育んだ米と水をつかい、山口県産にこだわった日本酒を造っています。山城屋のお酒があなたの笑顔のきっかけになりますように。
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