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獲物の分け前〜「THE ROCKERS ロックインタビュー集 ミュージック・ステディ 別冊 Vol.2」

 昨日はちょっと大雪まではいかないまでも、結構積もってしまいまして、去年の今頃大雪が降ったのを思い出してしまいましたね。
某大手通販サイトで初期の「ミュージック・ステディ」を購入したばかりだったのに、荷物受付さえ難しい時期にバッティングしてしまったんですよ。
たまたま売ってくれた人がいい人で発送の手順がややこしくなった中でも送っでくれたのでした。
それで「ミュージック・ステディ」の創刊(新生)号以外の初期号のコンディションがいい号が手に入ったのでした。
ほぼ一年経って、「ミュージック・ステディ」別冊の中では入手困難だったVol.2のインタビュー集が手に入ったのは嬉しい偶然でしたね。
じゃ、行ってみよー。

・「THE ROCKERS ロックインタビュー集 ミュージック・ステディ 別冊 Vol.2」(ステディ出版)

 多分、この号は表紙しか見たことなかったはずなんですよね。
立ち読みした記憶も全くなかったので、今日届いて、ワクワクしながら封を開けました。
基本的にはグラビアページがまずあって、インタビューページに続く構成は一緒なんですけど、版型がちょっと大きめなので印象がちょっと違いますね。
巻末の案内によると、これが出た時期というのは「ミュージック・ステディ」の5号、つまり表紙がザ・モッズでムーンライダーズが徹底研究された頃みたいですね。
確か予告ではインタビュー集だけではなく、発売されてすぐに品切になったRCサクセションや大貫妙子さんの徹底研究を再録する計画もあったと記憶してます。
ただ、季刊誌→隔月誌へと短期間で発行形態が変化したこともあって、「ロック・ステディ」(「ミュージック・ステディ」の前身の音楽雑誌)から初期の「ミュージック・ステディ」からのインタビューを再録する形になっています。
特にYMO(細野晴臣さん)や山下達郎さんに加藤和彦さんのインタビューはブレイク前にされたものなのがより興味深い内容となっています。
佐野元春さんのインタビューは新生号に掲載されたものの再録されていて、写真は違いますが、これまた興味深い内容ですね。

 まー、ザ・ロッカーズの陣内孝則さんとザ・ルースターズの大江慎也さんの対談も含めて、とにかく素晴らしい内容です。
日本のロック、ポップスの流れにステディは大きな影響を与えた雑誌だと伊藤銀次さんが呟いたことを忘れられずにいますが、こうして振り返ると納得の内容です。

 2024年の目標としては「ミュージック・ステディ」用のアカウントを新しく作って、年代順に内容を整理し直して発表したいと考えております。
ムーンライダーズについての記事からまとめ始めたので、ちょっとわかりにくくなったと反省してますから。
まだまだ予定の段階ですが、当時編集に携わっていた方々に話を伺いたいとも考えていますから、いつ出来上がるか予想も立ちませんがとにかくやれることはやっていく予定です。

 ではまたー。

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