My Favorite Best Album～ヴァージンVS『ゴールデン・ベスト』編

　あがた森魚さんのライヴを初めて観た日から35年位経ってますが、さすがにヴァージンVS(1984年に解散)は再結成含めて観てないのです。
ヴァージンVSの発掘音源が発売されたばかりですし、明日にはインストア・イベントをやる予定もあるということで久しぶりにベスト盤を聴いてみました。

・ヴァージンVS『ゴールデン・ベスト』(UPCY-9963/ユニバーサルミュージック)

　ヴァージンVSのベスト盤というのは他にもありまして、バンド活動中に発売された『乗物デラックス』、あれはアニメ「街角のメルヘン」のサントラだったのかな？な解散してからの発売された『RADIO CITY FANTASY』、オリジナル・アルバムが初CD化の時(1989年)発売された『ヴァージンVS詩集』が存在します。
それぞれ思い入れがあるのですが、今日聴いたのは『ゴールデン・ベスト』でした。

　ヴァージンVSにはレコーディングしたものの当時は未発表となってしまった『羊ヶ丘デパートメントストア』というアルバムがありまして、雑誌「バラエティ」の鈴木慶一さんの連載対談にあがた森魚さんが登場したので、アルバムの発売を待っていたら中止になったのでした｡。
その後『RADIO CITY FANTASY』に数曲が収録されて、それらの曲があまりによかったので、なんとかならないかなー？と思っていたら、1987年に発売されたのでした。
あがたさんのアルバム『バンドネオンの豹』が内容的にも売上もよかったから、発売されたように思いますが、なぜか当時としては珍しいアナログ盤のみの発売だったのです。
発売が実家に戻っていた時期だったので、地元のレコード屋さんに予約したらCDは出ないと教えられてガッカリしたのを覚えています。

　それから2年経った1989年だったな？『羊ヶ丘デパートメントストア』を含むオリジナル・アルバムに『乗物デラックス』と新編集の『ヴァージンVS詩集』が発売されたのでした。
ちなみに私の部屋にあるヴァージンVSのCDは未だにこのシリーズです｡。

　その後、ヴァージンVSのCDは1500円にプライスダウンしたり、完全限定の紙ジャケット盤(ボーナス・トラック収録)が発売されたのでした。
紙ジャケット盤は無理やりでも買っておけばよかったな、と反省中です。

　話を『ゴールデン・ベスト』に戻しますと、あがた森魚さんのコメントとリマスターでお買い得商品ですよ。
現在はプライスダウン盤の入手は難しそうですが、通常プライス盤は入手可能な模様です。
いわゆるニューウェイヴの時期のバンドなんですが、時代を超えたよさがあるんですよね(勿論、あの時代だからな部分もありますが)。
あがた森魚さんファン以外の方々に聴いてほしい内容です。

　ではまたー。