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ありがとう〜震えるギター渡辺勝さん

 今日、昼過ぎにFacebookを眺めていたら、かなりショックな知らせがありました。
はちみつぱい〜アーリーストリングスバンドの渡辺勝さんが亡くなったそうなのです。
少し前に私が入院していた際、ひたすら何度も聴いたりはちみつぱいの1988年のライヴをCD化したもの、それと何度も読み返した宗像明将さんによる鈴木慶一さんのインタビュー本がありましたから、あまりにも衝撃だったのです。

・はちみつぱい『9th June 1988』

 はちみつぱいの名前は勿論知ってましたし、このライヴの前年1987年には彼ら唯一のアルバム『センチメンタル通り』を購入していたわけですから。
当然このライヴにも行ったりわけです。
この日が初めて斉藤哲夫さんや高田渡さん、山本浩美さんに渡辺勝さんを生で観た日だったのです。
人生においてかなり上位に入る位印象に残ったライヴであります。

 この次に渡辺勝さんを近くで観たのはNHK BSの「もっと過激にパラダイス」という番組の収録を観に行った時でした。
早川義夫さんが久々に人前で歌うということを知って、友達が誘ってくれたのでした。
早川さんと一緒に登場したのが渡辺勝さんでした。
早川さんが当時、南武線沿線で書店を経営していて、近くに住んでいたのが勝さんだった、と。
早川さんがディレクター時代、岡林信康さんや斉藤哲夫さんやのレコーディングに参加していたのかも勝さんだったということもあるんでしょうね。
その番組の司会は佐野史郎さんと寺田恵子さんだったかな。
収録後に友達が鈴木慶一さんに用事が鈴木あると取り次いでもらおうとお願いしたら、打ち上げに出ちゃいなと誘われたんですよ。
友達と一緒に打ち上げに出ちゃったわけです。
早川さんと勝さんは静かに参加していて、勝さんとはちょっとだけ話したのでした。
なかなか貴重な体験ですね。

 その後、早川さんがライヴ活動を再開されて、勝さんは引き続き参加したのでした。
メンバーを紹介する時は「いつか」という曲で、早川さんが勝さんを紹介する時のフレーズが「震えるギター」だったのでした。懐かしい。

 CDやDVDの中に勝さんはずっと残っているわけですから、ただ悲しんでいるそわけにはいかないかな?  
勝さんの作品や空気はそこに残っているわけですよね。
それこそ山本浩美さんやかしぶち哲郎さんも一緒に。
ありがとうございます。そして、これからも。

 ではまたー。

 

 

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