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松尾清憲/ムーンライトランデヴー~隠れ名曲、名演コレクション。

・松尾清憲『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』(DQC-1504/スペースシャワーミュージック)
画像をタップすると、「ムーンライトランデヴー」のライヴ映像をみることができます。

 今回、実は隠れ名曲、名演コレクションの50回目なんですよ!
ということで大好きなアーティスト、松尾清憲さんの代表曲「ムーンライトランデヴー」を選びました。45回目(シングル盤の回転数にちなんで、ね)にしたいと考えていたし、そういう流れに持っていったのですが、ちょっと考えてみたらとある理由で、もうちょっとだけ続けたいとなったのでした。
それには野宮真貴さん~ポータブル・ロック~ピチカート・ファイヴ~オリジナル・ラヴをつなげたら松尾さんがちょうど50回目になるという目論見があったんですよ。ちょっと嘘っぽいけど。。
これ、お気づきの方はどれくらいいるのかな?

 前回のピチカート・ファイヴ「夜をぶっとばせ」と見比べるとわかるのですが、両方ともドラムスが宮田繁男さんなんですよね。

 今回、どうしてもライヴ映像にしたかったのは宮田さんに対するリスペクトを表したかったというのが一番の理由です。
ちなみにこの日のライヴ、ラジオで一曲だけ(?)ライヴの模様が放送されてまして、その番組はスーパーDJ松宮一彦さんの「サーブ&スノウ」だったというのもすごい話でしょ。
松尾さんにその話をしたところ「松宮さんは僕のライヴに来てくれていた」と聞いて、更にビックリ!

 ちなみにその時、『Help! Help! Help!』が再発された時のボーナス・トラックのライヴ音源のマスターはビデオの音声部分ということも聞いたのでした。なので、CDをよく聴くとうすーくノイズが乗っているという。。

 もうこれだけでお腹いっぱいな位にエピソードがありますが、まだ続きますよ。

・「ミュージック・ステディ 1985年12月号」(ステディ出版)
松尾清憲インタビュー掲載。

 この号にはポリドール・レコードによる松尾さんの広告も載ってまして、それによると1985年12月10日の日本青年館は松尾清憲with白井良明スーパーバンドが出演とあるんですねー。
ちなみにメンバーはギターが白井良明さんと米良治彦さん、トランペットとバイオリンがムーンライダーズの武川雅寛さん、キーボードがエキゾティックスの西平彰さんと深沢順さん、トロンボーンがムーンライダーズの『アマチュア・アカデミー』に参加した松本治さん(後にティポグラフィカだったかな?)、ベースがポータブル・ロックの中原信雄さん、ドラムスが宮田繁男さんという顔ぶれでした。
まさにスーパーバンドですね。東京マザーズとメンバーがかなり重複してますし、被っていないメンバーも元々参加しているバンドなど共通点が多々見受けられますね。

 このライヴの後、松尾さんはライヴハウス・ツアーを経て、ツアー参加メンバーでアルバム『NO THANK YOU』のレコーディングに突入するわけです。
ライヴハウス・ツアーに参加したのはギターが白井良明さんとエキゾティックスの柴山和彦さん、キーボードもエキゾティックスの西平彰さん、ベースがポータブル・ロックの中原信雄さんにドラムスが宮田繁男さんという豪華メンバーでした。
1987年(?)のG.W.のNHK FMでのスタジオ・ライヴもその顔ぶれでやってますね。

 1987年には松尾さんは渋谷LIVE INNでマンスリーライヴを開催して、その時はベースに中原信雄さん、ドラムスに宮田繁男さん。
キーボードに宮原慶太さん、キーボードとコーラスにカーネーションから直枝政太郎さんでした。
他にもギターにお二人が参加してましたが、名前を失念してしまいました。
確かお一人は固定していて、もうお一人は途中交代したはずです。

 マンスリーライヴのゲストは白井良明さん、杉真理さん、鈴木慶一さん、鈴木さえ子さん、一色進さん、岩田麻里さん、ケラさん抜きの有頂天、ケラさんという顔ぶれが参加しました。
他にも直枝さん作詞、松尾さん作曲の新曲「パレード」が披露されたり、松尾さんと直枝さんの二人が歌う「渚にて」など、色々ありましたね。懐かしい。
あと「テレビジョン・メドレー」も(「奥様は魔女」や「バットマンのテーマ」などだった記憶があります)。

 あ、そうそう。この「ムーンライトランデヴー」が確か松尾さんの楽曲で人気投票一位だったはずです。
ライヴの演奏も印象的なんですが、松尾さんがFM横浜でやっていた「ポップス泥棒」のテーマ曲だったのも大きいと思いますよ。
BOXの初期でも演奏されてましたね。間奏のジャズっぽくなる部分では確か杉さんと小室さんが一本のマイクでコーラスしていた記憶があります。

・松尾清憲『愛しのロージー~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ松尾清憲』(UPCH-3001/ユニバーサル・ミュージック)
「ムーンライトランデヴー」収録。

 

 アルバム『NO THANK YOU』の発売記念ライヴ(になるはずだったけど、発売延期で発売直前ライヴになってしまったという)のメンバーを思い出したので、付け加えておきます。
ギターが白井良明さんと見良津健雄さん、キーボードは西平彰さん、ベースに中原信雄さん、ドラムスは宮田繁男さんでした。
白井さんはキーボード(ヴォコーダー・プラス?)も担当してシネマの名曲「雨のチャイナタウン」のさえ子さんのパートを歌ってましたね。
このライヴ、固定カメラで画質もあまりよくありませんが(失礼!)、映像が残されています(松尾さん参加のイベントで流されたことがあります)。

 結局、松尾さんのホールでのライヴではレコーディング・メンバーが揃わなくて、ライヴハウス・ツアーのみで実現したのがいかにもという感じがしますね。。

 長くなりましたので、とりあえずこの辺にしておきます。松尾さんに関しては思い出し次第書くことがあるかもしれません。お楽しみに。

 隠れ名曲、名演コレクションはまたちょっと間を挟んでやります。
明日明後日かそのくらいで泉谷しげるさん研究をやってみたいと考えてます。

 ではまたー。

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