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今日の一曲~パール兄弟/ケンタッキーの白い女編。

 今日はこれから書こうとしているパール兄弟「ケンタッキーの白い女」ではなく、例によって全く違う曲(CDシングル)を取り上げる予定でYouTubeを探していたものの見つからず途方に暮れかかっていました。
そんな時には必ずなんとかしてくれるのがYouTube。
紹介してくれた曲をチェックしていたら面白い映像が見つかりました。
そう、パール兄弟「ケンタッキーの白い女」の映像です。
前置きが長くなる前に例の言葉を。
「じゃ行ってみよー」

・パール兄弟「ケンタッキーの白い女」from album 『PEARLTRON』(UPCH-20070/ハガクレレコード)

 この曲は彼らのセカンド・アルバム『PEARLTRON』からシングル・カットされた曲なのでして、こうしてP.V.が作られています。
ちなみにプロデュースはムーンライダーズの岡田徹さんで、彼らのファースト・アルバム『未来はパール』に引き続いての起用となりました。

 アルバム『PEARLTRON』には当時スターダスト・レビューの三谷泰弘さんが参加した「TRON岬」や「世界はGO NEXT」に「風にさようなら」そして「アニマル銀行」など名曲が多数入っている中でシングル・カットされたのが、この「ケンタッキーの白い女」だったんですよね。 
実は昔、サエキさんにとあるイベント用の取材をした時、なぜ「ケンタッキーの白い女」をシングル・カットしたのか訊いたこともあったのですが、答は残念ながら忘れてしまいました。。ダメじゃん。

 でも、今回はレコードについての話題ではないんですよ。それにはまた別の映像を見てもらう必要がありますから、皆さまよろしくお願いいたします。

 この映像にはゴールデンパール兄弟とありますし、1997年ともありますよね。
パール兄弟の熱心なファンの方ならご存知の通り、パール兄弟が事実上サエキさんのソロ・プロジェクトになった『貝殻のドライブ』が1994年12月の発売でしたから、この収録に窪田晴男さんとバカボン鈴木さんがしているのはかなり重要なのです。
しかも、ドラムスにはPOW!~REBECCA~佐野元春&HOBO KING BANDの小田原豊さんとキーボードには篠原太郎&B-JACKSのメンバーだった守時龍巳さんが参加しているのです。

 守時龍巳さんといえば水道橋博士のツイキャスをご覧になっている方ならご存知だと思いますが、博士のかつての同級生なんですよ。
このゴールデンパール兄弟の収録には近田春夫さんも(「How to X」に)キーボードで参加していることもありまして、守時さんが参加していることをすっかり忘れていました。。これまたダメじゃん。

 近田春夫さんと窪田さんのやりとりがとにかく最高なので、時間がある方は是非見てください。
ちなみに近田さんも博士のイベント「アサヤン」に(しかも2度)出演されてますし、元祖「浅草橋ヤング用品店」のレギュラーだったというのは有名ですね。

 この番組のことを水道橋博士とサエキさんが初共演した6月4日以前に思い出していたら、と後悔&反省しまくりです。
思い出していたら、無理してでも参加していたな。。とか思ってしまうわけですよ。

 サエキさんによると「水道橋博士とは近いところにいたんだけど、不思議と共演したことがなかった」わけなんですが、こうして調べてみると接点が出てくる出てくる。
日本のロック、ポップスの中で人脈や諸々で新しい発見があるわけですね。

 8月の生誕祭の時、博士に初めて会った時「サエキさんと博士のイベントはもっと続けてほしいと思ったんですよね」とついつい言ってしまった私。バカですねー。

 でも、例えばサエキさんがイベントをプロデュースして、博士をキャスティングしたりとか、そういう形ならイベントも可能かもしれないとか思っています。
ま、どちらにしても博士の議員活動のペースやスケジュールを見通せるようになってからの話ですね。タイミングを合わせるのが大変だと思いますが。。

 そして、このタイミングでパール兄弟について書くということは矢代恒彦さんの悲しいしらせにも触れなければならないわけですよね。

 パール兄弟の五男という形で、近年のライヴやレコーディングに参加していた矢代さんが亡くなったのはつい最近の話でした。
矢代さんはスターダスト・レビューにも参加をオファーされたこともあったそうなんですが「僕、コーラスができないから無理」と断ったもののアルバムのレコーディングに参加し続けたのがアルバム『艶』だったのでした。

 他にもKANさんや吉川晃司さんなどなどライヴやレコーディングに参加したアーティストは多数に渡ります。

 矢代さん、ありがとうございます&お疲れ様でした。

 パール兄弟、スターダスト・レビューに近田春夫さん、守時龍巳さん、小田原豊さんに感謝します。
そして、水道橋博士にもありがとうを。

 ではまたー。 

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