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読書日記~「ミュージック・ステディ 1985年12月号」そして、松尾清憲さんのポリドール時代のバッキング・メンバー編

 昨夜、久しぶりに松尾清憲さん「ムーンライト・ランデヴー」のライヴ映像を見てしまって、演奏メンバーを完璧な形で知りたくなったのですよ。
この号にはライヴの告知とサポート・メンバーが載っていることを覚えていたので、引っ張り出してみました。

・松尾清憲「ムーンライト・ランデヴー」 1985年12月10日 日本青年館

 アルバム『Help! Help! Help!』の発売記念ライヴからの映像ですね。
ちなみにこの日の模様はTBSラジオ「サーブ&スノウ」でも放送されています。
放送されたのは「僕等のハックルベリーフィン」だったかな?
パーソナリティーの松宮一彦さんは松尾さんのファンだったので、会場にいらしていたとか。

 1985年ということでプロモーターはフェスティバルですね。翌年には松尾さんやムーンライダーズ関係はディスク・ガレージに変わりましたが。
ポリドール時代の松尾さんバンドはベースはポータブル・ロックからの中原信雄さんと元ピチカート・ファイヴの宮田繁男さん(中原さんと宮田さんがコンビを組む回数が多かったので、ピチカートの『カップルズ』のレコーディングに中原さんが参加することになったとか)はほぼ参加されていて、この日は白井良明スーパーバンド名義での出演です。
ギターは白井さんと米良治彦さん、キーボードはエキゾティックスの西平彰さんと深沢順さん、トランペットはムーンライダーズの武川雅寛さん、トロンボーンは後にティポグラフィカに加入する松本治さんという顔ぶれでした。
この日は映像が残っていて、ポリドール・レコードのビデオ・コンサートで流されたことがあります。

 この翌年にはライヴハウスツアーがありまして、ギターは白井さんとエキゾティックスの柴山和彦さん、キーボードは西平さん、ベースは中原さんにドラムスは宮田さんでした。
この面子でアルバム『NO THANK YOU』のレコーディングに突入するわけです。

 ちなみにアルバム『NO THANK YOU』の発売記念ライヴ(になるはずだったけど、発売延期のため発売前の公演に)は1987年3月17日、会場は同じく日本青年館で行われました。
その時は柴山和彦さんの代わりに見良津健雄さんがギターで参加しました。
白井さんはヴォコーダー・プラス(だと思う)をセッティングして、「雨のチャイナタウン」や「愚かな女」で使用してましたね。

 この日、白井さんと見良津さんはギターのネックでフラフープを回したりしてました。
固定カメラでの映像が残っているのをとあるイベントで見た記憶がありますね。

 1987年には渋谷LIVE INNで松尾さんはマンスリーライヴを開催し、その時も中原さんと宮田さんはレギュラー参加しました。
キーボードに宮原圭太さんとカーネーションの直枝政太郎さんもレギュラーでギターは固定メンバーではなかったと記憶してます。
ゲストは10月が白井良明さん、11月は杉真理さん(BOX結成の時期だったので、会場には小室和之さんと田上正和さんの姿が)、12月には鈴木慶一さん、鈴木さえ子さん、一色進さんにケラさん、岩田麻里さんと有頂天(ケラさん以外)でした。
ナゴムギャルを初めて生で見たのはこの日だったなー、と。

 1988年以降の松尾さんのソロ・ライヴは4月にエッグマンでやった程度(ゲストは杉真理さんで「風のBad Girl」を演奏したような)で、それ以降はBOXが活動の中心になっていった記憶があります。

 今回は松尾さんのバッキング・メンバー中心になってしまいましたが、PINKとBOØWYの対談など面白い記事が色々あるので、近いうちに取り上げたいと考えております。お楽しみに。

 




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