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My Favorite Best Album~『Topping Up Radiate Presidents “8Ts Tokyo Mods Collection”』編。


 東京モッズシーンにたいす憧れはありましたよ、勿論。
ありましたが、当時の私は映画「さらば青春の光」をまだ見ていなかったのは勿論、三つボタンのジャケットは持っていたけど、合わせるパンツは細身ではなかったんですよね。
Twitterのスペースであるバンドのことを話題にした際、例えばネオGSのバンドと意識の面とかどう違ったのかを表現するのに「パンツが太かった」と言った記憶があります。
実は本質を突いていて、そのバンド及びファンだった私のことを上手く表せたと思っているんですよ。
じゃ、行ってみよー。

・『Topping Up Radiate Presidents “8Ts Tokyo Mods Collection”』(LOVIN' CIRCL/28LOVE025)

 大学に入ってから東京モッズシーンらしきものを知ったのですが、そのきっかけはザ・ブルーハーツがどうやらモッズシーンにいたバンドが発展したらしいと知ったからでした。
その直後に知ったネオGSというムーブメントもそこから派生したものらしいとも。

 例えば杉真理さんと松尾清憲さんのBOXもブリティッシュ・ロックっぽいというか、三つ(以上の)ボタンのジャケットを着ていたけど、パンツはちょっとイタリアン風味のタックの付いた太いものだったんですよ。
私もその流れの中にあった洋服を着ていたわけです。
日清パワーステーション辺りにザ・コレクターズのライヴを観に行く際も、やはりBOX~伊藤銀次さん寄りの洋服着ていたたから、モッズな人からするとダセー奴だったんでしょうね。恥ずかしい。

 1990年に就職して、ファッションビルやライヴハウス、デパートを兼ねたお店に勤めることになったんです。
そうすると洋服に詳しい人が山のようにいて、モッズっぽい着こなしとか教えてもらえるわけですよ。
音楽優先で洋服なんか二の次三の次だった私はこれじゃあかんとなったわけです。
ライヴに行っても恥ずかしくない洋服というか、勘違いを止めることがよくやく出来た時期でした。長かった。。

・『Topping Up Radiate Presidents “8Ts Tokyo Mods Collection”』の裏ジャケット

 ザ・コレクターズに限らず東京モッズシーンのバンドのフォノシートやオムニバス・アルバムの存在を知ったのは会社勤めるを辞めて、音楽や洋服に力を入れ始めた時期のことでした。

 完全にカタギにはなれず、アウトサイダーの道を歩み始めたのはその時期からですね、間違いなく。。
今回はまあこんなところで。

 ではまたー。

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