読書プラス音盤日記~杉真理編。
昨日、誕生日ということで取り上げたのが、佐野元春さんの2冊のムックだったので、今日は迷わず今日誕生日の杉真理さんに決めたと言いたいところですが、結構迷ってしまいました。
それは今日、3月14日は鈴木さえ子さんとチューリップの安部俊幸さんの誕生日でもあるからなんですね。
同じ誕生日でこれだけすごい顔ぶれというのは少なくて、8月26日がカーネーションの直枝政広さん、GRANDFATHERSの青山陽一さん、サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんというお三方の誕生日が浮かぶ程度ですかね。
二人ならまだ思い浮かぶ日がありそうですけど。。
実は買ったばかりのCDがあるということで、今日は杉真理さんについての記事とさせていただきます。
じゃ、行ってみよー。
・杉真理&フレンズ『THIS IS POP』(TKCA-74159/徳間ジャパン)
2015年発売のこのアルバム、実は昨年にようやく存在を知った私です。すいません、勉強不足で。
参加しているのはスターダスト・レビューの根本要さん、THE ALFEEの坂崎幸之助さん、EPOさん、安部恭弘さん、黒沢秀樹さん、松尾清憲さん、野田幹子さん、村田和人さん、伊藤銀次さん、須藤薫さんに遠藤響子さんが杉さんとの共同もしくは単独名義でクレジットされています。
各楽曲に参加した方々への杉さんのコメントがものすごく深くて感動的です。
ちなみに須藤薫さんはこのアルバムが発売された時点で既に亡くなっていましたし、村田さんもこのアルバムがリリースされた翌年に亡くなられたことを付け加えておきます。。
・「レコード・コレクターズ 2022年4月号」(ミュージックマガジン)
アルバム『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』の40周年記念盤が発売されるということで特集されたのですが、この10年前、つまり30周年記念盤が発売された時(「レコード・コレクターズ 2012年4月号)には杉さん、佐野さんと大瀧詠一さんとの鼎談が掲載されたことを考えるとちょっと複雑な気分になってしまう私です。
2012年4月号の鼎談を読むと、ナイアガラ・トライアングルVOL.2までの人間関係や杉さんと佐野さんの決めた理由などかなり詳細に大瀧さんから語られていて必読の内容なんですが、10年後のこの号では五十嵐浩晃さんと杉さんの関係~大瀧さんとの初仕事や大瀧さんのプロデューサーとしての仕事ぶりなど、これまた必読の内容ですよ。
・「月刊ミュージック・ステディ 別冊Vol.5 FILE」(ステディ出版)
私がことあるごとに取り上げる「ミュージック・ステディ」や「ミュージック・ステディ」の別冊ですね。言うまでもなく必読の内容です。
なんたって、佐野元春さん、浜田省吾さん、杉真理さんに伊藤銀次さんのMUSICIAN FILE・徹底研究をまとめた本ですから。
各々のMUSICIAN FILE・徹底研究について雑誌掲載時より追加取材されていますし、杉さんに関しては楽曲「Key Station」関連のインタビューが更に載っているわけです。
元々、この本自体が「Key Station」にインスパイアされて制作されたものということですから、より読みどころが多いのでした。
杉さんのレッドストライプスから発売時の1985年までの歴史が語られているのはかなり珍しいと強調しておきます。
が、今年中には杉さんの本の出版予定があるとか。
今から首を長くして発売を待ち望んでいる私です。
それに以前書いた杉さんのサマーソング5曲を選んだ記事を見つけたので、リンクを貼っておきます。
杉さんのサマーソング以外にも個人的に大好きな路線、SFにインスパイアされた曲などいつか取り上げたいですね。
あと、杉さんの個人的思い出をひとつ。
私が井の頭線でアパートに帰ろうとしたら本を唸りながら読んでいる人がいて、「変な人だな」と思って、顔を覗き見したら杉さんだったという。。
杉さんがコーラス・アレンジをした来生たかおさんのアルバムとかまだまだいくらでも語ることできそうですが、今日はこの辺にしときますか。
本が出た時にまた杉さん話をたっぷりとさせてください。
最後に杉真理さん、鈴木さえ子さん、そして安部俊幸さん、3/14生まれの皆さま、誕生日おめでとうございます。
ではまたー。