今日の一枚~大島弓子Ⅰ『綿の国星』編。
昨日、鈴木マツヲでインストア・イベント、トーク&サイン会なのかな?があったというで、ムーンライダーズのCDが入ったケースを漁っていたら久しぶりに出てきました、このCDが。
オリジナルのアナログ盤で発売されたのが1980年だったんですけど、ほぼリアルタイムで買ってますね。
それは日本のロック、ポップスで発売されたアルバムがほとんど載ったリストが週刊FMの別冊があってムーンライダーズの欄にこのアルバムがあったわけです。
当時は大島弓子さんの名前程度しか知らなかったので、少女マンガに詳しいHくん(彼に雑誌「アニメージュ」や「バラエティ」を教えてもらったのでした)に相談して買うべきか?買わずべきか?話した記憶力があります。「絶対買え」の一言で近くのレコード店です注文しました。
で翌日入荷してHくん宅で一緒に聴いたのでした。
まだまだ続きますが、行ってみよー。
・大島弓子Ⅰ『綿の国星』(CHOP D-054/VIVID SOUNDS)
Hくん宅(レコード店さんからメチャクチャ近かったという)に行ってレコード袋から出したら、ムーンライダーズのメンバー以外やなVOCALとして松尾清憲さんの名前があったんですよ。
ちなみにバンドのシネマはデビューしてたはず?でして、まだアルバムは発売前だったから、私にとって、松尾さんもシネマも謎の存在だった時期ですね。。
1曲目の「ねむれない夜」がとにかくカッコよかったのでした。
ただ、植物の名前を繋げた歌詞はちょっと奇妙に思えたんですが、2人で興奮したのを覚えています。
A面の最後に入っている「海にいるのは」だったんですが、この曲も盛り上がりましたねー。
私がムーンライダーズの前に好きだったバンドの雰囲気があったり、原作好きにはたまらない歌詞だったこともあって、これまた2人で盛り上がった曲です。
もう1曲盛り上がったのはタイトル曲の「綿の国星」です。
Hくん宅のステレオでカセットテープにダビングしながら聴いたので、私は帰宅してからまた聴いたわけです。。
この松尾清憲って人、癖が強い声だはーというのが第一印象でしたね。
やっぱり鈴木慶一さんの方が好きだなと話したような記憶力がかすかにあります。
Hくん、そうだよね?
その後、シネマの曲が宮崎美子さんのCMに使われたこともあって、アルバムとシングルを買ったのでした。
松尾清祝という名前と顔が一致したのはその時です。1981年冬のお話。
実はHくんとは中学を卒業して、別々の高校に通うようになって疎遠になってしまうのが私の悪いところ。
CD化は1998年だったかな?
リアルタイムでは買ってなかったはず。とある理由でムーンライダーズ熱が下がっていた時期だったはず。。
ムーンライダーズに対して一歩引いた視線を持っているのはこの時期があるからでした。
今でもその部分は持ち続けているんです、実は。
『綿の国星」を紙ジャケット化する計画は何度もあったはずで、実現しなかった理由のひとつは『綿の国星」のイメージ・アルバムとリチャード・クレイダーマンのサウンド・トラックとの2枚組がカタログ上に残っていたからなんですね。
在庫がなくなってからも廃盤にならなくて、新規格で発売できなかったというわけなんですよ。残念。
本来なら鈴木マツヲの新作と再発されたら美しい作品だと思いますがいかがでしょうか?
松尾さん関連は入手困難な作品が多いので、ひとつよろしく。
ちなみに鈴木マツヲのアルバム取り上げるのはもうちょい待ってください。
ではまたー。