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堀江美都子 Original Song Early Days。

 昨日、3月8日は堀江美都子さんのお誕生日でした。1日遅れになりますが、誕生日おめでとうございます。
ということで、今日は堀江さんがオリジナル(ここではアニメーション・ソングではないという意味)・アルバムの初期3枚を紹介しますね。
ファースト・アルバム『EMOTION』とサード・アルバム『Ready MADONNA』は今年ようやく入手できたのでした(しかも、定価より安く)。

・堀江美都子『EMOTION』(CC-3597/コロムビア)
ファースト・アルバムの初CD化。1989年6月21日発売(オリジナルは1980年11月25日発売)。
画像をタップすると、アルバム収録曲「Hello Mr.Sunshine」を聴くことができます。

 聴き直してみると、『EMOTION』は歌がメチャクチャ上手いと思いますけど、シンガーとしての個性はちょっと弱いですね(生意気言ってすみません)。
小田裕一郎さん、長戸大幸さんにタリスマンの木村昇さんが主なソングライターで、ニュー・ミュージックっぽい仕上がりです。
はっきり言ってインパクトが強い曲がないので、1982年や1983年のライヴではこのアルバムの曲はほとんど演奏されなかった模様です。
シングル・カットされた楽曲がないこともその印象を強くさせてますね。
 
 ちなみに木村昇さんは元タリスマンのヴォーカルで、「ウルトラマン80」の主題歌や、アニメ「姿三四郎」の主題歌「シーズン」に「超人ロック」のイメージ・アルバムを制作しています。
それ以上に有名なのは、海援隊の「JODAN JODAN」を作曲したことでしょうね。
これは木村さんが海援隊のバックバンドにいたから実現したということらしいです。 

タリスマンはコロムビア所属で、アニメ・ソングなどを担当していたので、文芸部としても依頼しやすかったということなのでしょう。

・堀江美都子『IMAGE』(CC-4680/コロムビア)
1990年3月21日発売(オリジナルは1981年8月25日発売)。
画像をタップすると、収録曲「少しセンチメンタル」のライヴ映像を見ることができます。

 このアルバムからのシングル・カットは作詞竜真知子さん、作曲馬飼野康二さんの「ピュア・モーニング」でした。ラジオ用にイントロに堀江さんのナレーションが被さるヴァージョンがあった記憶がします。

このアルバムは夏発売ということもあってか、「少しセンチメンタル」や「二人の夏」という作詞神田広美さん、作曲穂口雄右さんコンビの作品はライヴでも披露された頻度が高いようです。
黒住憲五さんが作曲した「Bye-bye Boy」と「風色のダイアリー」が収録されていますから、実はシティ・ポップ・ファンにおすすめのアルバムですね。

・堀江美都子『Ready MADONNA』(COCC-6510/コロムビア)
1990年7月21日発売(オリジナルは1982年6月21日発売)。
画像をタップすると、収録曲「茅ヶ崎メモリー」(シングル・ヴァージョン)を聴くことができます。

 このアルバムは新田一郎さんプロデュース&全曲編曲で、これまでのアルバムとは違ってトータルティが出ている感じがしますね。
アルバムと同時発売でシングル「茅ヶ崎メモリー」がリリースされています。
この曲は新田一郎さん「サンライズ・サンセット」とラジオっ娘の「茅ヶ崎サンライズ」との競作で、3組合同の新曲発表会も茅ヶ崎で行われていますね。
新田一郎さん『クールが熱い/新田一郎一番』とLady Oh!『Lady Oh! First』はそれぞれが取り上げた曲に重複があったり、かなり興味深い内容となっています。

 堀江さんの『Ready MADONNA』に話を戻すと、原由子さんや斎藤誠さん、井上大輔さんに惣領泰則さんが楽曲提供しています。
岡田美智子さんは調べてみてもわからなかったので、皆さまからの情報お待ちしております。
これはプロデューサーの新田さん繋がりというのもあるんでしょうね。

このアルバムでは歌い方にかなり変化を付けているので、楽曲ごとの完成度はファーストやセカンド・アルバムより高いように思います。
このアルバムについては新田一郎さんとラジオっ娘(というか、Lady Oh!)のアルバムについてと、まとめて書く機会があればいいと考えております。

 堀江さんは現在も現役で新作を確実に発表していますから、ある程度作品が揃えばまた書いてみたいと考えております(先伸ばしばかりですみません)。
そして、何よりもお誕生日おめでとうございます!

 明日はネット通販で購入したものが到着する予定ですから、それについて書く予定です。
ま、到着しなかったら、全く別のことになってしまいますが。。

 それではまたー。

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