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読書日記~水木一郎&Project Ichirou「アニキ魂」編。

 昨晩、水木一郎さんの訃報を知って、かなりショックを受けてしまったわけです。
その最大の理由は私が堀江美都子さんの大ファンで、水木一郎さんは堀江さんの活動の中で切り離せない存在だからなんですよ。

 堀江さん、水木さんにささきいさおさん、大杉久美子さん、ヒデ夕樹さんにアニメ色は強くないんですけど、町田義人さんの作品を聴いて育ったのは間違いないところです。
そうした作品のほとんどはコロムビアレコードからリリースされていて、堀江さんが歌った曲を集めていると、先ほど挙げた方々の曲も聴くことになったのでした。

・水木一郎&Project Ichirou「アニメ魂」(アスペクト)

 帯にある通り、まだこの本が発売された時点(2000年)では水木さんは50歳くらいだったんですね。
この本を入手してから、それなりに時間は経っていますが、今から22年前に出た本ということはちょっとした驚きです。

 この本の資料的な価値の高さはとにかく素晴らしいディスコグラフィーと水木さんの年表に表れていますね。
もちろん、水木さんのヒストリカル・インタビューも興味深い内容です。

 そして、色々な関係者による証言も素晴らしいですね。
アニメ・シンガーとして堀江さんと影山ヒロノブさんの対談、そして私も多大な影響を受けたラジオ番組のパーソナリティーだった関根勤さんと小堺一機さん。
関根さんと小堺さんの番組にゲスト出演したことが、アニメファン以外にも水木さんが評価された一因だったと分析しています。

 他にも京本政樹さん、小山田圭吾さん(!)、宮内洋さん神谷明さん、小倉智昭さんなど濃い顔ぶれに、スタッフサイドとしては平山享さん、菊池俊輔さん、渡辺宙明さんなどこれまた濃い顔ぶれが証言しているわけなんですよね。

 今朝、ワイドショーを見ていたら、水木さんは本当にギリギリまでステージに上がっていたんですよね。
生涯現役を貫いたその姿勢に感動してしまった私です。

 以前、7th Floorでジャック達がライヴをやった日にON AIRで水木さんがライヴをやっていて、偶然近くで水木さんの姿を拝見して胸が熱くなったことを思い出してしまいました。
実は水木さん単独のライヴを観たことはありませんが、何度かステージ上の水木さんを拝見していて本当によかったと実感した私です。。

 水木さん、お疲れ様でした。
水木さんの歌った作品はこれからも残りますし、ことあるごとに水木さんの話をしていきたいと思っております。
本当にありがとうございます。

 ではまたー。

 

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