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今日の一枚~オフコース『JUNKTION』編。

 昨夜に限らず、痛みがおさまらない夜が時々あります。
そんな時は大好きなラジオ番組を聴いたり、好きなアーティストの音楽を聴いて眠くなるのを待ちます。
そんな中、大好きなバンドの珍しい音源を聴いてテンションが上がってしまうことが時々あるんですよ。
昨夜はそんな夜でした。
では行ってみよー。

・オフコース『JUNKTION』(TOCT-10776/東芝EMI)

 このアルバムを買ったのは1979年だから、まだ私が中学1年だった時なんですねー。
当時はベスト盤に入っている「潮の香り」と「秋の気配」が好き過ぎて、このアルバムには多分これ以上の曲はないだろうなと思ったから後回しにした感じでしたね。うーむ。

 それから長い年月が過ぎて、20世紀の終わり頃にオフコース好きな友達と出会ったんですね。しかもかなり強力な。
それからはCDを聴き直していくうちにまた彼らの音楽を再び好きになったというわけです。

 その時期、友達の影響もあってか、オフコースで好きなのはセカンドの『この道をゆけば』とこの『JUNKTION』を挙げるようになった私です。
『JUNKTION』は出だしの「JUNKTIONのテーマ」から「INVITATION」に移行したりするところとか、「思い出を盗んで」がとにかく好きでしたねー。

 オフコース関連の話題を自分のイベントや関わった方々の前で色々するようにもなったんですよ。
「思い出を盗んで」はその中でも人気曲だったのでした。
the Indigoの市川裕一さんがフェイバリットを挙げたり、ぱぱぼっくすのたるたにさとしさんによると、ぱぱぼっくすがカヴァーしたこともあったとか。
私の友達周辺でも人気曲でした、そういえば。
初期のオフコースといえば、小田和正さんがA面を担当して、鈴木康博さんがB面を担当していたんですよね。
「思い出を盗んで」は珍しく鈴木さんの「ロンド」がA面だったので、B面となってしまったわけです。

 『JUNKTION』は鈴木さん作品の数の多さが印象的ですし、アルバムには初参加の清水仁さんのベースも動いているのがまたいいんですよね。
松尾一彦さんもアルバム全編に参加したのはこのアルバムが初めてですね、そういえば。
大間ジローさん含めた5人編成の学園祭やツアーなどの手応えがあったからこそのアルバムだったと判断しています。

 昔、オフコースのイベント(諸々あってオフ会と名乗りましたが)のお手伝いをした時、武藤敏史さんに出ていただいて、『ワインの匂い』までで区切った形にしてしまい、それ以前書いた話をできなかったのは残念です。。

 現在の耳でオフコースのアルバムを聴いても素晴らしいと思える内容になっているのが興味深いですね。
リマスタリングされたCDを聴くと、その完成度の高さには納得する私です。

 オフィシャルなライヴ音源をもっと発表してほしいですね。
長年の付き合いだったチューリップのライヴ・ボックスを聴くと、オフコースのライヴ・ボックスも聴いてみたくなります。
ひとつ関係者の皆さまよろしくお願いします。

 ではまたー。

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